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Jawboneとの思い出「Vol.6 終わりの終わり」

投稿者: ほっしぃ 日時: 5日(日) 22:32

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Jawboneの破産のニュースをきっかけに、せっかくだから思い出を語ってみようと思い立って書き始めたものの、それなりにいろいろな出来事があって書いているうちに長くなりました。その間に、ニュースなどでも取り上げていただいて、輸入代理店としての裏話が面白いということでたくさんのアクセスをいただきました。Jawboneとの付き合いの長さから考えると、もっともっとたくさんの思い出があるのですが、それをすべて書き出しても意味がありませんので、今回は最終回として「終わりの終わり」で一区切りとしたいと思います。

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Jawboneとの思い出「Vol.5 終わりの始まり」

投稿者: ほっしぃ 日時: 17日(火) 23:47

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まず、このVol.5を始める前にしっかりとお伝えしたいことがあります。

この一連の記事を書いたことで、当社にJawboneについての何かをご期待いただいてご連絡いただく方がいらっしゃるようです。しかしながら、これから書くように当社理由ではないところですでに3年前以上に代理店業務を終了、移管しておりますので、現時点において当社にできる事はありません。大変申し訳ありませんが、購入された販売店、もしくはサポートまでご連絡いただくより他ありません。ご理解をよろしくお願いいたします。

さて、Jawbone UPの登場によって、Jawboneを取り巻く環境は大きく変わりました。それまでのハンズフリーヘッドセット、ワイヤレススピーカーもそれなりに知名度が上がる素晴らしい製品でしたが、Jawbone UPはそれらとは桁違いに売れましたし、有名になりました。本社の方では、莫大な資金を投入してハードウェアやソフトウェア、ビッグデータを使った大きなビジネスを拡げていきました。私が出会った頃には50名程度だった従業員も200人を超えるようになって、大きな大きな投資も受けるようになって会社の体制が変わっていきました。

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Jawboneとの思い出「Vol.4 驚きを超えた衝撃のUP登場」

投稿者: ほっしぃ 日時: 28日(木) 23:18

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前回、JAMBOXが驚きの製品だったと書きました。しかし、それはUPの登場と比べるとまだ驚くというレベルではありませんでした。まさに青天の霹靂と言っても良いほどの衝撃を受けました。初めて紹介をしてもらった時の興奮は、今でも忘れられません。

Jawboneのモーションセンサー内蔵リストバンド「UP™」を発売 | トリニティ株式会社

Jawboneの代理店としていろいろ製品を販売してきたのに、新製品についての初回に際してNDA(秘密保持契約)を別途させられて、最初は資料も渡してもらえませんでした。それだけ用意周到に準備をしてきたのだろうし、鮮烈のデビューをしたかったのだと思います。

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Jawboneとの思い出「Vol.3 驚きの新製品JAMBOX」

投稿者: ほっしぃ 日時: 22日(金) 14:30

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Jawboneのハンズフリーヘッドセットシリーズは、これまでのヘッドセットと比べれば大きなアドバンテージがいくつかあり、それなりに話題になりつつも、それでも価格の問題もあったり、日本の文化としてなかなか定着しないスタイルというのもあって、そこまで大きな大ヒットには結びつきませんでした。私自身としては、スマートフォンをスマートに使うには、ヘッドセットを使うべきだと思っていましたが、なかなかそれを上手く伝えられなかったのかもしれません。

そんな中、ハンズフリーヘッドセットのJawboneというブランドからいきなり出てきたのが、ワイヤレススピーカー「JAMBOX」です。この衝撃はかなり大きなものでした。最初にサンプルが送られてきた時に、「新しくBluetoothスピーカーを開発した」というのを聞いていました。ただ、これまでのBluetoothスピーカーのほとんどはいくつかのポイントでなかなか使用に耐えるものではありませんでした。それを見事に覆したのが、JAMBOXだったのです。サンプルを受け取ってテストしてみて、びっくりしたのを覚えています。

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時々、目に見えない力が働く時がある

投稿者: ほっしぃ 日時: 20日(水) 11:41

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そろそろ、いよいよ、ぼちぼち、ということもありJawboneについての記事を色々と書き始めたところ、これまでにはなかったバンドが切れるという事態に遭遇しました。冒頭のタイトルにかかるわけですが、たまにこういうときがありますね。iPhoneの買い換えで新しいのを予約した途端、現在使っているのが調子悪くなるとか、落として割れるとか、本当に周りでよく聞く話です。こういう現象から、人は人を超越した存在を認めるようになってくるのでしょうか。

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これまで数知れずJawbone UPが故障して交換してきましたが、だいたいはペアリングできなくなるとか充電できなくなるという症状でした。今回はバンドが切れるという、見方によってはとても不吉な状態で使うことができなくなりました。そして、さすがに会社の存続も危うい状態でサポートもまともに動いていない状況の今、さらに買い足すということはさすがにできないため、とうとうJawbone UPをGIVE UPすることにしました。ずっと気に入って使っていただけに、とても残念ですが仕方ありません。

最後ということで、処理をすることにしました。

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Jawboneとの思い出「Vol.2 ローカライズとビジョン」

投稿者: ほっしぃ 日時: 17日(日) 23:27

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前回、Jawbone製品との出会い、無謀とも言えるアタックが結果として日本展開をする際に、日本代理店を任せてもらえる結果になったという話をしました。

世界初のインテリジェンスBluetooth® ヘッドセットJAWBONE ICON™ を発売 | トリニティ株式会社

そして、晴れて日本でのデビューを果たしました。ここまでも結構紆余曲折がありました。まずは前回良いところとして一貫したブランディングという話を書いたと思います。しかし、それが言語の壁を乗り越えていくのは非常に難しく、ローカライズという作業が発生してきます。Jawboneは当初、英語のままでいこうということだったのですが、さすがに一般的に普及しているものでもなく、なおかつ特長を伝えなければ、すでに当時も安いハンズフリーヘッドセットはすでに存在していましたので、差別化ができません。

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結局、一部は日本語にしてもらう事を承認してもらったものの、いわゆる直訳しか認めてくれません。しかも、どこでどのように依頼したのか分かりませんが、我々日本に住む人間からすると「怪しい」と思える日本語を入れてくるのです。我々に任せてくれれば、ちゃんと直訳でなくても伝わる日本語を考え出して、パッケージなどの小さなスペースにも合うようにしていく、これが我々の役割のひとつでもあると思っていますが、これもなかなか許してくれません。

私は「ローカライゼーションとトランスレーションの違い」ということをよく話します。我々は単に翻訳(トランスレーション)するわけではなく、日本のマーケットに合うように現地化(ローカライゼーション)していくようにしていきたいと思っています。翻訳だけだと英語力だけで実施することができますが、現地化となると、製品自体を誰よりもよく知っていて、新規性、その良さ、市場での強みなどを鑑みて、適切な言葉を割り当てていくということが重要になります。

その時点で、私自身が日本において世界で一番Jawboneのことを知り、Jawboneのことを愛し、Jawboneを使っている人間だという自負がありましたので、絶対に良いローカライゼーションができるという自信がありましたので、長い長い長い間説得を続けていきました。

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ICONがデビューした時には実は、パッケージは英語のままでそこにステッカーを貼ることで展開をしていました。なので、まだまだ伝えたいことが全然伝わりません。そのため、販売のほとんどはオンラインが多かったのです。ブランドの知名度もありませんし、どこにアドバンテージがあるのか分かりませんから仕方ありません。

その後、Jawboneが成長してくるにあたり、外部からエグゼクティブが招聘されてきました。その人が日系の人で(日本語は喋れません)、日本にも理解があったり、当社に来て我々といろいろ話す上で、当社にある程度任かせても良いだろうということを社内で説得してくれたため、その後は非常にやりやすくなりました。彼はJawboneを去った後も、いろいろな話を持ってきてくれたりして、アメリカのスタートアップで日本にも展開したいという時にはまっさきに紹介してくれます。

さて、今回も長くなりそうなので、ひとつJawboneの良いところを紹介したいと思います。

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Jawboneとの思い出「Vol.1 出会いから、日本へ導くまで」

投稿者: ほっしぃ 日時: 10日(日) 23:30

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もうすぐではないかと言われ続けて、それでも決定的な瞬間には至っていなかったJawbone(ジョーボーン)がとうとう虫の息だということで、有名なベンチャー企業でかつ企業価値、投資金額が巨大だったところからいろいろな記事が出ています。

UP by Jawbone | Fitness trackers for a healthier you

活動量計「UP」のJawboneが会社清算。CEOらは新会社Jawbone Health Hubへ移行 - Engadget 日本版

瀧口範子のシリコンバレー通信 - 老舗企業の破綻が示す、ウエアラブル市場の競争激化:ITpro

ウェアラブルはオワコンなのか? Jawboneが倒産し、Fitbit, GoProも絶不調 | freshtrax | デザイン会社 btrax ブログ

それにしても、報道の通りにJawbone Health HubというところにCEO含めて従業員が移行して、負債だけを抱えてJawboneという会社の方を清算するというのは、いわゆる民事再生法のようなカタチで生き残っていくのだろうと思いますが、そこに未来があるのでしょうか。

さて、なぜJawboneの思い出という記事を書きたくなったのか。もしかすると、NuAnsNuAns NEOなどで当社のことを知った方はJawboneを日本に持ってきたのが当社だったということをご存じないかもしれません。私にとって、Jawboneの輸入販売は当社の11年における歴史の中でも、Simplismブランドの創設、NuAnsブランドの創設、NuAns NEOプロジェクトの次くらいに大きな出来事だったといえます。

世界初のインテリジェンスBluetooth® ヘッドセットJAWBONE ICON™ を発売 | トリニティ株式会社

2010年12月16日に日本における総代理店契約(日本での独占的販売権)を締結して、日本での最初の製品「ICON(アイコン)」を販売開始しました。ここに至るまでかなり多くの時間を費やしいろいろなストーリーがあったため、ここでJawboneへの追悼歌のつもりで始まりから終わりまでの思い出を書いてみようと思いました。

かなり長くなることが予想されるため、ちゃんと書き終われるか心配ではありますが、今は書きたいという衝動に駆られているため、一気に書いていってみたいと思います。

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Jawbone製品取扱い終了のお知らせ

投稿者: ほっしぃ 日時: 26日(水) 23:56

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Jawbone社製品の日本国内における輸入代理業務終了のお知らせ | トリニティ株式会社

今日はとても残念な日でした。上記ニュースの通り、当社ではJawboneブランドすべての製品の取扱いを終了いたしました。創業から8年が経過しようとする今、これまでもいくつかのブランドの取扱いを終了してきたことがありましたが、その中でも一番残念なブランドです。個人的な思い入れも強くありますし、製品自体も魅力に溢れているものが多く、私たちがこれからの成長を手伝うことができなくなるのは本当に残念です。

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UP by Jawbone再始動

投稿者: ほっしぃ 日時: 13日(木) 19:38

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昨年の4月発売以来、ずっと需要に対して供給が追いつかず、販売店などに多大なるご迷惑をおかけした【JAWBONE】ライフログリストバンド アップ [UP by JAWBONE]が、とうとう在庫も回復してきて予約も含めて販売を再開する運びとなりました。当面は、オニキス(ブラック)とブルーの展開となりますが、それでもほとんどどのサイズでもすぐに手に入るようになりました。

発売時に長く待ちすぎて諦めてしまった方も、2014年の初頭に再度検討していただければと思います。

「UP by JAWBONE」予約販売再開について | トリニティ株式会社

いまだかつて無い、スピーカーのスペックアップがBIG JAMBOXに降臨

投稿者: ほっしぃ 日時: 11日(火) 19:16

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Jawboneの思想としてハードウェアだけを作るのではなく、ソフトウェアやサービスと連携することでよりよいライフスタイルを提供できるということがあり、スピーカーであってもソフトウェアアップデートで機能が向上したり使い勝手が良くなるということをスマートスピーカー称して続けているという話を、MINI JAMBOXのアップデートと併せて紹介しました。もちろん、スピーカーとしてデザインにもこだわり、ものづくりとしての限界に挑みながら、音質も追求していくという基本的なところは押さえつつ、さらに進化していくわけです。

その話を書いていて思いだしたことがあります。

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