皆さん、こんにちは〜Shunです〜。

皆さんはこれまで「パーキンソンの法則」を聞いたことがあるでしょうか？　一番最初に「パーキンソンの法則」を提唱した人はイギリスの海軍歴史学者である「シリル・ノースコート・パーキンソン」になります。

1958年、「シリル・ノースコート・パーキンソン」が自分の著作『パーキンソンの法則：進歩の追求』でこの法則を提唱しました。

この法則の主旨は「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」ことです。簡単に言うと、仕事中に「数時間で終わる課題に1日分の時間を与えられると、社員はその課題に1日費やしてしまう」ということです。

例えば、本来なら3日間で終わるプロジェクトの企画案の締め切りを2週間先に設定すると、時間の無駄遣いや効率の悪いワークフローにつながり、結局期日前のギリギリのタイミングで完了させることになってしまいます。

また、子どものときよくある話、「夏休みの宿題は7月から手をつけていたのに、最終的に仕上がったのが期日ギリギリだった」ということや…

社会人になって、会社でよくある「気づけばいつも残業をしている」などです。

本来なら定時で終わらせるべきですが、「定時までに仕事を終わらせよう」という意識が欠けており、「ダラダラと残業しながら終わらせよう」という考え方が少なくはないと思います。

実際、Shunもよくこんなような悩みがあり、いつもあまりにも楽な作業時間を設定してしまうと、仕事をだらだらやってしまい、結局ギリギリまで完成させることが多かったです。

振り返って見て、反省してみたら、このようなことが発生した原因は「期限にはまだまだ余裕があるから大丈夫」という気持ちがあるからです。人はあたえられた時間をすべて使おうという心理があります。

なので、仕事の効率、生産性を高めるため、まずこのような心理に対抗し、今の悪い癖を直す対策を考え、実施する必要があります。

Shunが実施していることは以下になります。

まずは「与えられたタスクについて、自身で期限を設定する」ことです。

自身の作業における必要な時間をすべて洗い出して、スケジュールに落とし込んで、自身でこのタスクの完了期限を設定する。これによって早く作業を終わらせることが可能です。また、自分で期限を決めることによって、無理やり生産性を高めることができます。

ただし、ここで注意する必要があるのは「あまりにも短い期限を設定しない」方が良いということです。理由は「現実的ではない期限を設定してしまうと、かえってやる気がなくなってしまう」からです。

その次は「時間を区切る」ことです。

一定の時間内にタスクを完了させるという目標を立てます。タスクを開始する前に所要時間を計画しておけば、より意図的に作業に取り組むことができます。そして、この時間内に必ずこのタスクを完成させるという考えを頭の中に入れ込んで、集中力をアップさせると、より効率的にタスクを完成することができます。

人間は24時間ずっと集中力を保つことが難しいです。普段仕事する際に、課題やタスクにどのくらい時間をかけていいのか不明瞭な状態で作業をスタートすると、ずっと集中力が続かないので、結局ダラダラと作業することになります。

そこで「このタスクを30分で完了させる」というように、時間を区切って作業に入ると、より生産性を取り戻し、重要な仕事に集中することができます。 ゴールまでの距離が明確なため集中力が続き、作業効率を上げられるのです。

実際、「パーキンソンの法則」は「水は低きに流れ、人は易きに流れる」を表すような自然の法則です。人間は流れに身を任せているだけでは、自分の思う理想的な結果を果たすことが難しいと思います。

ということで、このようないくつかの方法で自分の時間をうまくコントロールし、思い通りに時間を使えば、より多くの仕事を完了させて、「パーキンソンの法則」を克服できないことはないと思います。

もしShunと同じような悩みがある方は、興味があればこの改善策をいかしてみてはどうでしょうか〜？