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私たちがテストした現在あるiPadケースについて
※オリジナル記事へのリンク(英語)
iLounge編集長
Jeremy Horwitz
2010年4月12日
読者の方からこれまでに私たちが紹介した現在あるiPadケースのラインナップでについての意見を求めるメールをたくさんいただいた。現在、私たちは多くのことに取り組んでいる最中なので、簡単になぜ私たちが気に入っているのか、何がお薦めでお薦めでないのかなどを含め全体を見渡した感想を述べることで回答としたい。こちらがiPad Caseのギャラリーの完全版。
「ゴム製とプラスチック製のケース」iPadケースの開発者はこの2ヶ月明らかに不利な立場の中で製造に励んでいた。なぜならAppleが誰にも、正確にはほとんど誰にも寸法入りの図などをために提供しなかったため、ゴム製やプラスチック製のケースの正確なフィッティングができなかったのだ。いくつかの会社は知識や経験に基づいて見当をつけて、それはとても正確だったようだ。MacallyのMetroIpad(もともとはMetroLinkと呼ばれていた)はきっと一番出来が良い、ボタン保護のための過度の突起を除いては。その次はIncipioのDermashotで、ゴム製のケースはほぼすばらしい出来である、柔らかめの正面のゴム枠以外は。IncaseのGripは正面が良い、けれど分厚
い感じがあり価格も高いのにスクリーン保護フィルム無しだ。しかし、プラスチックスタンドが入っていることは評価される。
その他のいくつかのものは要改善だ。Griffinの柔らかすぎるFlexGrip、Hard Candyの固いSleek SkinやStreet Skin、Macallyのべっとりした感じのMsuitpad、背面のプレートだけのMetrob, BelikinのGrip Vueなどだ。Grip Vueについては大きな問題はないのだが、光沢のあるプラスチックで50ドルもするのだ。対照的に、SimplismのSilicone Case Setはもう少しお求めやすく30ドルで、色も豊富である。少しダラッとした感があるが他の点では悪くない。
「スクリーン保護」IncipioのAnti-Glare Screen Protectorsは非常に良い。それらはiPadの汚れを取り除く訳ではないが反射を押さえる。Anti-glare filmの高品質のものはiPadユーザーの間でヒット商品になるだろう。
「スリーブと二つ折り」過去3年くらい言い続けていることであるが、繰り返すことにする。私たちはスリーブと大きな開きの付いたものは嫌いなのだ。それらはiPod用のもの時から邪魔で、その後のタッチスクリーンのあるiPodやiPhoneはもっと邪魔だった。iPadにいたっては、もしきちんとデザインされなければ完全に馬鹿げたものになる。驚くことにAppleが出したiPad Caseはほこりの付きやすい安っぽい生地で、開ける手間のかかる開きがついており、AppleのDockとも合わない。直立させて使えること以外、全体的に敗者なケースだ。
唯一なんとなく好きと言えるiPad用のスリーブはBooqのBoa Skin XS、IncaseのConvertible Book JacketやVajaのRetro Slim Jacketである。機能ではなく見た目が気に入っただけなのだが。Incaseのデザインは他社のものより良い。なぜならスタンドが付いているからだ。また、Hard CandyのBubble Sleeveをいろんな人にみせると常に良い評判だが、50ドルもするのにこれだけかという気もする。もっと良いスリーブ以外のケースが出てくるのを待っている人にはKensington Reversible Sleeveが10ドルで安くてシンプルで良い。
まずはiPad Caseギャラリーを見てほしい。私たちがiPad Caseギャラリーのページを作った理由はほかでもなく、ケースは好みがあるので、一人の意見が他の人の意見と同じではないからだ。たいした機能性がないのにかっこ良かったりもする。とにかく、SpeckのPixelShield、GriffinのJumper、BelkinのMax Sleeveなども好きずきだろう。もし今欲しいものが見つけられなくても、コレクションは時間が経つごとに増えるだろう。もう少し待ってみればもっとオプションが増え、さらに良いものが見つかる場合もあるだろう。
★
iPadアクセサリーのレビュー用製品が続々とiLoungeに届いているようで、まだ詳細なレビューを書くにはいたっていないようですが、全体的な印象をまとめて書いてあったので抄訳として掲載してみました。比較的辛口の内容ですが、ケースの最低限のクォリティ、機能性、コストパフォーマンス以外の所は「十人十色」であるということも最後に書いてあるので、そういう意味では、このJeremy氏の好き嫌いを語っているということになりますが、これほどたくさんのアクセサリーを見てきている人もあまりいないと思うので、かなり参考になります。
ちなみに、Simplismについては他社の製品が高いということに触れた後に「対照的に、SimplismのSilicone Case Setはもう少しお求めやすく30ドルで、色も豊富である。少しダラッとした感があるが他の点では悪くない。」というくらいの触れられ方で、あまり目立った存在というわけではないようです。
全体的にSimplismはその名の通りシンプルさの中に少しの工夫を入れているのですが、それが故にデザイン性という意味ではそれほど突出するわけでもないので、なかなかレビューでは高評価をもらうことができず、いわゆる平均点な場合が多いです。しかし、それはそういうポリシーで作っているので仕方ありません。
それもあって、Fingeristのような面白い製品も作ってみたくなったわけです。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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