未完・私達結婚しました

2015.07.16

以前、セールス担当のとっぽさんがケーブルボックスミニを2個3個と購入したくなる、購入意欲を刺激する提案をしていましたが、見事に欲しいという気持ちにさせられてしまい、とっぽさんに眠る猛虎魂の気配にニヤニヤしてしまいました。なんといっても阪神タイガースカラー!! さすがのセールス担当だなぁと思いつつ、最近はラジオで野球中継を聴きながら毎日帰宅する日々です。
実はラジオで聴く野球中継がたまらなく好きなんです。他球場の途中経過を伝える際のジングル(チャイムのような音)が特に好きで、スマートフォンの通知音に使いたいくらいなのですが、あの音はどこかで手に入らないのでしょうかね。MBSラジオの「いいねいいね~、もう一回聴いてみよう! 」も外せません。「鳥谷打った~(略 ナイスグランドスラム!レインボーア~チ!!」なんて聴こえると思わず自宅へ向かう足取りも軽くなってしまいます。

閑話休題。

これまでイタリア人女性との国際結婚手続きについて、複数回に渡り書いてきましたが、いよいよ手続きも大詰めです。前回のエントリーでは、「婚姻届を提出して日本で結婚し、結婚した事実をイタリア側へも登録する」方法について書きましたが、今回は「日本人配偶者等」のビザ取得手続きについて書いていきたいと思います。あ、どうもサポートのフェイです(いまさら)。

国際結婚が日本とイタリア側で成立した後、日本で一緒に住むためには、日本の長期滞在ビザが必要になります。私達のように、配偶者が「観光」目的で入国した場合は、パスポートが短期ビザの代わりとなるので、短期滞在の場合は全く問題がないのですが、長期滞在となれば別。パスポートでは三ヶ月しか日本に滞在できないうえに、何度も入出国を繰り返すと審査が厳しくなり、最悪は入国が認められなくなることもあるそうです。日本の長期滞在ビザ、、、取得までの流れは以下の通りです。

【日本の長期滞在ビザ取得の流れ】
・必要書類を揃えて居住地管轄の入国管理局へ在留資格認定証取得申請をする
・在留資格認定証を取得し、配偶者は一旦イタリアへ帰国
 ※配偶者がイタリアにいる場合は、在留資格認定証を配偶者へ送付
・配偶者が在イタリア日本国大使館(ローマにあります)でビザを発行
・発行されたビザとともに配偶者が日本へ入国
・入国後に在留カードが発行される

必要書類については、下記の画像を参考にしてください。

mikan_syorui.png

ビザの取得には厳しい審査があり、下記の二点が重要視されます。

1.二人の結婚は偽装結婚ではなく、本物の結婚であるか
2.結婚した場合、日本でしっかりと生計を立てられる収入があるか

1については何も心配はないかと思いますが、2についてはどの程度収入があれば良いのかわからなければ、不安になりますよね。調べてみたところ、明確な数字は無いようなのですが、おおよそ年収が400万円以上あれば、問題はないようです。また、年収が400万円以下でも、提出書類にて本物の結婚であることをしっかりとアピールすれば問題にはならなさそうです(とはいえ300万円前後だと厳しいらしいです)。ちなみに年収は非課税証明書や納税証明書等の提出書類でチェックされます。

では、提出書類の記入方法について個々に書いていきます。

・在留資格認定証 交付申請書
こちらがわかりやすかったです。入国管理局に行くと、相談コーナーもありますので、わからないことは現地で確認しながら記入するのも良いと思います(私達はかなり助けてもらいました)。

・身元保証書
こちらは全ての項目をきっちり記入していれば大丈夫です

・質問書
最後の最後、最難関の質問書です。8枚も記載しなければならないうえに、初めての出会い、場所、付き合った経緯や結婚までのいきさつを細かく書かなければなりません。また、関連する写真・手紙や国際電話の利用などを証明するものを添付する必要もあります。証拠書類については、私達は毎日Skypeやgoogleハングアウト、WhatsAppでやり取りしていたので、チャットの履歴や通話時間、お互いの国へ行く際の旅行計画についてのメールのやり取りのコピーなどを添付しました。結婚に至った経緯については、自由記載となってるので、別紙参照と書いて、パソコンで文書を別途作成すると早いです。私達の例でいうと、下記のような形で作成しました(本当はもっと細かく経緯を書いていますよ)。

【20XX年X月X日】イタリア旅行中にナポリ駅構内で困っていたところ、声をかけられ助けられる。旅行中毎日遊ぶようになり、付き合い始める。
【20XX年X月X日】夫帰国後、メールやSkype等で連絡を取り合う(添付資料参照)。
【20XX年X月X日】妻の実家を訪問し両親に挨拶。
【20XX年X月X日】妻来日。夫の実家で両親へ挨拶。
【20XX年X月X日】夫がイタリアへ。妻のご両親へ結婚の挨拶。温かく迎えられる。
【20XX年X月X日】帰国。妻来日
【20XX年X月X日】○○県○○市へ婚姻届を提出。同日受理される(婚姻届受理証明書参照)。
【20XX年X月X日】イタリア大使館へ各種資料提出。手続きの証明書が発行される(大使館発行資料XX参照)。

これらの書類を作成し、その他の必要書類とともに入国管理局へ提出後、審査に合格した場合は、返信用封筒で「在留資格認定証」が送られてくるので、配偶者に送付し、配偶者がイタリアでビザ発行手続きをすればビザが取得できます。ビザの発行手続きに必要な書類は下記画像を参考にしてみてください(国や地方によって必要なものがかわる可能性もゼロではないので、大使館に確認すると確実です)。

visa_syorui.png

ビザが発行されれば、あとは配偶者がビザを持って日本へ来日した際に在留カードが発行されるので、管轄の市役所等で手続きをすれば、長かった手続きが終わります! お疲れ様です!! 長かったですね!!!

しかしルールとはいえ、ただでさえ全ての手続きに時間がかかっているのに、配偶者が既に来日している場合は、一度イタリアへ帰国する必要があるため、余計なお金もかかってしまい、すごく無駄な感じがしますよね。このあたりなんとかならないのかな・・・。はい、なんとかする方法が一応あるんです。その方法についてはまた次回(長文になりすぎて書ききれませんでした)。

Vol.1 私達結婚しました
Vol.2 続・私達結婚しました(イタリア人女性との国際結婚手続き)
Vol.3 続続・私達結婚しました
Vol.4 未完・私達結婚しました
Vol.5 完・私達結婚しました

このブログを書いたスタッフ

サポート

フェイ

ITメーカーや医療業界でサポートを続けながらイタリアを放浪していたところ、さまざまな商品の魅力に惹かれ、トリニティの一員に。美味しいものを与えられるとどこにでも付いていきがち。

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