持続可能な社会の
ために
- 使いやすさと地球環境への配慮。
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その両立を当たり前にするために、私たちは日々の業務や製品づくり、物流の一つひとつで「よりよい選択」を積み重ねています。派手なスローガンよりも、確かな実行。身近な行動から、持続可能な社会への貢献を進めています。
物流・サプライチェーン
でのCO₂削減
- 航空便→船舶便への切替え
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中国から日本へ輸送するにあたり、航空便中心からフェリー便・コンテナ船へ順次シフト。40フィートコンテナ1本あたりの算定で、航空便比約88.8%〜98.9%のCO₂削減効果を実現しました。2021年6月〜2022年5月の試算では、累計で約3,000トン弱のCO₂削減に成功しています。
- 高速フェリーの活用
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中国—大阪・神戸間では高速フェリーを積極活用。航空便に比べてCO₂排出量を抑えつつ、一定のリードタイムとダイヤの安定性を確保しています。荷動きや通関状況に応じて最適な輸送手段を組み合わせる運用とし、無理のないスケジュールでの安定供給につなげています。
- DHL Express「GoGreen Plus」の導入
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一部の国際輸送ではDHL Expressの「GoGreen Plus」を採用し、実輸送で使う燃料の一部をSAF(持続可能な航空燃料)へ置き換える「カーボン・インセット」でCO₂排出を削減。第三者確認レポートで効果を可視化し、グローバル物流の現場から環境負荷低減と事業継続性を両立しています。
- 測定→改善のサイクル
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ルート別・手段別にCO₂排出量を把握し、コスト・納期・在庫などを踏まえた輸送手段の改善を繰り返しています。サプライヤーや物流パートナーと連携し、今後も継続可能なCO₂削減を目指します。
ペーパーレス化による
紙の消費減
- 徹底したデジタルワークフロー
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社内稟議や申請・保管はクラウドで一元管理。電子帳簿保存法に沿った運用により、紙の出力や物理保管を最小化しています。
- FAX廃止とオンライン承認
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2023年5月にFAXを廃止しました。以後はメールやクラウドを基軸とした運用で、不要な紙出力や送付作業を削減。承認リードタイムの短縮とトレーサビリティの向上を同時に実現しています。
サステナブルな製品設計
- GRS認証のリサイクルTPU素材を採用
- フルカバーTPUケース「Aegis Solid」シリーズでは、国際的なリサイクル素材認証であるGRSを取得したリサイクルTPU素材を使用。利便性と手の届く価格帯を両立し、「選びやすさ」がそのまま環境配慮につながるプロダクトを目指しています。
- くり返し使える設計
- フルカバーTPUケース「Aegis スマートフォン冷却シート「スマ冷え」は、再剥離できるシリコン吸着性で、貼って・はがして・また使える仕様にしています。使い捨てを前提にしない設計思想で、廃棄や貼り替えの頻度を抑えます。
小さな改善を積み重ね、
持続可能な未来へ
私たちの取り組みは、大きな一歩ではなく、日々の小さな改善の積み重ねです。
物流・製造・オフィスのあらゆる場面で最適な手段を選び続けること。
使い捨ての思想から「長く使える」発想で製品と向き合うこと。
サプライヤーや物流パートナーと手を携え、共創によって改善の輪を広げていくこと。
これらの積み重ねが、やがて持続可能な社会につながっていくと信じています。事業の成長と環境への配慮を両立させながら、私たちはこれからも、日々の選択を未来へつなげてまいります。
代表取締役社長 山本 洋平