- 1月
- 2025年02月
先日発売されたばかりのAirPods Proですが、ノイズキャンセリングも装着感も上々、ということで売り切れ続出、大変な人気なようです。
さて、AirPodsとAirPods Pro、性能や大きさの違いがあることは皆さんもわかっていることかと思います。今回は、ケースメーカーから見た、意外と皆さんが気づきにくい細かな部分をご紹介したいと思います。
この2つの充電ケース、サイズが縦長と横長で違うのは一目見てわかるかと思います。しかし、もう一つ機構として違うところがあります。それはフタのヒンヂ回転軸の位置、です。
細かいところなのですが、横から見てみると、AirPods Proの回転軸が上側にあることがわかるかと思います。


実はこれ、当社のやぐーが発見したのですが、細かな調整に見えて、機構としては大きな違いです。
ではなぜAppleはこのような機構を採用したのか、を考察してみました。
それはズバリ、AirPods Proのイヤホンパーツの形状が大きくなったため、ということになりそうです。
Catalyst
カタリストケース for AirPods(販売終了)
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AirPods Proは、ノイズキャンセリングが追加され全体が大きく太くなったのに加え、耳穴に差し込むカナル型イヤホンになりました。
フタを開閉の途中で止めてみるとよくわかりますが、AirPodsのほうが、AirPods Proに比べて大きく余裕があるのがわかります。
充電ケースのフタの回転軸について、AirPodsと同じ位置で回転させると、蓋が必ず引っかかってしまうことがわかります。
そこで、AirPods Pro充電ケースの回転軸を上に持ち上げることで、より大きなイヤホンでも当たらないように計算されているのです。
ケースを裏から見ると、ヒンヂの形状が上下逆になっているのがよくわかるかと思います。
しかしながらそれでも本当にギリギリの位置調整になっていて、開閉途中の横から写真を撮ってみていますが、ほとんど隙間がなく、
驚異の設計制度になっているのがわかります。
さて、AirPods Proの充電ケースのケースを作るにあたって、この回転軸の何が問題なるかというと、フタを開いたときにヒンジの回転軸から前方に寄ってしまうため、フタ側のカバーが当たってしまって脱げてしまうことがありますので、カバーを検討している方はご注意ください。
もちろん、Simplismで発売するAirPods Pro用ケースは、フタも問題なく動作するものを販売いたしますのでご期待ください。
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このブログを書いたスタッフ
開発
ようへい
開発、生産工程に関わる。家具メーカーのセールス時代に星川と出会い、意気投合してトリニティに転職。製品開発で中国に何度も通ううちに辛い食べ物に覚醒。隙があれば食べ物にハバネロソースをかけてしまうため、周囲から嫌がられている。
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