Skypeで新しい電話環境(その2)

2006.06.20

昨日のSkypeの話の続きをしましょう。

前回、Skypeを導入するメリットとして挙げたのは下記の通りでした。

・固定費および通話代が安い
・場所に依存しない
・コンピューターとの親和性が高い

 通信費に関しては、当社の例で言えばSkypeOutの料金はだいたい1ヶ月5,000円程度でした。また、スタッフは事務所だけでなく他の場所にもおり、電話を受けるという意味においては何ら変わらずに行なうことができています。ここではコンピューターと書きましたが当社のメインマシンはそれぞれMacですので、Macとの親和性が高いと言えます。やはりコンタクトリストが簡単に作れて、ダブルクリックするだけで電話をかけられるというのは楽です。

さて、そろそろデメリットも書いておきましょう。

・つながらないときがある
 どういう組み合わせでつながらないのかは現状不明ですが、場合によってつながらない時があるようです。たいてい時間をずらすとつながるのでサーバーの問題なのかもしれません。これが一番大問題です。

・音質が多少落ちる
 マシンやネットワーク環境にもよると思いますが、一般加入電話と比べると音質は落ちます。特にSkypeOutは日本に限らずどこにでもかけられるということで、どういう経路でつながっているのか詳しいことはわかりませんがディレイも多い気がします。一般加入電話からかかってくるSkypeInについては日本のフュージョンコミュニケーションズがサービスを提供しており、SkypeOutに比べると音質も良くディレイもあまりありません。こちらは技術革新の激しい現在の状況から考えるとそれほど心配はしていません。

・保留/転送ができない
 一般的な会社の電話回線にはPBXという機械があり、着信した電話を回線に振り分けたり、保留して他の人に転送をしたりする機能を提供しています。Skypeは基本的にP2P技術ですので、1対1の会話だけを考えているため保留/転送という概念がありません。したがって、受けるのは空いている人ができるのですが、Aさんが着信を取り、「Bさんいますか?」と言われると少し困ってしまうのです…(汗)。当社がどう対応しているかは、ヒミツです(かけるとわかります)。ここらへんにビジネスチャンスがあるのかな、とも思っています。

細かいことをいえば、Mac版の開発が遅れている(ちなみにUniversal Binary版にはなっています)とか、「インターネット経由でおつなぎします」という不要な音声メッセージが流れるとか、会社名義で契約できないとか、いくつかありますが、新しい技術を積極的に使っていきたいという気持ちもあり、またスタッフが遠隔地で働けるというのは非常に大きなメリットになり得ると判断したためSkype導入に踏み切りました。まだまだ問題も多いですが、暖かい目で見守ってください(笑)。

なお、Skypeをお使いの方がいらっしゃいましたら、trinityincというIDにコンタクトしていただければ無料で通話できますのでお待ちしております。

それでは、今日のところはここらへんで。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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