以前から、「Evernoteのアップデートには気をつけろ」などを書いたり「アプリのアップデートには要注意」として、注意は書いていたものの、私のブログなどまったく影響力がないのでみなさん普通にアップデートしてしまっているようです。

今回も、Facebookアプリで起動しないなどの不具合が出ているようで、またまたお祭りの様相を呈してきています。しかし、このように「不具合の修正」と書かれたアップデートだと、どうしてもそのままボタンをポチッとしてしまうのは仕方ないことだとも思います。その意味では、ユーザーがアップグレードをするのを責められるというのはお門違いで、やはり開発者がしっかりと検証した上でリリースするべきなのだと思います。そんなにも大勢の人が不具合を感じていて、しかも起動しなくなるなどの根本的な不具合はテストをすれば分かることだと思いますので、開発側のリリース前のチェックのやり方を変えるべきなのではないでしょうか。

アップデートが終わった人は起動しなくなったというし、アップデートをしようとしたけど途中で止まってしまったという話です。普通のユーザーだと本当にどうして良いか分からないし、Facebookのように日常的に人と繋がっているアプリが使えなくなると人間関係自体にも影響してしまうので、単にゲームアプリとかが使えなくなるのとは訳が違いますね。

ちなみに、アップデートが止まってしまって、そのプロセス中なのでアイコンが黒くなって使えなくなっている人は上記のようにApp Storeアプリ内のアップデートの画面にある音楽再生で言う停止ボタンのような四角いボタンを押すとアップデートプロセスがキャンセルされますので、とりあえずは現状のまま使い続けることができるようになります。

昨夜試したときにはアップデート自体が落とせなくなっていたようですが、万が一アップデートに成功してしまって起動しないなどのトラブルが発生している場合には、アプリアイコンを長押ししてXボタンを押すことで一度削除して、今度はApp Storeアプリの「アップデート」の中に「購入済」から再ダウンロードすると良いです。

どういう法則か分かりませんが、今回は元々は6.7というバージョンだったはずで、不具合のあるアップデートが6.7.1、でもクラウド上にあるアプリは6.6というバージョンなので最新のバージョンになるわけではないようです。どういう法則なのかはわかりませんが、とりあえずは前のバージョンの戻せば使えるはずですし、これだけ騒がれていますのでそんなに遠くない将来、不具合解消されたバージョンが出てくるとは思いますので、それまではこの少し古いバージョンで使っておくのが良いと思います。

というわけで、私はいまだにEchofonとEvernoteもアップデートしていないくらい保守的ですが、みなさんもアップデートには本当に本当に気をつけましょう。