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2010.10.24
先日10月20日に行なわれたスペシャルイベント「Back to the Mac」で発表された新型MacBook Airは、デザインとしてかなり素晴らしく、知人もたくさん購入しているようです。
確かに、これまでのMacにはなかった超軽量・薄型モデルで、昔にPowerBook 2400cとSharpのメビウスとを迷っていた頃にあったならば、即買っていたモデルではあります。しかしながら、冷静に考えてみると私の日常には必要のない製品なのです。
現在、MacBook Pro 15インチモデルをCTOして2.66GHz Core i7にし、メモリーを8GB搭載して、さらにSSD 512GBを積んだモデルを使っています。つまり、その時点で購入できる最高のスペックにしているわけです。これにモバイル用途でのiPhone 4を加えて、ちょっとした外出にはiPhone 4だけ、宿泊を伴う出張や、その他外出先での作業が元々見込まれる場合のみ、外出時にもMacBook Proを持ち運ぶようにしています。ちなみに、オフィスではApple Cinema HD Display 30インチを接続してMacBook Pro自体は閉じる「リッドクローズド」で使用しています。
ここにMacBook Airが活用できる余地があるか、と考えるとなかなか難しいのです(モノとしては欲しいです)。軽量であることは嬉しいことですが、それによってスペックが大幅に制限されてしまうというのは困ってしまうのです。たとえば、現在512GBある内蔵ディスクをMacBook Airの場合だと13インチにしても256GBにしかできませんので、現在300GB以上を使用していることから、何かファイルを削る必要があります。クラウドコンピューティングがもてはやされて端末の差があまり関係なくなっているとも言われていますが、どうしてもまだ回線スピードが遅いためにローカルとネット上ではダントツに使い勝手が変わってしまいます。
ただし、ディスクドライブが必要ない、というAppleの提案は正しい方向性であるといえます。実際に私の例を考えてみても、一番最後にディスクドライブを使ったのはいつだったかと考えると、マシンを購入した時にソフトウェア関係をインストールしたときだったと思います。ただ、私の理想は現行のMacBook ProにBlu-rayディスクドライブを積んでもらうことなので、この夢は潰えてしまうことになってしまいますが…。
MacBook Airが私の環境に必要ないことは、同時にiPadも必要ないとも言えます。iPhone 4を持っている場合、iPadにしかできないことは少なく、iPhone 4とiPadの2台持ちでは、特定のソフトウェアが必要なときに困りますし、MacBook Proとの2台持ちはiPhone 4も持っているので3台は多すぎると考えると削るのはiPadの方になります。
Blu-rayドライブがMacBook Proに搭載されることが絶対にないのであれば、今望むのはフルスペックMacBook Pro 15インチのディスクドライブレスで、もう少し軽量にしてもらうか、バッテリー容量を増やして長時間使えるようにしてもらうかです。バッテリー容量を選択した場合、重さは軽くならないと思いますが、いつもACアダプターを持ち歩いているのを減らすことができるのであれば、トレードとしては悪くないと考えます。
それ以外の希望としては、3G内蔵になってくれるとベストですね。
このブログを書いたスタッフ

hossy
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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