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Nike+iPodのチカラ

投稿者: ほっしぃ 日時: 31日(火) 18:30

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去る10月28日にNike+iPod Sport kit体験デモが開催されました。私は大阪出張中だったため、アップルストア心斎橋で参加しました。実はこのアップルストア心斎橋から御堂筋という道を挟んで向かい側にNike OsakaというNike Storeが今年にオープンしており、両方同時にNike+iPod体験デモを行なっていました。

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入り口付近でイベントをしていたのですが、外に人がたくさん溜まるくらい盛況でした。なぜか、Nike Storeの方がスペースもスタッフも多くいて盛り上げていましたが...。ちなみに、上記写真で走っているのは私の友人で、「今日はどれくらい走りますか?」という質問に「10km」と答えて司会の人をビビらせていた強者です(笑)。普段は当社のMarware SportSuit Runaboutの下側(Dockのところ)を切り抜いてNike+レシーバーを接続して走っているそうです。体験コーナーでもRunaboutを使用しようとしてスタッフの人に「他社製品はちょっと...」と止められていました(汗)。友人のささやかなる応援に感謝しつつ、SportSuit Relayが発売されたらプレゼントしようと思いました。

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さて、先日Marware SportSuit Sensor+SportSuit Relay発表したのですが、この反響がとても大きくNike+iPodのチカラを感じました。

当社のウェブサイトのアクセス数が5倍以上になり、問い合わせもとても増えました。ニュースサイト系でも多く取り上げていただいたようで、普段読んでいるメールマガジンなどにも掲載されているとなんだか嬉しくなりますね。

SportSuit Sensor+の質問で多かったのは「Nike+対応シューズでなくても正しく計測できるのでしょうか?」または「うまく計測できないという話がウェブ上にあがっています」というものでした。どれくらいの誤差になるのか正確な計測をしているわけではありませんが、実体験としてSensor+を使用する前と後で同じコースを走った感じではほとんど誤差は感じられませんでした。

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なお、かなり誤差が生じるという場合には上記の写真のように正しい方向に装着しているかを確認していただくと良いと思います。上記写真の見たままに入れておかないと、正しく計測できないことは経験済みです。今お持ちの方は直輸入モノだと思いますので、中の説明を読んでいただいた方が良いと思います。

日本ではもうすぐ発売(ホントにもうすぐです)ですが、アメリカ市場ではもうかなり前から販売していて、正しく計測できないという報告は来ていないので問題ないという認識でいます。

また、SportSuit Relayの方ですが、ウェブページの説明ではiPod nano(2nd)という表記を多用していますが、実際にはiPod nano(1st)にも対応していますので、ご安心ください。

人気のシリコンケースに、カラバリ登場

投稿者: ほっしぃ 日時: 30日(月) 16:26

先週木曜日から日曜日まで大阪出張に行っていました。出張に行くと、昼も夜もいろいろと詰まっていて、なかなかウェブログの更新がままならずに少し間が空いてしまいました。しかし、出張中にもスケジュールは進行するため、新製品の発表を行ないました。

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iPod nano(2nd)用シリコンケースにカラーバリエーションを追加しました。iPod nano(2nd)のカラーに合わせてブラック・ブルー・ピンク・グリーンの4色となります。まだ製品開発ストーリーも終わっていないのに次の製品が出てきてしまって、ちょっぴり焦っています(笑)。

詳しくは製品開発ストーリーの方に書きたいと思っていますが、元々はカラバリを作る予定はなかったのですが、クリアだけだとどうしてもブラックが弱いこと、また意外とカラーを望む声が多かったことから決断しました。だんだんと他のメーカーからもシリコンケースが発売されてきているので激戦区ではありますが、価格、デザイン、そしてアンチダストコーティングと高級感のある手触りなど、製品としては自信のあるものなので、是非とも店頭でご覧の上、ご購入ください。決して損はさせないと自負しております。

早く、開発ストーリーを進めなければいけません...まだ台湾に行ってませんから...。

秋のスポーツシーズン向け製品続々登場

投稿者: ほっしぃ 日時: 26日(木) 23:38

前々から情報をちょこちょこと小出しにしていたので、あまり「発表」という衝撃的な漢字ではありませんが、これからのスポーツの秋に最適な製品をリリースしました。

SportSuit Runabout

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このRunabout(ランアバウト)は古くはiPod miniの頃からあり、いわゆるアームバンドではなくてリストバンドで使い勝手が良いということで好評のモデルです。アームバンドタイプだとスポーツ中にiPod nanoの画面を見るのが困難ですし、操作もすることができません。でも、実際にスポーツをしているとプレイリストを変えたり、iPod nanoを操作したいと思うことはしばしばあります。Runaboutのようにリストバンド型だと時計のように見たり操作したりが可能なため、操作性は非常に高いのです。そして、どうしてもアームバンドという方にはリストバンドを延長してアームバンドにもできるようになっているため、どちらの形でも使うことができます。

SportSuit Sensor+

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実はこのSensor+(センサープラス)は若干禁じ手の製品ではあります(笑)。日本では10/28から発売開始のNike+iPod Sport kitをNike以外のシューズでも使えるようにするセンサーホルダーで、AppleとNikeのマーケティングを裏切る形になってしまうからです。ただ、そうはいっても、iPod nanoを使って楽しくスポーツをしたい、でもお気に入りのシューズはNikeではない、という方もたくさんいらっしゃると思います。そんな方にお薦めなのがSensor+で、Nike+iPodのセンサーをシューズの靴紐にホールドできる製品で、Nike以外のシューズでまったく問題なく使用することができます。ちなみに「Nike以外」と書いていますが、NikeでもNike+に対応していないシューズを使いたいという場合にはこのSensor+が役に立ちます。実際に私はアシックスのシューズでNike+iPodを使ってランニングを楽しんでいます。

SportSuit Relay

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SportSuit Relay(リレイ)は、前述のRunaboutとSensor+をバンドルしたスポーツキットと言えます。唯一、Runaboutと違うところは、リストバンドの方にNike+iPodレシーバーを収納できるスペースがあるということです。Relayを使えば、Nike+iPodをNike+対応のシューズ以外でリストバンドと共に万全のスタイルでスポーツをすることができます。

以上、発売は11月上旬ですが、スポーツの秋を満喫するための製品の紹介でした。なお、近いうちにもうひとつ、スポーツ向けの製品を発表しますので乞うご期待。

アマゾンに次世代DVDコーナー登場

投稿者: ほっしぃ 日時: 25日(水) 11:56

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HD DVDプレーヤーを購入したのは良いけれど、その能力を余すところなく発揮させるにはやはりHD DVDソフトが欠かせないのですが(でないとHD DVDプレーヤーの意味はないですし)、なかなかHD DVDやBlu-rayといった次世代DVDのソフトを一覧して購入することができずにいました。家電量販店などに足を運んでもHD DVDコーナーを作っているところはわずかで、あったとしても品揃えが少なく、満足して買い物をできる状況ではありませんでした。

そこでオンライン通販大手のアマゾンが乗り出してきたというのは非常に大きな出来事でした。実はこれまでもアマゾンではHD DVDの販売はされていたのですが、ひっそりといった感じで、品揃えも少なかったためあまり利用していませんでしたが、これからは入手が楽になりそうです。

売るための土台はだんだんと構築されてきているので、あとはコンテンツ制作会社にがんばってもらうしかありません。もうDVDの画質には戻れない身としては、なんとかコンテンツを増やしていって欲しいところです。

[アマゾン 次世代DVDコーナー]

もうすぐNike+iPod上陸

投稿者: ほっしぃ 日時: 24日(火) 12:48

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すっかりと涼しくなり、夜などは少し寒いくらいの季節になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか? 我々の仕事の大半はMacの前に座っての作業で、あまり外に出て季節を感じたり、運動をしたりすることがないのです。少しは運動をして体力をつけなければと思い、友人からNike+iPod Sport kitを借り受けて「たまに」走っています。まだ日本では販売が開始されていなかったので「直輸入モノ」ですので、まっとうな人生をお送りになっている堅気の皆々様は10/28からの正式発売をお待ちください。

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さて、Nike+iPodを使い始めた頃はまだウェブサイトも英語のみだったのですが、現在は日本語になり着々と準備が進んでいるようです。そして、先日とうとう上記のようなアップデートがありました。「Nike + iPodボイスキット」と書かれていますが、これにはピンときました。

Nike+iPodを使っていると走っている途中で、消費カロリーやあとどれくらいで目標に達成するかなどの案内を音声で教えてくれます。男性と女性を選べるのですが、これまではどちらも英語での案内だったのですが、日本語版が発売される時にはこれが日本語になるのかなぁと話していたのですが、どうもそれが現実になったようです。ただ、惜しむらくは、有名な声優なり俳優に担当して欲しかった。もしかしたら、私が知らないだけかもしれませんが、聞き覚えのある声ではありません。これが、ラムちゃんの声(古いですか?)で「100カロリー消費だっちゃ!」とか言ってくれると、走るスピードも0.1 km/hくらい早くなると思うのですが...。

とはいえ、スポーツを楽しくさせてくれるNike+iPodはとってもお勧め製品ですので、ぜひ一度お試しください。10/28にはアップルストアにて体験イベントも開催されるようなので見に行くと楽しいかもしれません。

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さて、肝心のNike+iPod関連製品ですが、近日中にMarware SportSuit Sensor+とSportSuit Relayを発表をします。これでよりNike+iPodが楽しめるようになります。もちろん、私も普段はこのRelayを使用して走っています(たまに)。

どんなお得なことを期待しますか?

投稿者: ほっしぃ 日時: 22日(日) 22:57

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当社オンラインストア「Trinity Online Store」(略してTOS)では、商品を購入していただいた方を対象に「会員登録のすすめ」があり、少なくない方々に登録をしていただいております。しかしながら、今日までなんらお得なことはありませんでした...。申し訳ありません...(汗)。

近いうちに何かやろう何かやろうと思いつつ、あまり良いアイディアも思いつかないままに時が流れてしまっていました。しかし、TOS(しっくり来ない...)をオープンしてはや半年。そろそろ何かやらなければ「何のために登録させたんじゃゴルァ!(もう古いですか?)」と怒られてしまいます。

というわけで、近いうちに何かやります!(近いうちに...)

さて、何かやるの「何か」をどうするかが大事なポイントです。今のところまったく思いついていません...(汗)。オンラインストア機能を借りているサーバー上では「ポイント制度」が使えるようになっていて、商品購入時にポイントが加算され、それを次回以降の購入に使用できるというものです。1ポイント1円となり、そのポイントのパーセンテージはこちらで決定できるため、50%に設定すればその分割引、ということになります。これはこれで悪くない案だと思いますので、安牌として取っておきたいと思います。

しかし、これだけではそれほど「面白い」訳ではありません。みなさんは、こういう会員登録にどんなことを期待しているのでしょうか? もしご要望があれば「前向きに検討した上で、善処するような方向で進めることもやぶさかではありません」ので、どしどしご応募ください。当社にある売るはずだったのが諸般の事情で売ることができなくなった製品サンプルなどというものがたくさんあるので、そういうものを無条件で添付する(押しつける?)というのはどうでしょうか? レアものグッズ好きの方にはたまりませんね。

多少冗談っぽく書いていますが、ご要望は親権に募集しています。ご要望がなく、面白いことが思いつかなければ、とりあえずポイントにします(笑)。それではたくさんのご意見をお待ちしております。

[製品開発ストーリー Vol.7] パッケージの大どんでん返し

投稿者: ほっしぃ 日時: 21日(土) 23:19

[製品開発ストーリー Vol.6] 予想外の数量と台湾行きのつづき...

パッケージの印刷が終わったということで、実際のブリスターパッケージに入れてもらい写真を撮ってもらって確認をしました。日本語のデータはたまに問題が起きる場合もありましたし、Illustratorのバージョンによってオリジナルと差違が出てきてしまうことがあるからです。

写真を見て愕然としました。

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今回、ブリスターパッケージを上記のイメージのように「自立」するタイプにしました。これは、価格が買いやすいものであるのと同時に、早い段階での出荷ができるということが前提で、iPod nano(2nd)の展示と共に購入してもらうべく、アクセサリーコーナーのフックだけでなく自立しての展示も可能にするためでした。

しかし、この「自立」のためにブリスターの形状が後ろの下側だけ出っ張る形になっていました。そして、パッケージデータを作成した段階ではこういう形になる予定ではなかったため、台紙をフルサイズで使ったデザインにしていたのです。

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つまり、表は問題ないのですが、裏面の下側、特に一番大事なお店で読み取りをするためのバーコード部分がそこにかぶっているためにスキャンすることができないのです。上が入稿したときのイメージですが、ちょうどバーコードの上あたりまで隠れてしまうのです。隠れるといっても透明のブリスターなので見えるので、当社の社名などはそのままでも良いのですが、バーコードが読み取れないというのは致命的なのです。

もともと、台紙のデザインはぎりぎりで入稿したもので、データ的に校正をしたときには気づいておらず、ようやく印刷が上がってきた状態で気づいたのでかなりヤバい状況。

なんとかなんとか頼み込んで修正データを大至急送るということで、印刷し直してもらうことにしました。向こう側でどのような対処をしたのかわかりませんが、最後に「なんとかやれる」という答えをもらったときには感動しました。

大至急、レイアウトを変更している間に内容に間違いがないか吟味しているところで、とんでもない大きな間違いを発見してしまいました。これもある意味バーコードよりも大事なところで間違いを犯していました。

前掲したパッケージデータの表面を見てください。「iPod nano Silicon Case」と書かれています。これ、実は「Silicone Case」となるのが正しいのです。「Silicon」という言葉も存在するのでスペルチェックにもかからなかったのでまったく見落としていたのですが、実際には「Silicone」なのです。自分でも正確を期すためにいろいろ調べてみましたが、実は「Silicon Case」としているところも結構多いんですよね...(汗)。他社はいざ知らず、輸入商社として活動している当社が、そしてオリジナル製品として製作しているものの名称を間違えるということは許されません。

しかし、本当に危ないところでした...。今回のブリスター形状によるデザイン変更がなければ、再度細かいところのチェックをすることもなく市場に投入していたでしょうから...。

というわけで、デザイナーK太郎氏に「すぐに修正をして!」とムリを言って作ってもらったのが下記のデザインで、これが最終データとなりました。ただし、もう一悶着あったのですが、それはまた時系列でご紹介します。

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[製品開発ストーリー Vol.6] 予想外の数量と台湾行き

投稿者: ほっしぃ 日時: 19日(木) 22:39

[製品開発ストーリー Vol.5] インパクトのある価格を実現のつづき...

税込980円という魅力的な価格を大きな目玉とし、なおかつ最短出荷を目指すということになりました。次は受注数見込みを作成しつつ生産計画を立てる段階です。この時点で仕様は決まり、パッケージ内容も決まっていたため、iPod周辺機器を取り扱っているお店に打診するための資料を作成しました。

この資料自体は一般の方向けではなく、バイヤーと呼ばれるお店の仕入れを担当している方向けのものなのでここでは公開できませんが、本製品の特長を列記し、またパッケージなどの訴求力も織り込んだ資料で、まだこの段階では現物が一切ない製品であるため、ビジュアルをAdobe Illustratorで作り込んだものでした。この資料には発売時期として「10月上旬」という形での記載をしました。これはまだ数量の確定をしていない中で確実な日付を書けなかったのと、まだJudyからサンプルの完成の目処だけしか教えられていなかったためです。

この資料と仲介を行なってくれた商社の多大なる努力のおかげで、製品として手元にないにもかかわらず、多くの受注見込みを取ることができました。具体的な数量をここで明示することは避けますが、ゼロが4個後ろに並ぶ数とだけ書いておきましょう。

正直に言うと、この計画当初にはおよそ5,000個くらいを予想していました。Judyにもだいたいそれくらいが最低ラインで発注するという話をしていたのですが、予想を多く上回る受注見込み数に気が引き締まる思いと共に、なんとしてでもどこよりも先に出荷できるようにしたいとの決意を固めました。この受注見込みの数も、どこよりも早く出荷するということが前提の数量ですので、遅れてしまってはその数量に影響が出てきてしまいます。

その後にサンプルが完成するのが27日頃だという知らせがありました。元々の予定では、それを大至急送ってもらってこちらで吟味し、修正した上で生産に取りかかるはずでしたが、そのやり取りに時間がかかることと、修正をその場で反映させることができないと考え、前述の決意もあったため、台湾のJudyのところに行きその場でサンプルを見ながら調整していくことにしました。

それを決めたのが9/22。Judyとの協議の末、9/28夕方に現地到着、9/29にサンプルの修正などを行ない、9/30に帰国というスケジュールを組みました。が、この日程が急だったためにうまく航空券が手配できず、10/1の朝6:40の飛行機で帰ってくるというものすごいスケジュールになってしまいました。

非常にタイトなスケジュールの中、初めての「もの作り」で不安もたくさんありましたが、自分自身の目で見て、その場で携わることが一番の解決方法だと信じていましたので、強行軍であってもがんばろうという気持ちは強くありました。

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iPod nano(2nd)ケース、たくさん入荷しました

投稿者: ほっしぃ 日時: 17日(火) 23:04

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当社オリジナルiPod nano(2nd)用シリコンケースですが、発売自体はもう一週間以上前から開始していたのですが、お店での販売数確保を最優先にしていたため当社オンラインストアではずっと「在庫切れ」でした。お店での数量も確保でき、本日たくさん入荷しましたので、お店に行くのが面倒くさい、オンラインでの買い物が好き、他を探すのが面倒くさい、ポイントは貯めたくない、商品が980円なのに送料が600円でも構わない、当社にカンパしたい、当社の納品書が見たい、何かおまけが付いてくるんじゃないか(付きませんが...)、という方はこちらからご購入ください。

[製品開発ストーリー Vol.5] インパクトのある価格を実現

投稿者: ほっしぃ 日時: 15日(日) 2:39

[製品開発ストーリー Vol.4] パッケージデザインの変遷のつづき...

パッケージデザインはこの後にさらに急転直下の出来事に遭遇するのですが、それはもう少し後の話になるので、なるべく時系列に沿った形で進めましょう。

製品自体は金型待ち、パッケージの入稿は終了。あとは納期と価格の決定を行なうためJudyと長い時間Skypeを使ってのやりとりをしました。通話することもあるのですが、基本的にはテキストチャットで、必要なときにカメラを使って見せながらのコミュニケーションを取りました。テキストベースにする意味は、文書としてログが残るところで、あとで見返したり、一応「証拠」として残るのが重要になる場合もあります。

さて、納期と価格ですが、これに密接してくるのがオーダー数です。オーダー数がわからなければ納期は算出できませんし、納期がわからなければオーダー数も見えません。オーダー数が見えなければコストという意味での価格はわからないのですが、実売価格がわからなければ受注見込み数量が決まりません。なんだか禅問答のようなのですが、このバランスの折り合いが難しいところです。特に当社では自社による製造は初めてなため経験則というものがありません。

まずは、Judyにはだいたいの予想オーダー数量をいくつか出し、そこから算出されるコストからだいたいの予想価格を算出します。細かいところは企業秘密になりますが、商品に対してかかる費用としてはだいたい下記のようなものがあります。

・コスト(原価=製造工場よりの出荷価格)
・運賃(製造工場から当社倉庫までの運賃)
・関税(台湾で製造された製品で、シリコンを素材に使用した保護カバーという区分では3.9%という関税が課されます)
・輸入消費税(消費税4%とそれに地方消費税25%)
・倉庫運用費用(入荷検査や出荷仕分けなど)
・国内送料(お店などへの納入にかかわる送料)

そしてもちろん、お店や流通会社へのマージンも考えなければなりません。当社は実店舗を持っていない輸入商社ですから、お店の場所を貸していただいたり、説明をしていただいたり、レジで現金を回収していただいたり、宣伝をしていただいたり、と多くのことを代行してやっていただいているので、マージンという考え方よりも手数料を支払っていると考えた方が良いと思っています。

さて、いろいろ計算すると普通に考えると市場価格が1,280円(税込)になりそうでした。これはこれでなんら悪くない価格だとは思いましたし、iPod nano(2nd)発売翌日に発表された最大手の商社も1,280円で発表していましたので無難ではあります。が、しかし、普通だと面白くないですし、記念すべき最初の製品でもあるのでできる限り多くのお店に置いて欲しいので、インパクトのある価格を付けようということで、多少無理して(笑)、980円(税込)という価格設定をしました。この製品に触れて、当社の存在を知っていただいたり、少しでも興味を持ってもらえることがあるとしたら、広告宣伝費として考えることもできます。

というわけで、980円(税込)に価格を設定したことにより、営業的うたい文句として「最短納期、最安値」ということを言えるようになりました。これがオーダー数に大きな影響を与えることになります。

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