全国各地のAUGMの中でも最大級の人数を誇るのが、AUGM東京です。ユーザーによるユーザーのユーザーのためのイベント、というよりはもっと大きな枠でのイベントではありますが、それでもAppleユーザーがどんどん拡がっている中で、このようなイベントで普段は見られない情報に触れたり、メーカーの人間と話したりするような機会はとても重要だ考えています。これは私たちメーカー側にとってもそうですし、自分が1ユーザーとして考えた時にも、作っている人と直接話したり、顔が見えたり、プレゼンテーションを見て、ソフトウェアなどの機能を知ったりと、自分の使っているAppleデバイスをより活用するための情報収集の場として、そして同じユーザー同士というある意味同志的な人達がたくさんいるイベントは、単一のメーカーのセミナーよりも楽しいのではないか思います。

そんな思いで、全国のAUGMを回っている私ではありますが、東京だけはイベントを作る側のスタッフにも名を連ねて、イベントをできる限り面白いものにしようとお手伝いをしています。今年は、いろいろと仕事面で重なってしまい、あまりまともにお手伝いすることができなかったのですが、他のスタッフの方々は仕事優先ということで優しく受け入れていただき、できる範囲のことを手伝わせていただきました。

イベント主催側でもお手伝いはしているものの、もちろん、Appleユーザーの方々に使い勝手を向上させる、デザインの良いアクセサリーを提供しているので、出展側としても参加させてもらっています。今回はiPhone 6/6 Plus発売直後にあたるということで、すべてiPhone 6/6 Plusのアクセサリーを持ち込みました。

何度も書いていますが、全国の家電量販店などで取扱いをしていただいていますが、全種類を一覧で見られたり、触ったり、装着してみたり、細かい設計の話を私たちとするような機会というのはあまりないと思うので、私たちもフィードバックをお伺いする良い機会と捉えていますので、販売しているのは単に欲しいと思っていただいたときに手に入れていただきたいという思いからです。

毎回、AUGMでは前半にプレゼンテーションさせていただいているのですが、それはまず商品などを紹介させていただき、その後にブースに見に来て欲しいと考えているからです。今回も、基調講演の林 信行氏のすぐ後にやらせていただきました。まだ午前だというのに、たくさんの方が来てくれていて20分ほどのプレゼンテーションでしたが、その後に「さっき紹介してたヤツ、見せて」とブースに来てくれる方がたくさんいらっしゃってとても嬉しかったです。しかも、やはり紹介した製品は、購入していただく比率が高かったです。

AUGM本会後は、懇親会で盛り上がりました。AUGM東京では、なるべく多くの人と交流をしてもらいたいという趣旨の元、来場者を強制的にランダムにテーブルに振り分けて、さらに一緒にクイズに答えていくことで知らない人でも一緒に食べて飲んで、クイズに答えて盛り上がれるように、という仕掛けを作っています。どうしても、知っている人だけが固まってしまって、初めて来た人や、1人で来た人が楽しめないということを避けたかったからです。すべての方が楽しめたかどうかはわかりませんが、少なくとも私が入ったテーブルはみんなでクイズの答えを考えたり、自己紹介し合ったり、結果優勝したのですが、商品をみんなで山分けしたりと盛り上がりました。こうやって、同じAppleユーザーがひとつの場で、一緒に盛り上がっていくのは楽しいですね。

そして、さらに2次会、3次会へと流れていったのでした…。