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- 2024年12月
毎日を精一杯生きている中で、365日という誰かが決めた区切りによって何かが変わるというのも、今日と明日にどんな差があるだろうかと考えるとおかしな話ではありますが、それでも、ひとつの区切りを設けることによって振り返るという行為を促してくれることは良いことなのかもしれません。といいつつも、毎年年の瀬に何かしらを振り返っているので、今年も念のため。
2009年最初の出来事はMacworld Expoへの出展で、年が明けてすぐに慌ただしく始まり、あっという間に終わりました。2009年は世界に向けて発進というのをひとつの目標として掲げ、そのはじめの一歩としてMacworldに出展をしました。正直なところ、国内のセールスやその他諸々の事情により、2009年を本気で取り組めたかというと疑問符が付くのですが、それでも、当社製品の良さを理解してくれたパートナーの方々と一応は走り出しました。
まだまだ、ちゃんと始められたとは言えない状況ではありますが、少なくとも、日本以外の国で我々の製品が販売されているという結果には繋がっています。2010年はここをもう少し拡げていきたいと考えています。
もうひとつの大きな出来事は、ザイオン(当社のオフィスの名前です。由来は、わかりますよね?)の引越です。その前の年に小さな小さなオフィスをザイオンと名付けて活動を開始したのですが、あっという間に手狭になってしまい、1年後に移転するという事業計画の甘さも露呈したのですが、今回は長くいられるオフィスを念頭に、内装デザインなどをしっかりと考えて作りました。
スタッフが仕事をしやすい環境を作りたいということで、キッチンとダイニングルームも用意して、ランチはみんなで食べられるようにしました。ザイオンランチは来訪者の中ではとても人気になっています。スタッフでわいわいがやがわと雑談しながら、一緒にヘルシーで美味しいランチを食べることができるというのは私の考えるオフィス像に近く、それを実現できたのは大きな一歩だと思います。
加えて、2009年は国内セールスとエンジニアをスタッフに迎えました。この2名が期待していた以上に優秀で、セールスは彼女が入ってからぐんぐんと伸びるようになりましたし、電気製品が増えていくラインナップの中で検証や修理などの技術力をしっかりと持てたというのは当社にとっての「これから」に大きく影響してくれると思います。
我々くらいの小規模の会社では、ひとりひとりのスタッフが非常に貴重な財産です(ちなみにまだ「人財募集」をしていますので、ご興味のある方は是非どうぞ)。現在のところ、すべてのスタッフがそれぞれの役割をしっかりとこなし、全員期待以上の働きをしてくれており、なおかつ、社内の人間関係も良好でチームワークという意味では最高のレベルと言えると自負しています(自社のことを良く言い過ぎと叱られるかもしれませんが、事実です)。
9月にはAppleから第5世代となるiPod nanoが発売され、たくさんの対応アクセサリーを発売しました。今回は、現在考えられるほぼすべてのカテゴリーを埋められるようなラインナップを形成しました。実際のところ、今後は次のiPod nanoが発売されるまで新製品の予定はありません。そう書けるほど、充実したラインナップを作ったともいえます。
また、BCNランキングにおける販売ランキングでも1位を取ることができ、またオンラインストア大手のアマゾンでは1位から3位までをすべて当社製品で埋めることができたのは、良い製品づくりを心がけた結果として嬉しく受け取っています。
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右も左も分からない若造が、「好きだから」と起業して今年で4年目。ビジネスとしても順調に育ってきて、そして、最高のスタッフにも恵まれ、2009年は私にとってはこれまでにない最高の年となりました。もちろん、これに驕ることなく、来年以降も頑張っていきたいと思っています。
最後になりましたが、当社製品を購入していただいたすべてのお客さま、販売していただいた販売店の方々、広く流通してくださった流通会社のみなさま、中国の工場でしっかりと生産をしてくれたパートナー工場の方々、朝から晩まで一生懸命がんばってくれた当社スタッフ、ウェブサイトなどの運営をしていただいている方々、素晴らしいデザインの数々を生みだしてくれているアートディレクターの謙大郎氏、さまざまなコミュニティを通じて知り合った方々、そして、当社に関わっていただいたすべての関係者の方々に感謝の意を表して2009年最後のエントリーとさせていただきます。
2009年、本当にお世話になりました。ありがとうございます。2010年もどうか、当社からの発信に注目してみてください。きっとわくわくするようなことをお届けできると思っています。なぜなら自分自身が、ワクワクしているのですから。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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