今日、いろいろなところでLINEが1億ユーザーに達したということでニュースになっていました。どうもFacebookを上回る勢いだそうで、おめでたいことです。

とはいえ、私は今のところLINEに手を出すつもりがありません。以下にその理由を述べたいと思います。

・LINEはなんかチャラい

正直、ここはかなり重要なポイントで、古くは音楽をやっているやつはチャラいとイキがっていた頃もありますし、その後はミュージシャンがスノーボードなんてやるわけがないと強がっていた頃もあるし、ネクタイ締めた会社員になんかならないと思っていた頃もありました（だんだん違う方向になりましたが）。

やっぱりイメージとしてはチャラい感じで、大人が使うツールとは思えないんですよね。1億人のうち、どういう年齢分布なのか知りたいところですが、いい大人がLINEを使ってチャラチャラやり取りをすることに大いに違和感を覚えているわけです。

・1億人も知り合いがいるわけがない

そもそも1億人ユーザーがいるといっても、それは運営会社が嬉しいだけでユーザーにとってのメリットってどんなところにあるのでしょう？　基本的には知り合いと簡単に繋がるというのがLINEなわけですよね。だったら、身の回りの人がやっていればそれで事足りるわけで、1億人いたとしてもあまり意味が無いのではないでしょうか。

・何のために使うのかよく分からない

LINEの公式ページを見る限り、LINEの主な使い方は無料通話とメッセージ（メール）のやりとりですよね。これって、Skypeでも十分に成り立つと思うし、iOSユーザーならiMessageもあるし、そもそも通話ってビジネス以外でどれだけ使いますか、と考えるとそんなに重要な機能ではないように思うわけです。ビジネスでは電話を使いますが、さすがにLINEで繋がる相手ってあんまりいませんのでビジネス用途としては不十分だと思うのです。

・スタンプだけでやり取りが成り立つ？

ここらへんを話していくと、スタンプだけでやり取りができるから便利、ということを言ってくる人がいますが、それだけで成り立つやり取りとは相当軽いものだと思いますので、それって遊んでいるだけで真剣にやり取りしているとは思えないわけです。そうすると、今やiPhoneのミニゲームですらやらなくなっているほどの人生の時間配分の中で不必要なやり取りにそんなに時間を費やすことができないわけです。

・TwitterとFacebookでお腹がいっぱい

そもそも、TwitterとFacebookだけでかなりの時間を割いているわけなので、これにもうひとつ、特に何かに秀でているという訳でもないコミュニケーションツールを使う必要性が本当にあるのでしょうか。Facebookを追いかけるという話がありますが、LINEがFacebookに追いつくようなことは、今のままでは絶対にないと断言しても良いと思っています。なぜならば、コミュニケーションが希薄だし、系統立てて自分を表現することもなく、考え方が基本的には1対1だからです。

結論としては、ちょっとお遊びでアカウントを作った人たちが、軽く面白がっているだけで長続きするようなサービスではないのかな、と。セカンドライフってまだありましたっけ？

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あれ、もしかしてこの流れはデジャブのような…。やらないったら、やらないんですよ。