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- 2024年12月
2023年11月5日(日)、阪神タイガースが38年ぶり2度目の日本一になった。私は現地観戦叶わずテレビの前での観戦だった。
2023年の阪神タイガースは最高という言葉では足りないくらい素晴らしいチームだった。
込み上げる思いを言葉にすると永遠に書き続けることになるので、ここに阪神タイガースへの感謝だけでも綴ってみたいと思う。
私に物心がついてからの阪神タイガースはひたすら弱かった。
1992年に亀山・新庄の台頭で優勝争いをして私を虜にした阪神タイガース。よせば良いのに、ヒーローインタビューで「優勝します!」と宣言し、案の定優勝を逃してしまったオチを忘れない阪神タイガース。
その翌年から10年連続Bクラスとなる阪神タイガース。私が甲子園球場で売り子として働く間も当然のように毎年最下位となり、「春の珍事」「神のお告げ」「F1セブン」など挙げるとキリがないほど、定期的に笑いだけは提供してくれた阪神タイガース。
故星野仙一さんが監督に就任し、18年ぶりにリーグ優勝を成し遂げた阪神タイガース。私も社会人となり、一人暮らしをする中で、数えきれないほどの元気をもらい、日本シリーズで敗れたときには初めてスポーツ観戦で涙を流させてくれた阪神タイガース。
2005年にJFKを擁し、圧倒的な強さでリーグ優勝を成し遂げた阪神タイガース。その後の記憶は霧に包まれたように思い出せないが、誰もが予想しないオチで日本一を逃し、私に野球を始めるきっかけを与えてくれた阪神タイガース。
それからさらに18年が経ち、ついに2度目の日本一となった阪神タイガース。私は誇らしい。らしくもなく勝負どころですべて勝ちきり、これまでとは異なる強さで他チームを圧倒し、誰しもがすばらしいチームだと口にしていて、言葉もなかった。
阪神タイガースよ。私は嬉しい。
生きているうちに日本一を見せてくれたこと。
共に喜んでくれる妻が隣にいること。
このタイミングで私自身も甲子園でプレーできたこと。
阪神タイガースよ。
私自身はいつまで野球を続けることができるかはわからないが、肩があがらなくなっても、野球を辞めるその日がきたとしても、それでも最後まで阪神タイガースは応援しつづけたいと思う。
阪神タイガース。
夢をありがとう。
フェイ
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フェイ
ITメーカーや医療業界でサポートを続けながらイタリアを放浪していたところ、さまざまな商品の魅力に惹かれ、トリニティの一員に。美味しいものを与えられるとどこにでも付いていきがち。
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