こんにちは。キャプテンです。

年始にPCを新調しましたので、新しく作ったPCを紹介します。

新しくPCを作ろうと思ったのは、今使っているグラフィックボードの冷却ファンの羽が1枚かけてしまい、高負荷時のファンの音がうるさくなってしまったためです。

今まで使っていたPCケースも小型で気に入っておりましたが、パーツの構成が異なり薄型のケースを見つけたこともあり、時間に余裕のあった年始に組み立てました。

今回選んだのはFractal Design Ridgeです。

新たに組んだPCの構成は以下の通り。

※この構成はCPUのTDPに対して、CPUクーラーの冷却性能が追いついていないため、BIOSにてTDPの調整が必要です。

※グラフィックボードをライザーカードというパーツを使ってマザーボードの上部に配置するMini-ITXのケースです。

※ケース自体の高さが出るのですが、その分ケースの厚みを抑えることができ、デスクの上においても邪魔になりにくいです。熱を放出するCPUとグラフィックボードの位置をずらすことで放熱効率も良いケースです。

側面のパネルを開けて右側です。電源ユニットとCPUクーラーが下部にあり、上部にグラフィックボードがあります。

左側です。マザーボード横には2.5インチのSSDなどが工具なしで取り付けられます。配線がごちゃごちゃするので、今回は取り付けていませんが、拡張する際は便利かもしれません。

大きさはPS5より少し大きいぐらいです。そう聞くと大きいと感じるかもしれませんが、これでPCのゲームも満足に遊べる性能だったら悪くないと感じています。あまりゲーミングっぽくないのも好印象です。

万が一、同じ構成で組むという方がいらっしゃったときのために組み上げの際に2点注意がありますので共有しておきます。

①マザーボードのパネル部分の大型のヒートシンクがCPUクーラーと干渉します。私はヒートシンクを取り外しました。金属パーツなのは回路の一部分だけで、あとはプラスチックの飾りでした。

CPUクーラーの取り付け位置はこのマザーボードの場合はこちら側にしか取り付けできないです。

②メモリの背が高いとCPUクーラーと干渉するので、ヒートシンクやライティング機能のある背の高いメモリは避けるのが無難です。もしくは干渉しないCPUクーラーを採用するのがおすすめです。

その他の組み立てに関しては、特に注意することはありません。電源ユニットからの配線がギチギチになりますが、マニュアル通りに組み込めば特に困ることはないと思います。

今回採用したグラフィックボードは2スロットの幅でしたので、PCケースに付属のファンを取り付けられます。グラフィックボード側の冷却は十分でした。対して、CPU側は空冷クーラーのみのため、若干心許ない気がしますが、1週間ほど使った感じは特に問題はなかったです。

一見するとオフィス向けのデスクトップPCのように見えるこの見た目で、ゲーミング性能高めの構成ができるというのが気に入りました。小型のゲーミングPCをお探しの方で構成の参考になれば幸いです。

こういった小さいPCを組む際は、パーツ同士の規格が合っていても物理的な干渉などによって組み上がらない場合があります。先人のビルド例を参考にするか、ダメ元で買って組んでみるしかないため、一般的な自作PCに比べると少し難易度が高いです。

組み上がった後もCPUやグラフィックボードの冷却が十分でない場合は、本来の性能を発揮できないため設定を調整していく必要があります。その分、組み上がりの満足度が高いので興味のある方はチャレンジしてみてください。