なかなかうまく見られなかったAppleスペシャルイベントですが、こちらのフラストレーションをよそに冒頭からiPhone 6が順当に発表されました。「大きさ以上に大きく進化」というキャッチコピーとはいえ、一番の変化は大きさかなと思います。私は以前からiPad miniに通話機能があればiPad miniをメインマシンにしても良いと思っていたので、「この進化」はとても歓迎したいところですし、128GBバージョンが出たので、今回は迷わずにiPhone 6 Plus（5.5インチ）の128GBシルバーを買うことにしました。

ところでまったく製品とは関係ないことで気になったことが。このスクリーンショットを見てもらうと分かりますが、iPhone 6をiPHONE 6と表記しているのです。これはずっと私が忌み嫌う非正規表現でiphoneとかi-phoneとか見るたびに嫌な気持ちになっていたのが、なんとAppleのサイトで見ることになるとは思いませんでした。ウェブ担当者が勝手にやっていることなのか、Appleとして正式にやっていることなのかは今のところ定かではないのですが、できれば止めて欲しいです。

今回は日本市場としては珍しく、iPhone 5sとiPhone 5cが継続販売され、iPhoneという意味では4つのラインナップになっています。私の予想では、低価格帯のiPhoneとしてiPhone 5cが値下げされて継続販売、iPhone 5sの座はiPhone 6 4.7インチが、その上でiPhone 6 5.5インチがくる3ラインナップだったので少し意外です。今までiPhone 5cもiPhone 5sも容量に寄れども2年契約で無料にしてきた日本のキャリアからの価格設定が気になるところです。

Apple Storeオンラインを見る限りはSIMフリーバージョンも同時に発売されるようなので、我々のようなアクセサリーメーカーは実機テストをするのに契約をしなくて済むのでありがたいです（ものすごく特殊な用途ですが）。