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2021.05.29
難しい映像編集もしない、音楽制作もしない、3Dデータを取り扱うこともない。仕事として最高のパフォーマンスを出すために最高のマシンが必要だという理念の元に、iPad Pro 12.9(第5世代)を手に入れました。
予約時に容量が1TB以上だとメモリーが16GBになる(それ以下だと8GB)ということでいったんカートに入れたものの、結構な金額だったので実際には内蔵ストレージを大きく使うこともないので、容量が小さい方を選ぼうとして、それでも最高のマシンを買うはずだっただろうということでカートを行き来していたら発売日に間に合わなくなってしまいました。これからは決断力を鍛えるようにしたいと思います。
さて、同時に発売されたMagic KeyboardとApple Pencilとともに最高の環境で仕事をしてみようとしています。しかしながら、ハードウェアの性能が上がったとしても、結局のところも問題点としてはOSやアプリ側にあったので、実際のところそれが変わってないため、結果としては最大限の効率化を求めていくとMacBook Pro 13(M1)の方が良いという結果になります。
iPad Proにしたのは、新聞や日経ビジネス、日経デザインなどその他電子書籍を読むのにはiPadが適していて、キーボードと切り離せないMacBook Proだけでは成り立たないため、逆にiPad側からのアプローチで完結できればと思いました。
中途半端なiPadOS
iOSから分離して、iPadのみの機能を色々と盛り込んできて進化しているiPadOSではあるものの、やはり中途半端です。Magic Keyboardも後から追加されたマウスカーソル機能はできることとできないことが結構あり、結局画面を指でタッチしないとできないことが多くあります。
そして、macOSでもiPadOSでも重要なのはサードパーティーアプリです。どうしてもmacOS向けのアプリをiPadOS向けでリリースする場合に、細かなところに差異があって使い勝手が悪くなるものがあります。できる限り、macOSとiPadOSでの操作感を統一してもらわないと、効率よく仕事を進めることができません。
具体的に何が使い勝手が悪いかというと、代表的なところはキーボードショートカットです。一番困るのは、グループウェアなどでコメントを書き込んで送信するときに、「コマンド+リターン」で投稿できるのがmacOSですが、iPadOSではなぜかできません。なので、マウスポインターを使うか、指で投稿ボタンをタップする必要があります。地味ですが、こういうのがたくさんありますので、少しずつストレスが溜まってしまうのです。
macOSとiPadOSのデュアルブートが現時点での最適解
前述のように、iPadOSだけではまだmacOSの代わりにはなりません。しかし、同じM1という統合システムの上で動作しているのですから、デュアルブートにしてもらえるのが現時点での最適解かなと思います。将来的にはOS自体を統合して、どのようにユーザーが使いたいかによってiOS/iPad風とmacOS風を切り替えるもしくは自動認識するようなシステムにするのが良いかと思います。
これは単にmacOSをiPadで走らせるだけだとiPadの良さを活かせないということはApple幹部も言っていることで、そこからは外れないのではないかと思っています。iPadらしく使うこともできて、macOSらしく使うこともできるようなシステムが理想で、現時点ではアプリ問題もあるかもしれないのでデュアルブートもしくはシームレスに切り替えるということができると良いのではないかと思います。
WWDC 2021で発表されるであろう新しいiPadOSに期待
デュアルブートもしくはシームレスな切り替えを妄想しましたが、実際には実現しないのかもしれません。それであれば、iPadらしさを最大限活かしつつ、さまざまな使い勝手の悪さを解消してくれた新しいiPadOSがWWDCで発表されることを期待しています。
ハードウェアとしての小さな変化
M1になって処理スピードが上がったとか、ミニLEDで画質が良くなっただとかあると思いますが、もうひとつ大きな変更があります。これは1世代前のiPad Proを使っている人しかわからない変化かもしれません。
それは、ガラス面の指紋コーティングです。発表当時は、Apple Pencilの第2世代が出てきて、そのためにコーティングを変えたのだと解釈していました。確かに、Apple Pencilと使った時には良い書き心地を提供してくれていましたが、指操作すると指紋だらけになってしまうのが難点でした。
そんな時にはこちらのような書き心地も良くて、指紋も目立たない保護フィルムを使っていただくと良いと思います。iPad Proは第3世代から、新しい第5世代まですべて共通に使用することができますので、どのユーザーにもおすすめできます。
今回、指紋がすぐに付いてしまって取れにくいというのはコーティングを変えたのか、改善されました。しかしながら、その代償としてApple Pencilを使った時には少し固めの感触になってしまいました。なかなかうまくいかないものですね。
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WWDCで発表されたからといって、おそらくすぐに使えるようにはならないと思いますが、もう少しiPad Proで仕事をしてみるということをトライしてみようと思っています。ウェブのチェックには、すぐに書き込んで返せるので、とても適しているといえます。良いところをうまく使っていければと思います。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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