iPhone用シリコンケースのこだわり(その3)

2008.07.27

投稿者 : ほっしぃ

その2からのつづき。

Package01.jpg

今回、iPhone用ということで、パッケージデザインを一新しました。これまでのiPodシリーズ向けSimplismパッケージはいわゆる「段ボール」素材を使用したもので、他のメーカーのパッケージと比べると一目瞭然で、作るのには非常に時間とお金がかかったのですが、それなりにアイキャッチとしてしっかり機能していたと思います。

ただ、ここだけの話(といっても同業他社、パートナー各社など多くの人が見ているようですが…)このパッケージはエンドユーザーのみなさまにはそれなりに評価いただいていたのですが、量販店を含む販社などにはあまり評判の良いものではありませんでした。それは、一般的な量販店に並ぶパッケージと違い、ひとつひとつが手作りのため統一感に欠けることと、「壊れやすい」というイメージがあったからだと思われます。

店頭でフックに並べた時に揃わない、というのは、デザインとしては意図通りだったのですが、お店からするとあまり良いことではなかったようです。統一された画一的なパッケージではなく、多少ラフでもそれぞれが異なっているパッケージにしたかったのですが、店頭での展示の都合もありますので、iPhoneを期に大胆に変更することに決めたのです。

ベースとしては、これまでのiPodシリーズパッケージの中でもひとつだけ異なるパッケージデザインだったCrystal Case for iPod touchのものをベースとしています。これは、エンドユーザーのみなさまにも、その他の方々にも比較的好評だったということもあり、高級感を維持しながらも他社との差別化を図れると考えたからです。

PET素材を使用し、リサイクルが容易であるというエコな面もしっかりと配慮しつつ、色を絞ってPET素材に直接印刷することで化粧品のパッケージのような高級感と透明感を併せ持つように作りました。この透明感を出すのに非常に苦労して、パッケージは何回も何回も作り直してようやく完成しました。実際に、最終的なOKが出たのは出荷する数日前で、いつも製品自体よりもパッケージの方が時間がかかってしまいます…。

7月11日のiPhone 3G発売日以降、量販店店頭を眺めてみてもしっかりと存在感を示すことができていると自負しています。是非ともお手にとってご覧ください。そして、願わくばレジまで持っていただけると嬉しいです…。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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