みにくいものにフタをする

2008.09.01

cablebox_01.jpg

珍しく新製品が続いているので、エントリーが追いつかなくなってしまっていますが、先週、Bluelounge社の新製品「The CableBox」を発売しました。発売してすぐに売り切れになってしまい、関係各所にはご迷惑をおかけしてしまっておりますが…。

このThe CableBox、初めてコンセプトを見せてもらったのはもう昨年のことでした。最初に「The Sanctuary」を見せてもらった時に、ついでのように見せてもらったのですが、(前回も書いたのですが)まさに「こんな製品が欲しかった」というものでした。

Cableyoyo」から始まったBluelounge製品群はどれも、本当に自分で使いたいと思わせてくれるモノばかりで、実際にそれぞれ愛用しています(Cableyoyo POPだけはケースを使用しているため現在は使っていません)。

これまでケーブルの収納という意味ではBlueloungeもしかり、他社製品でもいくつか存在していますが、電源タップやACアダプターはいつもどうしようもなくそのままにされてきました。しかし、すべての電化製品(デジタルガジェット)には何らかの形で電源供給が必要で、つまりは電源ケーブルかACアダプターを必要とします。これはコンピューターでも同じで、いかにデスクトップをキレイにしようとも、電源ケーブルやACアダプターはごちゃごちゃと並んでしまいます。たとえ見えないように足下に置いたとしても、抜き差しに不便になってしまいますし、足で蹴ってしまったり、埃を被ってしまったりとあまり良いことはありません。

The CableBoxの良いところは、シンプルにこの問題を解決することです。難しいことは考えず、ただ単にThe CableBoxの中に放り込むだけ。両端に溝があるので、一度電源を切ってケーブルを指し直す必要もありません。その溝が空気を通すようになっていて、中が熱くなりすぎないようになっているのもデザインの妙といえます。もちろん、難燃性素材を使用しているために、The CableBox自体が燃えてしまうということもあまり考えられません。

ぱっと見、自分でも作れそうだと思われるかもしれませんが、素材やデザインなど細かいところに気を遣って作られているのです。

The CableBoxは当社事務所「ザイオン」でも数ヶ所で活躍しています。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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