Iphone-3.jpg Iphone-3.jpg

iPhoneに4つのアプリケーションを追加(その1)

2007.07.16

投稿者 : hossy

iPhone.jpg

iPhoneのホーム画面には縦3つ横4つの合計12個のアイコンと、Phone, Mail, Safari, iPodという独立した4つのアイコンで占められています。1月のMacworld時にはYouTubeがなかったことから、必要に応じてアイコン(機能)が追加されていくことは容易に推察できます。

さて、ではiPhoneを使い始めて2週間たった今、どんなアイコン(機能)を追加して欲しいでしょうか。

・iChat
電話へのショートメッセージとしてSMSの送受信機能は備えているものの、iChatに代表されるインスタントメッセンジャー(IM)機能が不足しています。iPhoneは基本的に常にネットワークに接続していることを前提として作られているため、その中でIMというのは重要な役割を果たすのではないかと思っています。

「なぜIMがないのか」と考えたときに、私は機能の実装が間に合わなかったのでも、ソフトキーボードでチャットはできないからということでもないと思っています。それはAIMに引っかかるものがあるからではないでしょうか。

基本的にMac OS XはiChatというIMソフトウェアが標準で付属しており、次期OSであるLeopardでも大幅に機能の強化が行なわれます。普通に考えれば、それがそのままの機能とはいわないまでもiPhoneに付属されるというのは自然な流れです。しかし、iChatの最大の欠点は「互換性」にあります。

iChatは基本的にAOL(アメリカオンライン)のAIMというチャットと互換性を持たせています。しかしながら、世の中のシェアから考えると、AOL自体の衰退も引き金となりMicrosoft MessengerやYahoo! Messengerに大きく離されています。iPhoneのターゲットはMac OS Xユーザーだけではなく、むしろWindowsユーザーが多いことを想定していると思いますが、その場合にiChatだけのサポートだと、「ソフトウェアがあるのに使えない」という状態に陥りかねません。

とはいいつつも、Microsoft MessengeerやYahoo! Messengerに対応させるというのも面白くない選択ではあると思います。そこで今考えられるのはGoogle Talkとの統合なのではないでしょうか。政治的にGoogleとAppleは提携といっていいほどの近い関係で、実際にiPhoneにはGoogle MapやYouTube(Google傘下のサービス)が標準で搭載されています。

Google Talkとの統合がなされれば、Leopardに含まれるiChatも同様Google Talk互換となり、Macだけでしか使えないIMというような不便さが払拭できることになります。

本当は4つとも書こうと思っていましたが、長くなってしまったので数回に分けて書きたいと思います。1つのエントリーが長すぎると読まれなくなってしまいますからね…(笑)

このブログを書いたスタッフ

hossy

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

hossyのブログ一覧

コメントを投稿

名前とメールアドレスを入力してください。


管理者の承認後、コメントが表示されます。

投稿者名*
メールアドレス*
コメント*

ブランドから探す

端末を選ぶ
  • Tablet
  • Android
  • Laptop
  • AirPods
  • Apple Watch
  • iPad
  • iPhone

機種から探す

シリーズを選ぶ

機種を選ぶ

カテゴリーを選ぶ

機種から探す

カテゴリーを選ぶ

カテゴリーから探す

端末を選ぶ
  • Tablet
  • Android
  • Laptop
  • AirPods
  • Apple Watch
  • iPad
  • iPhone

カテゴリーから探す

端末を選ぶ
  • Tablet
  • Android
  • Laptop
  • Apple Watch
  • iPad
  • iPhone

カテゴリーから探す