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2006.11.27
他社の製品発表リリースを恨めしく思いながら屈辱の日々(おおげさ)を過ごしてきましたが、ようやく遅ればせながらiPod shuffle(2nd)用カバーWraptor(ラプター)を発表しました。しかもApple Store先行発売という栄誉もいただき、少し気分的には盛り返してきました(笑)。実際に見てきたわけではないので自信100%ではありませんが、現在Apple StoreではiPod shuffle(2nd)用アクセサリーはこのWraptorだけを販売しているハズです。この喜びは、なかなかわかってもらえないでしょうねぇ。
さて、iPod shuffle(2nd)用アクセサリーという話を始めると必ず最初に出てくる言葉が、「アレにアクセサリーいるの?」という疑問です。何を隠そう例の「It’s Showtime」の後、「新しいshuffleにはもうアクセサリーいらないでしょう」などとしたり顔で周りに話していたのはこのわたくしでございます。大変申し訳ありません…。ただ、正直なところ当時は本当にそう思っていましたし、このWraptorを見るまではその気持ちは変わっていませんでした。
このWraptor、もちろんshuffleをカバーするということも重要な役割のひとつですが、なんといってもその名前の由来にもあるとおり、shuffleを使っていないときにイヤフォンケーブルを巻いておけるということが最大の特長です。これが先行して発売されている他社製品とは一線を画すところであり、Apple Storeにも認められた点です。
iPod shuffle(2nd)は「世界最小のデジタルミュージックプレーヤー」と謳われているとおり、とても小さく、クリップと一体型になっていることにより服やバッグなどいろいろなところに挟んで固定することができる秀逸なインダストリアルデザインをしています。しかし、小さいが故に使っていないときのイヤフォンケーブルのやり場に困ってしまうのです。たとえばiPodやiPod nanoであれば本体に仮に巻き付けておいても「とりあえず」は収納したようになりますが(それでは足りない人がこういうものを求めるわけですが)、今回のshuffleではそれもかないません。もちろん、こういうものを一緒に携帯してしっかりと収納することも良いでしょう(宣伝ばかりでスミマセン)。しかし、どうしても分離しているものだと一体感が乏しいし、少し面倒くさいというイメージがあります。
Wraptorはチガイマス。(2度もやってスミマセン….。)
iPod shuffle(2nd)をカバーするだけでなく、ケーブルを巻ける溝を設けることで、音楽を聴き終わった後にクルクルと巻いて収納できるスタイルを提供してくれるのです。この画像を見たときに「これなら欲しいかも」と思ったのが販売をしようと思ったきっかけでした。このWraptorの生みの親であるMophie(モーフィー)という会社については別の機会にもう少し詳しくご紹介することにします。
もうひとつ、このWraptorが面白いところは、そのパッケージコンセプトです。今後出てくるであろう新製品は基本的には同じパッケージに包まれることになるのですが、円中型で透明のプラスチック素材で形成されており360度完全に見えるようになっています。これは新しいiPod nanoやshuffleのパッケージにもインスパイアされたものですが、これまでにないユニークな点は、「製品をパッケージから出してからも使える」ということです。普通、製品パッケージは、製品を購入してパッケージから取り出した瞬間に「ゴミ」になってしまいます。私のようにApple信者はパッケージも捨てずに飾っておいたりしますが、それはごく一部の美しいパッケージだけで、一般的には「捨てるもの」だと思います。
Wraptorのパッケージはチガイマス。(このCM好きなんです)
パッケージから製品を取り出した後にはなんと貯金箱として使えるようになっているのです。Apple Storeのカリスママーチャンダイザーも「Genius!」とうなったほどのアイディアです。近いうちにこのパッケージの画像もアップしてみますね。(下図はイメージです)
最後にひとつ。このWraptor、実はかなり前から情報はMophieのウェブサイトにアップされていました。日本での発売が遅れた理由は、そのフィット感にありました。私のところに来たサンプルがあったのですが、iPod shuffle(2nd)が出荷される前で「机上で作られた」ものでした。実際に出荷されたshuffleにはめてみると固い固い。かなり気合いを入れれば入らないことはないものの、外すにも一苦労するくらいのもので、明らかに調整が必要でした。その後に何回かやりとりを重ねて最終的に発売にこぎ着けることができたのが先週末、というわけです。
この調整はかなり難航しました。それはフィット感を大事にするか、外れないことを大事にするかというぎりぎりの調整で、入れるshuffleにも個体差があるのでなかなか難しいのです。しかもアチラは腕がぶっといアメリカ人、コチラは典型的なもやしっ子ですから、同じ「良いフィット感」といっても隔たりがあるのです。
そんな紆余曲折を経た上での結果ですが、個人的にはもう少し緩くても良いかなとは思っていますが、外れてしまう危惧を考えるとこれくらいなのかな、とも思います。パチンとはめるような形ですので、shuffleに傷が付かないか心配される方もいらっしゃると思いますが、もっとキツいのを何回も脱着していますが、傷はまったく付きませんのでご安心を。なお、外す際にはくり抜かれたコントロール部分から押し出すようにすると比較的簡単に外れます。
「ない」と思っていたiPod shuffle(2nd)用アクセサリーですが、アイディはいろいろあるもんだなぁと痛感しました。まだまだこれからも面白いものがあればご紹介していきたいと思っていますので、よろしくお付き合いください。
このブログを書いたスタッフ

hossy
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。



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