韓国を感じて、チーム力をアップ

2018.03.24

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先日告知をしましたとおり、社員研修のため韓国へと行ってきました。韓国へ行く目的は「チーム力アップ」と「モチベーションアップ」です。

後者については当社製品が販売されている、もしくはこれから販売されるところを視察し、自分たちの関わっている製品が海の向こうでも販売されているというところを見ることで、世界の人々に使ってもらっているという実感が湧くことがモチベーションアップに繋がると考えているからです。

さて、チーム力アップについてはもう少し掘り下げて書いてみたいと思います。

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当社は小さい会社ながらもチームに分かれて活動をしています。私を含めた役員を筆頭に、開発チーム、セールスチーム、マーケティングチーム、オペレーションチーム、サポートチーム、経営企画です。これらのチームはそれぞれがサポートしあい、目標に向かって進んでいます。起業当初の3名体制の時はもちろん、その後10名を超えるくらいまでは、ここまでしっかりと分けられるという事もなく、全員が何かしら交わりながら仕事をカバーし合っていました。

ある程度の人数になってくると、このようにチーム分けをすることが組織として効率的になる反面、デメリットとしてはいわゆる「縦割り」になりがちになります。つまり、たとえばの話で、セールスチームは自分たちの目標を達成するためにがむしゃらになり、これがオペレーションチームやその他のチームに負担を掛けてしまったり、周りのチームの苦労を顧みなくなってしまうことがあり得ます。前の会社でも、セールスとオペレーションはよく喧嘩をしていましたし、開発とサポートなんかも揉めがちです。

当社ではこのような事がないように、マネージャー間での意思疎通を図ったり、この問題があることを認識した上で、それぞれが問題が顕在化しないような配慮を行なっているため、私が経験した過去2社と比べても各チームが揉めたりいがみ合ったりするようなことがほとんどありません。

チーム力アップには、さまざまな方法があると思いますが、ここではその根底として「相互理解」ということが挙げられると思っています。つまり、相手のことを知ることで、相手の苦労や仕事のやりがいなどを理解し、それを前提に一緒に仕事をするやり方を考えて行動できるようになると期待しているからです。

海外に限定する必要はありませんが、普段オフィスで机を並べて仕事をしている日常から離れて、社員全員が同じところに行き、同じものを見て、同じものを食べるという体験が、仕事以外の部分においても知らなかったことを知るきっかけとなり、それが「相互理解」にも繋がることがあると考えています。

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社員研修旅行は、そのプロジェクトが発足するときに社員旅行チームが結成されます。まず、相互理解を促す第1弾として、このチームは前述の各チームからおおよそ1名ずつ選出されます。つまり、「開発チーム、セールスチーム、マーケティングチーム、オペレーションチーム、サポートチーム、経営企画」から1名程度が社員旅行チームに参加しますので、それぞれのチームの意見を吸い上げたり、さらにこのチーム内での共同作業が「相互理解」を生むことも期待できます。

行く場所、おおよその期間、おおよその予算金額などはあらかじめ伝えるものの、旅行会社の選定から日程、アクティビティを含め、そのほとんどをこの社員旅行チームが決めます。このイベントの目的を何回か説明し、深く理解してもらうことで、細かい内容は私なりマネージメント側が介入する必要がありません。今回、社員旅行チームはとても素晴らしいツアーを組み立ててくれました。

https://www.facebook.com/hosinity/posts/1835964849776455
 
ちなみに、Facebookに投稿してやり取りになりましたが、私は普段ANAを基本としたスターアライアンスのグループで海外へ渡航しています。韓国もANAが就航しており、またスターアライアンスのアシアナ航空も選択肢としてあるため、一応、「それだと良いな」と希望は出してみたものの、フライトの時間や金額、空席状況や取りやすさなどの理由から、大韓航空に決定しました。

先輩から、「社長なのに決定権がない」というコメントをもらいましたが、実際には決定権自体はあります。ただ、この旅の目的は何か、エアライン選びが合理的に選定されるのにひっくり返すのが個人的理由で良いのかというところを考えた時に、私が強権を発動するのでは目的を達成し得ないということです。まぁ、隙あらば今後もリクエストはするつもりではありますが(笑) ほぼ同じ条件だったら、他の社員もANAのマイレージを貯めている人が多い(特に仕事の出張はANAが多い)のでメリットがあると思います。

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さて、韓国では、韓国を学ぶためにいくつかの名所を巡ります。異文化に触れることも、知見を広げるという意味も含めてとても重要なことだと思います。今、何かとニュースになっている北朝鮮を目前にする場所まで行ってきました。この鉄格子の向こうが北朝鮮です。先の大戦後、ドイツは東西に、韓国は南北に分断されました。日本ももしかすると分割統治される可能性があったということです。韓国もいつか、ドイツのように統一を果たすのでしょうか。

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ツアーは旅慣れた人には敬遠されがちですが、初めて行く国や街の場合には、その歴史を学んだり、単に訪れるだけでは分からないことを知るためにガイドの方に引率してもらうのはとても勉強になります。韓国の王様の歴史や建物などの建造物の考え方などを説明してもらい、とても興味深く、どの国においても長い歴史の中にさまざまなドラマがあるなと感じました。

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最後に、「ザ・韓国」ともいえるような料理を色々と味わいました。チーム力アップの一環として「同じ釜の飯を食う」というような連帯感を感じることも期待できます。美味しかった、辛かった、初めて食べた、好き、嫌いなどさまざまな感想を言い合いながら同じ時間を共有することが、チーム感を醸成していくのではないかと思います。

というわけで、仕事は休業となるため、幅広くご迷惑をお掛けすることもあったかと思いますが、それでもトリニティというチームがさらに成長して、それが今後の仕事に活かされることでお返ししていけると考えています。これからのトリニティにご期待ください。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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