- 10月
- 2024年11月
何度もブログで紹介されている当社の『改善提案』にて、新しく始まった制度を紹介します。
今回、私が提案させていただいたのは、『逆指名! 役員ランチ』です。
社員が指名した役員と一緒にランチができる制度です。ルールは結構簡単です。
逆指名! 役員ランチルール
1. 社員から役員を指名する。
社員は一緒にランチに行きたい役員にチャットでオファーします。社員は複数人でも可(1対1だと心配な人もいますので)。
※役員から誘うこともあるかもしれませんが、この制度は社員から役員を指名できるようにしています。
2. 日程調整。
役員は日程とお店を社員と調整します。お断りは禁止です。
3. 役員ランチ決行。
日程調整のあとは当日お昼に行って、仕事の話をするだけ。
4. 支払いは役員が行なう。
これは余談ですが、私を指名してくれた社員には、店も時間もお誘いの段階から指定していただきました。上記のルールと違うのですが、食べたいものがあったんだろうなと思って、その店にしました。
さて、今回提案したきっかけの話です。
私ごとですが、今期より社員から役員へ立場が変わり、社員が役員に少しでも話しやすく、相談できる環境を作れたらと思い、提案させていただきました。
社内の会議室で話すこともできますが、社内だと聴かれたくないこともあるかもしれないですし、少し気軽に話せる環境がいいのではということで、ランチにしました。
開始当初は社員からの逆指名というとなかなかハードルが高いように思ったのですが、当社はフロアが分かれていることもあり、チャットでやり取りすることも多いので、施策が始まって1ヶ月ですが、現時点では問題なさそうです。
しかし、人によってはハードルが高いと感じる人もいるかもしれないので、もう少し様子を見ながら改善していければと思います。
そして、今回提案させていただいたきっかけは、私の経験です。
▼若かりし、20代
当時勤務していた職場では役員は目上の人すぎて、まず話すことはありませんでした。すれ違ったときに挨拶をする程度で、どちらかというとすれ違うのも恐ろしいなという印象でした。挨拶して、挨拶が返ってこなかったら、少し寂しい気持ちになったり…。「どうせ、僕の名前なんて知らないだろう」なんて考えは、今思えば気にすることでもないけれど、若かりし私は、結構気にしていました。これは役員とは関係ないですが、若いときは自分の評価とかめちゃくちゃ気にしてました。
▼30代前半
自分も社会経験を積み役職に就くようになり、経営陣の考え方に興味を抱くようになりましたが、やはり声をかけるようなことはできません。社内の懇親会で役員が順番にテーブルを回ってくるタイミングで、僅かな世間話をする程度で、ビジネスについて話をすることはありませんでした。
▼30代後半
私自身もある程度のポジションになり、役員と毎週のようにビジネスについて話をする機会をいただきました。私が考えてもいなかったようなビジネスの話、さまざまな情報を集めるアンテナの高さや人脈の広さなどを目の当たりにし、驚きの連続でした。かなり濃密な時間であり、この期間で一気に自分自身の視野が広がり、考え方が大きく変わったタイミングでした。
さて、実際に運用してみた結果は?
私は2度この施策を利用しました。
話を聞いてみると、社員も考えながら仕事をしていることがわかります。やる気に満ちて向上心が高い人もいれば、不安を持って仕事をしている人、もっと会社を良くしたいと考える人など。ランチをしながらみっちり1時間、真剣に仕事だけの話をする機会はそうそうないので、私はとても新鮮でした。
私が良いアドバイスができるわけではないですが、何か相談があれば相談してもらえる、風通しの良い環境は作っていきたいです。そして、一体感を持って、喜びも悔しさも共感しながら、目標に向かっていけたら最高です。
最後にもう1つ分かったことは、話に集中しすぎて、食事の味はあまり覚えていないことです。
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このブログを書いたスタッフ
セールス
ぼん
小売業界を中心にバイヤーや事業責任者を経験。メーカーに憧れがあり、縁あってトリニティに入社。トリニティ製品はバイヤー時代に仕入れを行なっていたので実は長い付き合い。仕事は『Enjoy・Speed・Teamwork』をモットーに、趣味として捉えている。健康も気に掛けつつ、毎日、勉強と改善で楽しんでいきます。
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