リモートワーク(テレワーク)における必要機材とは

2020.03.14

政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の方針により、3月19日を1つの目処として今後の判断をするということですので、それまでの間は当社のリモートワーク期間を継続することにしました。

前回の記事でも書いたように、いくつかの問題点は出てきていて、それを改善するべく機材の購入などを行なっています。とはいえ、2、3週間程度の限定的な期間でのリモートワークへの対策ですので、3月19日の政府方針により、今後の事を真剣に考えていかなければいけません。

オンラインミーティング対策

これまで、オンラインでのミーティングというのは何度も行なってきていました。しかし、毎日多くの人数で開催するということを日常的に行なってきたことはありませんでした。特に自宅のように環境音がどうしてもあるところでは、声以外の音が入ってきてしまったり、声が聞きにくいなどの問題が顕在化してきました。

ちなみに、これまでSkypeを活用してオンラインミーティングを実施してきましたが、毎回参加者を会話に参加させていくのに、誰かが抜けているとかそういう細かなトラブルもあったので、Googleカレンダーで予定に参加者を入れておいて、「ビデオ会議を追加」というところでHangouts Meetを選んでおけば、参加者は簡単に参加できるということもあって、最近はHangouts Meetを使用しています。

ヘッドセット導入

これまで簡易的にiPhoneなどの付属マイク付イヤフォンを使ってきました。AirPodsのようなワイヤレスのものも含めて、これらは常時使うには問題点があります。それはマイクが周囲のノイズを拾ってしまい、会話が聞き取りにくくなることです。

AirPods Proはノイズキャンセル機能があると思われるかもしれませんが、こちらはイヤフォン側のノイズキャンセルなので、ユーザーにとって周りのノイズが消えるようにはなりますが、マイクを通じての声に対してはノイズキャンセル機能は効きません。

Voyager 5200シリーズ, Bluetoothヘッドセット | Plantronics, now Poly」より。

というわけで、まずはノイズキャンセル機能付きのワイヤレスヘッドセットをトライアルしています。

ノイズキャンセルシステム

別のテクノロジーとしてはMac用の環境音をキャンセルしてくれるテクノロジーもあるようで、こちらもトライアルをしています。少しトライしている分には良さそうな結果です。ただ、発話する立ち上がりが少し切れてしまうようなことがあり、聞き取りづらくなるときがあるのと、月額課金があるので、人数が多いとかなりの固定費となる部分があるため、ヘッドセットの方が良好であれば、そちらに一本化する可能性が高いです。

Krisp | ノイズキャンセリングアプリケーション | テレワークで日本を変える | Web会議・テレビ会議(TV会議)のブイキューブ」より

スピーカーフォン

現在は、公共交通機関での通勤を伴わず、人と近づかずにオフィスに出社できる人は、オフィスで仕事をしています。そうすると、リモートワークの人は個別にオンラインミーティングに出ますが、オフィス側は複数人が集まってミーティングに参加することがあります。その場合には各自で接続するのではなく全体で1回線だけ接続します。その際に、誰かのMacBookで接続してしまうとマイクの指向性があるために、そのユーザーの声以外は聞こえづらくなります。

Jabra Speak 710」より

簡易的にiPhoneなどを真ん中に置いてやっていましたが、スピーカーフォンを導入しました。ワイヤレスの接続もBluetoothと専用ドングルがあり(残念ながらUSB Type-A端子ですが…アダプターを使って接続できます)どちらでも使えるので、特にドングルタイプはMacBook毎にペアリングをする必要がないので便利です。

さらに有線での接続もできる(残念ながらUSB Type-A端子ですが…)のと、バッテリー駆動ができるということもあり、この手の老舗メーカーのJabraブランドの製品を購入してみました。(本当はもっとデザインの良いこういうのを買おうと思っていたのですが、なぜかずっと買えず….)

結果としてはまだそれほどの期間を使っているわけでは無いものの、かなりマイク側もスピーカー側も音質がクリアで、大人数のミーティングにも向いているような印象です。

取り急ぎはオンラインミーティングを円滑に進めるための機材整備ということで進めています。これから長期になってくると仕事環境をどう構築していくのか、ルール整備なども必要になってくるかと思います。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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