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2007.03.28
久々にMarwareの新製品を発表しました。iPod shuffle(2nd)用USB電源アダプター「USB Travel Dock for iPod shuffle (2nd)」は以前レポートしたMacworld会場にて発表されていた製品で、発売までに3ヶ月もかかってしまいました(これ、この前も書いたような…)。
USB Travel Dockはこれまで多くのメーカーから発売されたどのiPod shuffle(2nd)用電源アダプターとも一線を画す製品です。これまでのものはすべて、USB端子と3.5mmミニプラグの変換アダプター、もしくは変換ケーブルという単純な発想にとどまっており、安価に手には入るものの、iPod周辺機器のでデザインとしては少々寂しいものでした。実際に接続してみてても、デスクにiPod shuffle(2nd)を転がすようなスタイルは決して「美しい」とか「スマート」とか言えるものではなく、iPod shuffle(2nd)のコンパクトさをも失わせるものでした。
USB Travel Dockハチガイマス。(久しぶり)
イメージ写真を見ていただければわかるとおり、基本的にはApple純正のDockと同様のDock型でiPod shuffle(2nd)を美しくセットすることができます。そして、Apple純正Dockの欠点である長いケーブルを一切なくし、直接USB端子に接続することを可能にしました。これにより、Dockの美しさを失わずに、デスクのスペースをスマートにコンパクト化させることに成功しています。
このコンセプトとエレガントなスタイルは、かのSteve Jobs氏を「このスタイルがApple純正としてあるべき姿だ」と言わしめるほどです。実際、コンセプトモデルを見たAppleが製品化に向けてかなりの技術的アドバイスをしてくれたようです。製品を見てみると、まさに「Apple純正です」といっても誰も疑わないのではないかと思うほどの仕上がりとなっています。底面にある滑り止め用のラバーも、Apple純正のものと同じ素材感で、Marwareというロゴではなく林檎マークが入っていれば、だれもが信じると思います。
ケーブルを排除したスマートな接続に加えて、純正にはないアドバンテージがもうひとつあります。USB接続時に充電がされていると青いLEDがぼんやりと光るのです。暗いところでは結構美しく見えます。
そんなUSB Travel Dockにも欠点がいくつかあります。良いことばかり書いていても、あとでなんだぁと落胆されても困りますので(汗)。
まず、コネクター接続のところですが、横幅が2cmありますので、普通のUSBコネクターよりも「若干」大きいため、USB端子が並んでいる場合には多少抜き差しが難しくなる懸念があります。
もうひとつは、ラップトップ(ノートパソコン)には完璧にマッチするのですが、デスクトップパソコン特に後ろにUSBポートがある機種には不向きです。USB端子に直に挿すため、毎回後ろに潜り込む必要があります。もちろん、USB端子オスメスの延長ケーブルを使えば良いのですが、そうするとUSB Travel Dockの良さがまったくなくなってしまいます。
このようなことがあるので、Apple純正はより一般的に使えるように長いケーブルタイプになっているのでしょうね。そういう意味ではサードパーティーにしかできなかった割り切ったデザインコンセプトの製品といえます。マッチする場合には完璧といえるほどの製品ですので、特にラップトップユーザーにお薦めです。
3月31日より、全国のApple Store各店舗(オンラインストア含む)、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機を皮切りに家電量販店にて取り扱いをしていただく予定です。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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