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2017.08.09
最初に書いておかなければいけないのですが、決して誰彼を非難したいというわけではなく、ただ単に自分の思いを書いているだけです。そこのところはお間違いなきよう。
さて、私はいわゆるパクチー、海外ではコリアンダー、中国では香菜(シャンツァイ)が大嫌いなのであります。「美味しいよ」とか、「慣れれば臭くないよ」とか、これまで数多くの誘惑というか勧誘というか唆すというか誑かすというか、とにかくいろいろ言われるのですが、何が何でも大嫌いなのです。どう考えても、料理に含まれる香しき食材の香りを台無しにして、なんだから「臭い」ものが口の中にふわっと広がっていくわけで、どうしてそれが必要なのだろうかと思うのです。
そんなパクチーですが、ここ最近ブームなようでさまざまなところに進出してきています。どうも、今日8月9日はパクチーの日だということで(「チー」はどうした?)、デニーズではお祭騒ぎでした。どうしてかき氷にパクチーをかける必要があるのか、ドリンクにまで入れてモヒート気取りなのは一体どういうつもりなのでしょうか。Denny’s with Pって、一時期流行ったwith Tですか? そしてここで世の中、なんでもかんでも便乗して良いのか、というタイトルに繋がるわけです。
先日、我が駅東武東上線志木駅は、駅ナカがリニューアルしていろいろな飲食店がオープンしました。そこには新しくそば屋があったのです。志木駅周辺はあまりそば屋が充実しているとは言えず、駅ナカでしかもおサイフケータイが使えるそば屋だということで期待していました。もちろん、そばとしては美味しくいただけるところなのですが、それがなんと目玉にパクチーそばがあるのです。そばとは、麺としての歯ごたえやのどごしなどと共に、そのそばの香りを楽しむものではないでしょうか。そこにパクチーを乗せてしまったら、それはもうパクチーしか感じられないのではないでしょうか。
またまた先日、あるホテルの朝食会場でバイキング形式だったのですが、そこのサラダにパクチーが潜んでいました。パクチーの一番タチの悪いところは、特に茎は水菜っぽく、葉は春菊に見えないこともないところです。そうすると、サラダにいろいろな野菜が入っててヘルシーじゃないか、とこんもりと取ってしまった私が、一口食べてみて口の中に広がるあの香りに遭遇した時の気持ちはお分かりになるでしょうか。普通はパクチーは注意書きが必要なレベルで、何も書かずに入れて良いものではありません。そこまで市民権を得ている食材ではないはずです。
ところが、最近は市民権どころか、人気の食べ物だそうです。パクチーを食べられるようになれば、いろいろと楽しい事が待っているかもしれません。しかし、私は断固として拒否します。たとえ餓死しようとも、時代の波に抗って、巨大な権力に立ち向かい、打ちのめされても這い上がり、たとえ一人きりになろうとも、パクチーを食べないことを心に誓った、「8月9日、パクチーの日」でした。
なお、すべて個人の感想であり、会社を代表したりするものでは一切無いことも誓います。
このブログを書いたスタッフ

hossy
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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