- 10月
- 2024年11月
好評発売中のJawboneから【JAWBONE】骨伝導Bluetoothヘッドセット [ICON]の改良版である【JAWBONE】骨伝導マイク式ノイズキャンセルBluetoothヘッドセット [Jawbone ICON HD]が登場しました。
基本的なフォルムは変わっていないのですが、新しい2つのカラー以外にもいくつかの改良が施されています。
・音楽を楽しむために音質向上
ICONシリーズでは通話に特化したスピーカー設計を行なっており、声を聞くために必要な帯域にあえて絞ることで明瞭度を上げるようになっていました。しかし、時代は移り変わり、現在は片耳でも音楽やワンセグ、ラジオ、ポッドキャスト、ゲームなどの音を聴くことが増えてきて、さらなる音質の向上が求められていました。
ICONの上位機種である【JAWBONE】Bluetoothワイヤレスヘッドセット イーラ [ERA]では音質改良を行なっていますが、上位機種のため、他にも多くの機能が追加されているということもあり価格も少し高くなっています。ICON HDは現行のICONの改良版ながら税込9,800円と価格は同じままになりますので、よりお買い得になっています。
なお、現行のICONシリーズも若干の値下げを実施して継続販売していますので、特にカラーが異なるため、ICONシリーズのカラーがスタイルに合っていると思われる方はこちらも引き続きお薦めします。なお、ICONシリーズは近い将来販売終了になる可能性が高いので、気になっている方はお早めにどうぞ。
・ICON HDから曲をコントロール
音楽を聴くという用途に使った場合、多く要望が出てくるのがICON HD側から曲をコントロールできないか、ということでした。ICON HDでは新たにAVRCP1.0にも対応。通話していないときはTALKボタンで音楽アプリの再生/停止が可能になりました。
・オーディオ接続を2台同時に可能
少し技術的になってしまいますが、音楽を聴くためにはA2DPというBluetoothのプロファイルをデバイス側(iPod touchやWalkman、iPhoneやGalaxyなど)とやり取りするのですが、これまでは1対1での接続でした。したがって、1台目と接続して音楽を聴いていて、2台目のデバイスからの音楽を再生したい時には、1台目の接続を手動で切る必要がありました。しかし、ICON HDからは2台までのデバイスとA2DP接続を保つことができるようになり、これを自動的に切り替えることができます。
少し難しくなってしまったので、簡単な例でいうと、iPhoneとiPad 2を持っていたとして、外出先ではiPhoneで音楽を聴いていてヘッドセットとして通話もしたりして、帰宅したらiPadのゲームをやりたいのでその音をICON HDから再生したいとなった時に、2台ともペアリングをしていたら、iPadでゲームを開始して音を流すだけで、ICON HDからその音が流れてくるようになります。当然ではありますが、iPhone側の音楽再生は切れてしまいます。
これまではこれが実現できなかったので、使い勝手は少し悪かったのです。地味に見えますが、かなり大きな改良と言えます。なお、こちらは上位機種のERAでもできない機能です。
・Siriとの最強のコンビネーション
AppleがiPhone 4Sに搭載している音声ナビゲーション「Siri」は、これまでの「見て」「触って」「見て」という操作体系から、「話して」「聞いて」という新しいカタチへと誘ってくれます。「メッセージを送る。会議を設定する。電話をかける。iPhone 4SのSiriを使えば、あなたの声でいろいろなことができるようになります。(公式サイトより)」
これをよりスマートに行なうためにICON HDがお手伝いします。MyTALK上でVOICE CONTROL機能をONにしたら、TALKボタンを2秒間押してから小さな音がして離すと、Siriが起動して話しかけられるようになります。iPhoneを取り出さなくてもバッグの中でもポケットの中でも構わないのです。ふと、何かを思いたったら、すぐにSiriに話しかけられるというのはAppleが用意したスタイルをより使い勝手良くしてくれます。
これはICON HDになったからではありませんが、前述の音楽をコントロールもSiriとの組み合わせで使えば再生/停止だけでなく、曲のスキップやプレイリストの再生までができるようになるのです。
一応、ちょっと失敗しつつもJawboneヘッドセットとSiriの組み合わせで新しいライフスタイルができるというデモをやっているので良ければ見てください。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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