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2017.05.16
はじめに宣言しておきますが、私は大のケーブル嫌いです。ケーブルそのものの機能性は理解していますし、必要なことも多くあるでしょう。ただ、必要があって使っていても、その姿はもっと控えめであるべきだし、見えなければそれがベストだと思っています。将来的にはすべてがワイヤレスな世の中になっていくと信じていますし、結構前に「Wireless Life」というウェブサイトを作ったこともあるくらいです。実際、2012年から現在に至るまで、まだまだケーブルは無くなってはいないと思いますが、それでも少しずつは美しい世界になってきていると思っています。
これまで、トリニティとしては、主にBlueloungeの製品でこれらのケーブルに対する解決策を提示してきました。ケーブルを束ねたり、引っかけたり、引き出しにしまったり、丸ごとボックスに突っ込んで見えないようにしたり、さまざまな工夫をしてきました。しかしながら、これらはまだ根本的にケーブルを無くしていく、もしくは存在感を消していくというところまでには至っていませんでした。
NuAnsでは、全体的なテーマとして、ケーブルやコネクターのガジェット感を無くしていき、インテリアや雑貨などと一緒に使っていて違和感のないものを作っていこうということがありました。
たとえば、誰もがケーブルがまるでスパゲティのように絡まり、使いたいのにすぐに使えない、醜い状態になっている、ということを経験したことがあると思います。そこに、NuAnsとしての「新しい回答」が生まれたのです。
製品の詳細は別途ひとつずつ取り上げていきたいと思っているので後においておくとして、ケーブルは使っているときにもしっくり馴染むような質感、主張しないデザイン、さらに使用していない時にはコンパクトかつ、コネクターがしまえるようになっていて、ガジェット感を完全に消し去っています。近年、我々のような思想を持ったブランドが少し出てきて、ケーブル自体の質感が上がっているものは増えてきた印象でしたが、それでもケーブルの構造自体、素材自体から見直してまったく新しいものを作り上げた例はほとんどないと思っています。
バッテリーでも同様のコンセプトを貫いていて、使っている時に一番便利で使いやすいデザインで、使っていない時にはその存在感を無くし、かつ使っていないときの佇まいが「馴染む」ものに仕上がっています。前回ご紹介した素材感と、このケーブルやコネクターを消し去ったり存在感を無くしたりすることで、「ニュアンスのある生活」に溶け込んでいくことができるのです。この思想は、すべての製品に受け継がれて、NuAnsとしての世界観を形成しています。
[wp_visual https://nuans.jp/products/bandwire]
[wp_visual https://nuans.jp/products/tagplate]
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[All About NuAnsバックナンバー]
・Vol.1 はじめの一歩
・Vol.2 はじまりのはじまり
・Vol.3 TENTとの出会い
・Vol.4 クリエイティブユニットTENT
・Vol.5 TENTとトリニティ、そしてNuAns
・Vol.6 NuAnsというブランド名に込められた想い
・Vol.7 基本のコンセプトは「ニュアンスのある生活」を提供すること
・Vol.8 これまでにないニュアンスを提供するために【素材編】
・Vol.9 新しい回答は、ケーブルとの戦い。
・Vol.10 NuAnsの最初の製品「MAGDOT」は一番シンプルなケーブルホルダー
・Vol.11 デバイスたちの居場所を定義する、「MAGMAT」と「MAGFIT」
・Vol.12 ケーブルを再発明。すべてを再設計したケーブル「BANDWIRE」
・Vol.13 最高の使い勝手と心地よい手触り、インテリアとも馴染むモバイルバッテリー「TAGPLATE」
・Vol.14 これまでにはなかった、まったく新しいスタイルのモバイルバッテリー「ROLLDOCK」
このブログを書いたスタッフ

hossy
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。





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