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全国のiPhone 13シリーズユーザーのみなさまにおかれましては、どのようなケースをお使いになられているのかは存じ上げませんが、今日ご紹介いたしますのはわたくしが最初から心に決めていたケースでございます。全国1億2,000万人以下のトリログファンのみなさまはすでにお気づきかと思いますが、そのケースとはバンパーケース「ALINE」(アラインと読みます)です。
ここでひとつお知らせがあります。私が以前に強く継続を訴えていたのにも関わらず、iPhoneの最大サイズモデルMaxシリーズに対応したALINEシリーズの発売は見送られてしまいました。売れなかったそうですが、美味しいレストランが閉店してしまってから惜しむのと同じで、買わなければ廃盤になってしまうのです。私の啓蒙が足りなかったと深く反省しております。
なお、嬉しいお知らせとしましては、iPhone 13 Pro MaxにおいてもiPhone 12 Pro Max(名称がどちらも長すぎるのでiPhone 13 PMなどとしたいところですが、表記は正式名称でというのが自分が作ったルールなもので)のALINEがほぼ問題なく使えるということです。まだ試してはいませんが、下記の開発チームプロダクトデザイナーのかんかんが書いた記事によれば、ボタン位置が若干異なるもののバンパーケースは使える模様です。
バンパーといえば、iPhone 4時代にアンテナ設計の問題で手で握ると感度が落ちてしまうという問題が発生し、それに対応して配布したところから広まった形状です。車のバンパーを想像するとイメージが湧く良い名前だと思います。当社でも何回かいろんな工夫を重ねてバンパーケースは作り続けてきた模様は下記の記事をご覧ください。
「ALINE」の良さを再びお伝えしたい。
もしかすると三度かもしれませんが、とても大切なことなので改めてALINEの良さをお伝えします。細かいことをいうとキリがないので、5つに集約してお伝えします。
- iPhoneを所有しているということを認識できるシルエット。
- 全周ガードし、前面も背面もケース側が突出していることで高い保護力を提供。
- 天然木を使用して、日々温もりを感じさせる素材感。
- さらに厚みを増して、がたつきが大きくなったカメラを保護しつつ安定させる構造。
- MagSafe完全対応で、レザーウォレットも便利に使用可能。
一見すると、iPhone 12シリーズの時とほぼ変わっていないように思われるかもしれません。しかし、実はiPhone 13シリーズはカメラの出っ張りが大きくなりましたので、それに対応してALINEも奥行きが増えています。これにより、3番の素材感もより存在感が出てきたり、4番の安定性もより重要になりました。
なぜiPhone 13用とiPhone 13 Pro用が存在するのか。(極秘情報)
ここからは当社の極秘情報なので決して漏らさないようにしてください。これが漏れてしまうと、水道から水が漏れてしまうよりも大変なことになります。このトリログを読んでくださっているみなさまとは秘密保持契約を結んでいるという気持ちでこれから真実を語ろうと思います。
当社の他のケースシリーズでも、他社製品も同様ですが、ほとんどの場合がiPhone 13とiPhone 13 Proではカメラのサイズが異なるために、同じケースでも2種類の対応品に分かれています。このALINEも上記のように2つの製品ページがあり、それぞれ対応製品は異なるように見えます。
見えます、と書いたのは当然訳があります。実はこの2つ「中身は同じ」なのです。バンパーシリーズは周囲だけをガードするようになっているため、カメラ用に特別な穴が空いていません。したがって、カメラのサイズが異なるという理由でケースを別にする必要がありません。
では、なぜ2種類用意されているのか。
この答えを導き出すためには、みなさんは店舗でALINEを購入することを想像してみる必要があります。たとえばみなさんがiPhone 13 Proユーザーだったら、店舗にケースを見に行く際には、まずはどこを見るでしょうか。「iPhone 13 Pro用ケース」と書かれたコーナーに行くとたくさんの対応ケースがありますので、そこを目印にして探すと思います。
ここまでですでに答えはお分かりかと思います。ALINEが実際にはiPhone 13もiPhone 13 Proにも両方に対応しているにも関わらず、2種類あるのは「iPhone 13用とiPhone 13 Pro用のどちらの売り場でも販売するため」でした。チコちゃんは5歳児なのに流通や店舗における売り場の事情がよくわかってすごいですね。この問題はオンラインだけで販売している分には発生しません。
というわけで、iPhone 13もしくはiPhone 13 Proユーザーの方々は、どちらのALINEを購入されても問題ありませんので、是非とも問い合わせフォームからこの違いは何ですか、同じように見えるのですが、と送らないようにお願いいたします。製品ページにはなかなか書けない事情でもありますので、なにとぞ忖度していただければと思います。
★
私の愛したレザーケース亡き今、バンパーケースだけが私にとって唯一の心の支えとなっています。ちなみに、私は天然木のテナージュ素材が好きですが、発色の良いクラリーノバージョンもお薦めです。
今回、メーカーの事情によりユーザーには分かりにくい状態になっていますが、結果としては「どちらを買っても良い」ということなので迷惑がかかることはないかなとは思っています。どちらかが在庫がない時などに役に立つので、雑学として嗜んでおいていただけると良いかと思います。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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コメント
2021.10.11 19:39 #518421
#518421への返信
2021.10.11 19:39 #518421
この記事とは関係ないのですが・・・
>買わなければ廃盤になってしまうのです。
「iPhone 11 Pro Max/ XS Max ゴリラガラス UVカットガラス 太陽光からiPhoneのディスプレイを守る 光沢」の13PRO、PRO MAX用が欲しいです。
12、13からは日焼けしなくなったのでしょうか?
2021.10.11 22:05 #518443 ほっしぃ
#518443への返信
2021.10.11 22:05 #518443 ほっしぃ
mazda121demioさん、コメントありがとうございます。
UVカットガラスですね。。。iPhone 13シリーズは全モデル有機ELなので日焼け大敵です。ただ、私たちの力及ばず、UVカットガラスはあんまり売れませんでした。あまりに認知されなかったのかもしれません。手作り品などであれば少量でも生産できるのですが、ガラスや樹脂製ケースなどは最低でも数千個は作らないといけないので、市場に受け入れていただけなかったモデルは淘汰されてしまう時があります。申し訳ありません。
2021.10.12 19:37 #518496
#518496への返信
2021.10.12 19:37 #518496
返信ありがとうございます。
わかります、売れなければ作られないですよねぇ、商売ですから・・・
残念(><)
2021.10.13 10:12 #518576 ほっしぃ
#518576への返信
2021.10.13 10:12 #518576 ほっしぃ
mazda121demioさん、力及ばす、ご期待に添えず、申し訳ありません。
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