高速道路のサービスエリアにあるトイレで見つけた注意書きを見て、悲しい気持ちになりました。私はかなりの愛国者で、憂国烈士として日本に誇りを持っています。

このようなマスクを便器に捨てるような輩がいると思うと、日本はどうなってしまっているのかと、とても心配になってしまいます。おそらく、ほんの数回発生しただけでは貼り紙をするには至らないと推測するので、このような事例が頻発しているのでしょう。ちなみにこのトイレは、すぐ近くにゴミ箱があるのです。なぜ、そこに捨てないのか、不思議でなりません。

仕事とはいえ、世界中かなりの国を訪問しましたが、いつも日本に戻ってきたときに、そのクリーンさ、秩序、安全性、食、素材、などなど多くの面で相対的に日本は素晴らしいと感じるのです。

「世の中に存在するほとんどのルールは，一部の理性のない人が生み出している」というのは、私がよく話すことです。当社内においても、いろいろとルールが作られていきますが、そのほとんどは常識的に考えれば分かるようなことを逸脱する人がいるからです。

路上喫煙が法律で禁止されるのは、健康被害やゴミ問題などの観点から路上で喫煙して良い訳がないのに、それを知ってか知らずか実行している一部の人がいるからです。道ばたにタバコが落ちているのを見ると、どうしてここに捨てるような行動を取れるのか不思議でなりません。私の周りでは理性的に行動できる喫煙者ばかりなので、「一部の喫煙者」によって、喫煙者全体が迷惑を被っているのです。

本来、ルールなど最小限で良いのに、このような積み重ねでどんどんと細かなルールを決めていくようになり、結果として生きにくくなってしまいます。

すべての人が公共の場でも「自分事として」行動するとかなり良くなると思うのです。自分の家のトイレでマスクは捨てないでしょうし、タバコをポイ捨てしないでしょう。私たちの誇れる日本を残していくためにも、みんなで意識を持って行動すべきだと思います。

掃除や片付けの大切さと、汚さない心がけ