日本の業、総結集、再び「純日本製」プロダクトシリーズテクスチャーiPhoneカバー
Jigen Series 3D テクスチャー Cover for iPhone 5/5s(販売終了)
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特長
- ケイズデザインラボとのコラボレーションシリーズ
- 最先端の3Dデジタルデータ作成システムを使用
- 「All made in JAPAN」プロダクト
- オリジナル性の高い3D表面加工
- 有機的な「革」「峰」「籐」「梁」の4テクスチャー
- 4テクスチャー×3カラーの豊富なバリエーション
- 自然な風合いや凹凸をリアルに再現
- 天然素材と錯覚する本格的な手触り
- 日本の高精細な切削・成形技術
- 最新の機械設備と高度な職人技
- 最先端の技術と徹底的なこだわり
- 各分野のスペシャリストが結集して製作
- 製品本体、同梱物、パッケージすべて日本製
ギャラリー
製品情報
日本の業、総結集、再び
トリニティでは、「シンプルなデザインで手軽に購入できる価格設定」をコンセプトにしたオリジナルブランド「Simplism」をはじめ、特色あるさまざまな海外ブランド製品を多数取り扱ってきました。
おかげさまでSimplismは一定の評価をいただき100を超える製品をリリースしてきましたが、このたび新たな試みとして、Simplismや海外ブランド製品にはない、強い個性を持ったラインナップを企画したいと考えました。
そこで生まれたのが、ケイズデザインラボとのコラボレーションシリーズ『次元』です。
ケイズデザインラボが開発した最先端の3Dデジタルデータ作成システム「D3テクスチャー」を使用したこのシリーズは、一般的な二次元のデザイン画から最新テクノロジーを駆使した三次元のモデリングデータに変化を経て、製品へと進化していくことから名付けられました。
次元の生い立ちは、フリーITジャーナリスト/コンサルタント林 信行氏の引き合わせにより、株式会社ケイズデザインラボ 代表取締役原 雄司氏と、当社代表取締役星川 哲視が邂逅することで始まりました。
その席上、原氏によりD3テクスチャーのサンプルプレートを見せられた星川は、これまでに見たことのない高精細な表面処理に感嘆し、是非この技術をトリニティの製品作りに利用してみたいと考えました。また原氏は、普段はあくまでも製品構成素材の一部であるため、D3テクスチャーそのものがフォーカスされることは少ないが、この技術の先進性について認知度を高められないか模索していたといいます。
一方、林氏は「あらゆる分野で3Dには可能性を感じていました」「ケイズデザインラボの3D技術には一目置いていましたので、何か最適な形で表に出る機会があれば良いなと思っていました」「意欲的でスピーディーなトリニティとは相性が合うんじゃないかと、直感ではありましたが、両者を引き合わせることで何か良いシナジーが生まれるのではと思いました」と振り返っています。
こうした幸せな出会いも味方し、次元はスタートしたのです。
「All made in JAPAN」純日本製であること
次元のもうひとつの大きな個性、それは「All made in JAPAN」。製品そのものの生産はもちろん、製品デザインやパッケージの生産、パッケージング作業にいたるまで、すべてを日本国内だけで行なっています。
もちろん、単に「日本で作られた」というわけではありません。次元は日本でしか実現し得ない高度な技術と、日本にしかできない細やかなデザインによって構成されているのです。
そのひとつが「D3テクスチャー」。ケイズデザインラボが開発した触感デザインプロセス、D3テクスチャーは、布や革といった天然素材を3Dスキャンしてデータ化することにより、これまでの技術では困難であった自然な風合いや凹凸の再現、また、起伏が重なった複雑なカッティングや成形を可能にしました。これにより、従来にはなかったオリジナル性の高いテクスチャーが制作できるのです。
D3テクスチャーで制作した素材は、実際にはプラスチック樹脂にもかかわらず、触れると指先が本物と錯覚してしまうほど天然素材特有のランダムなパターンを再現しています。
株式会社ケイズデザインラボ
3Dデジタルスカルプター 八島 絵美氏
今回のコラボ製品で特に時間がかかったのは、「レザー」「リッジ」「ラタン」「ビーム」と4種類あるテクスチャーのうちの、レザーに関する処理でした。
レザーはケースのトップと両サイド、3面にレザーが回り込んでいるデザインなので、柄がつながるようテクスチャーを曲げるなどして回り込みを作成していく必要があるのです。
また、そこまでのデザインデータが作れた後も、「金型で実際に抜けるような最終データに作り込む」という点も苦慮した工程です。
データ上ではいくらでも成り立たせることができますが、実際の金型で引っかかりがないように仕上げる必要があります。その上で、iPhoneを装飾するアクセサリーとしての見栄えがするようバランスを取りながら、形を整える微調整を重ねていくのです。こちらについては樫山金型工業さんと、型構造などについて相談しながら進めていきましたーー。
D3テクスチャーでデザインした最先端のデータを製品として完成させるには、同じく日本の繊細な技術を持った成形工場が必要です。
次元を生産した樫山金型工業は高精細の切削を得意とし、最新の機械設備と高度な職人技で、薄いケースでは考えられなかった深い立体感の表現に成功しました。
樫山金型工業株式会社
技術部 CAM係 山浦 宏徳氏
立体感のあるテクスチャーは、切削面に大きな高低差が出ます。テクスチャーパターンの端、行き止まりの部分は垂直に下ろす刃に対して壁となってしまうため、そのままでは削るのが困難になります。
通常のケースは平面的なパターンが多く、ここまで立体的なテクスチャーのものはなかなかないため、見た目は垂直に見えるパターンの表面も数千分の一ミリ単位で斜めにカットするなど、「高低差のあるパターンを切削でいかにキチンと出すか」という部分に一番気を配りましたーー。
デザイアドライン株式会社
アートディレクター 堤 謙大郎氏
製品、パッケージともにデザインを担当したのは、デザイアドライン株式会社。デザイアドラインは、トラディショナルなベースを現代的にアレンジするデザインが高く評価されているデザインスタジオです。各種広告やパッケージをはじめ、トリニティのブランド「Simplism」のアートディレクションやCIなど幅広く手がけています。
今回の次元シリーズは、まず、日本の高水準な技術を思う存分活かしたデザインにしたいと思いました。また、制作の過程においては各分野のさまざまな最先端技術を試すことができ、自分自身にとっても非常に刺激的な体験となりました。
「天然素材を3Dスキャンして作るのだから、本格的な素材感になるだろう」と思いがちですが、布や革が成形樹脂というまったく違った形になるので、スキャンデータからそのままデザインしてもリアルな仕上がりにはなりません。そのため数十種類の素材から試作・選定したり、選定後もどの要素を本物のまま残しデザインするのか、どこをデフォルメするのかといった点に工夫が必要でした。
リッジ(峰)は、3種類の中で唯一3Dスキャンではないテクスチャーだったので、とにかく新しいことにチャレンジしようと思いました。ベースは亀甲模様でしたが、樫山金型工業の高精細な切削技術を最大限活用したく、そこに複雑な幾何学模様を足したり、切削面の高低差を限界に近いところまで設定しました。
とはいえ、技術を見せつけるためのデザインであってはいけないと考えています。品質・デザインなどの”モノ”が良くて、その上でさらにテクノロジーが惜しみなく注がれている製品が最終的に良いものだと思っているので、自分がユーザーだったとして「持った時に嬉しいか」「”いいもの”として満足感が持てるか」というのが最終的な基準になっていますーー。
このように、日本の企業だからこそ、各分野のスペシャリストが徹底的な技術とこだわりを持ち、度重なる試作・修正を繰り返して次元は完成することができました。
トリニティ株式会社
代表取締役 星川 哲視
過去、日本の金型技術は非常に高精細で高度な技術を活かして、世界の金型工場として一世を風靡していました。しかし、近年は中国をはじめとした海外の安価な工場にその市場を侵食され続けてきました。このまますべてを海外に持っていかれるのか、という危機の中、それでも世界が注目する金型工場が日本にもまだまだ存在するということを世の中に知らしめたいと常々考えていました。
次元シリーズは「コピーをしたければ、どうぞご自由に」ということをうたえるほど、海外では簡単に複製することができません。それは金型製作データ作成から実際に金型製作まで、独自の技術を使っているからです。もちろん絶対に不可能というわけではありませんが、膨大な時間と非常に高いコストがかかるため、コピーするメリットがまったくありません。
市場にありふれた中国製品ではなく、日本の最先端の3D技術を使ったデータ作成、高精細な特殊金型技術を活かした製品は、世界中を見回しても類を見ないほどの完成度を誇ります。そして、ただ難しいというだけでなく、本物のような質感、触感を提供したり、美しいデザインにすることで製品として完成に至ります。これをSimplismブランドとして世の中に送り出せたことは、日本の技術に対する自信を再び取り戻すきっかけになるのではないかと考えています。
初陣を飾ったiPhone 4Sシリーズに続き、新たなテクスチャー「梁/Beam」を追加した第2弾となるiPhone 5用の本ケース。細部のデザインを改めて見直し、より昇華した製品として皆様のお手元にお届けします。
付属品にまで純日本製のこだわりを
ケースに同梱されているクリーニングクロスは東レ株式会社の「トレシー」を採用しています。
東レが開発した繊維直径4〜6ミクロンの超極細繊維により、普通の繊維ではなかなか拭き取れない汚れもキャッチして逃しません。また、保護フィルム上の汚れもよく落とし、一般的な繊維では起こりがちな拭き残しも発生しません。
ディスプレイを保護するフィルムも日本製です。この「バブルレスフィルム」シリーズは、誰でも簡単に気泡なく貼付することができるため、特に画面の大きなiPadなどでは大人気を博しました。
これまでのディスプレイ保護フィルムには、貼り付ける際に気泡や埃が入ってしまいやすいという欠点がありました。しかし、バブルレスフィルムは特殊加工を施すことで、これらが起こりにくい構造となっています。
また、たとえ気泡が入ってしまった場合でも、シリコン層で吸収する範囲が広くなるため結果として目立ちません。直径5mm程度の気泡であれば数時間で自然消滅、直径10mm程度の気泡でも指圧によって消滅します。さらに接着力は他社の4倍程度の強度を誇ります。
バブルレス処理の開発過程では、PET基材とシリコンの密着不足や加工性の低下などが懸念されましたが、試行錯誤して最適な条件を設定することにより、現在の「誰でも簡単に美しく」貼れるフィルムが完成しました。
さらに、フィルムのハードコート層に特殊な加工を施し、表面に付着した指の油分などを吸収・拡散して目立たなくする防指紋加工や、抗菌率99.9%で目に見えない雑菌の繁殖を抑える抗菌加工も施し、衛生的な使用感の向上も実現しました。
FAQ
トレシーとはなんですか。
東レが開発した繊維直径4~6ミクロンの超極細繊維により、普通の繊維ではなかなか拭き取れない汚れもキャッチして逃さないクリーニングクロスです。保護フィルム上の汚れもよく落とし、一般的な繊維では起こりがちな拭き残しも発生しません。
ケースは日本製ですか。
はい、もちろんケースも日本製で、パッケージングに至るまですべてが日本製です。
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