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2019.11.30
最後の追記:とうとう、Appleから正式にリリース「Apple Watchに心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能が登場 – Apple (日本)」が出ました。「心電図アプリケーションが、iOS 14.4とwatchOS 7.3のリリースによりApple Watch Series 4、5、6で日本で利用が可能」となるということです。
この記事の役割はこれで終わることになりますが、これまでいろいろ試行錯誤を重ね、たくさんの方に見てもらい、コメントもいただいて少しはお役に立てたかなと思っています。
「Apple Watchに心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能が登場 – Apple (日本)」より
追記:正式にAppleからアナウンスがあったわけではありませんが、ECG機能はアプリとして認可自体はされた模様です。(参考記事:心電図機能が承認された「Apple Watch」、販売方法は? 厚生労働省に聞く – ケータイ Watch)ただし、2020年12月22日現在、まだ使用ができてないようです。ようです、というのは私は以前からECG機能を使えるように下記の通りにしているためです。今後、どこかでさりげなく利用開始できるようになっていくものと見られますが、取り急ぎは本記事の内容をご理解いただき、対応すると使用可能にはなりますが、コロナ禍の中、なかなか難しいかもしれません。

Apple Watch Series 4から搭載されているECG(心電図)機能は、日本においては医療機器としての認可が必要な機能であり、現時点(2019年11月30日)においては認可が取れていないために日本では使用することができません。ハードウェアとしてはまったく同じですが、アプリを提供しないことでこの機能が使えないようになっています。
日本のAppleのウェブサイトでは、アメリカのAppleウェブサイトで紹介されているECG機能は、心拍測定の機能に置き換えられています。せっかくある機能を使用したいというのはユーザーとして当然のことかもしれません。

このECG機能はある特定の条件において、日本でも使用する事ができます。ただし、当然ですがAppleが認めた使い方ではないので一切の保証はありませんので、この使用においては自己責任となりますので、あらかじめご了承ください。また、Appleが短期のうちに日本での機能提供をするかもしれません。下記の方法はそれなりに費用と時間がかかる方法ですので、Appleの正式リリースを待つという選択肢もありますので、参考にされる方はよくご検討ください。
Apple Watch Series 5のECG機能を使用する方法
最初にお伝えしておかなければいけないのは、この方法はApple Watchをどこで購入するかが重要です。したがって、現時点ですでにApple Watchを持っている方でも、改めて新規に購入する必要があります。また、Appleがソフトウェアのアップデートや仕様変更により下記の方法が使用できなくなる可能性もありますが、一切責任を負うことはできませんのであらかじめご了承ください。
- ECG機能提供対象国でApple Watchを購入する
- ECG機能提供対象国でペアリングをする
基本的には、この2つが最低条件です。前者の購入については、ハードウェアは同じため、おそらくシリアル番号で販売国が分かるようになっていて、そこでフィルタリングしているのだと思われます。後者のペアリングについては、私は初回のペアリングが一番重要だと考えていましたが、ユーザーの方からのレポートによると、他の場所でペアリングしてECG機能が使えなかったものの、その後に対象国でペアリングし直したら使えたという報告あります。私が試したわけではないので、できる限り購入したらその場でペアリングした方が良いと考えています。
なお、一度ペアリングをしてECG機能を使用可能にしたら、日本に戻ってきても使用する事ができます。また、何らかの理由でペアリングをし直したとしてもECG機能は使い続けることができます。なお、Apple Watch Series 4もまったく同じ方法でECG機能を使用することができます。
以前は、「ECG機能提供対象国でペアリングをする」という条件がなかったため、対象国で購入して輸入すれば現地に行かずともECG機能を使うことができましたが、今は現地で自分のiPhoneとペアリングしなければいけないのでかなり厳しい条件になりました。


日本の医療機器認可は非常にハードルが高く、Apple WatchのECG機能対象国はどんどんと拡がっている中で、日本は置いてけぼりになってしまっています。しかし、心電図機能は読み間違えると人体に多大なる影響を与える機能なのでそう簡単にはオープンできないという厚生労働省のスタンスも分からなくはありませんので、なかなか難しいところはありますね。ここらへんは、私もwearaでいろいろと調べましたので、いつか記事にしたいと思っています。
不規則な心拍の通知機能も使用可能に

なお、ECG機能と同様に「不規則な心拍の通知」という機能も日本では使用できませんが、同時に使用可能になります。こちらも機能としては医療機器として認可が必要なためにオフになっている機能です。たまにアメリカなどの事例でApple Watchで救われたという話があるのは、この機能のことだと思われます。ECG機能は、実際には測定に30秒かかるため、能動的にやらなければいけない機能ですから、気づかないうちに何かが分かるものではありません。もしかしたら、この機能の方が欲しいところかもしれませんね。
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最後に、今回Apple Watch Series 5を購入してECG機能を使えるようにするために訪れた香港の旅をご紹介しましょう。私はものづくりで中国深圳に頻繁に行くため、途中に香港に寄ることができました。なにげに、セラミックの在庫があると言われて、特別感でセラミックにしてしまいました。

香港のApple Storeの店員に聞くと、ちょこちょこと日本人がApple Watchを購入しに来るそうです。ちなみに、香港で購入したApple Watchは日本でも保証対象となるとのことで、香港で購入するのが良さそうではありますが、最近の状況からすると少し考えてしまいますね。なお、iPhoneとはApple IDで紐付けられていると思うので、代行サービスというのはなかなか難しいと思います(どうしてもであれば、代行の人にiPhone毎預ける必要がありますが、Apple IDが使える状態で渡すので難易度が高いですね)。
というわけで、Apple WatchのECGのために海外に行くかどうかとなりますが、元々旅行などで行く用事がある方はやってみても良いのかもしれません。
最後に繰り返しとなりますが、あくまで現時点での成功例であることと、Appleが認めた方法ではないためあらゆる保証は対象外になる可能性がありますし、私自身も一切の責任を負うことができませんので自己責任において、ご自身で判断してください。
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「Apple WatchのECG機能」関連記事
▶ Apple WatchのECG(心電図)機能を日本でも使用できる方法(まとめ編)(本記事)
▶ Apple Watch ECG機能を追いかけるシリーズ(日本で購入したApple Watch 5)
▶ Apple WatchとwatchOS 5.2と日本におけるECG機能の利用について【追記あり】
▶ Apple WatchのECG機能をなんとか使う方法をいろいろ考え、検証してみた結果【追記あり】
追記(2020.9.22):Apple Watch Series 6では日本で購入したものでもECG機能がそのまま使えるようになっていました。詳しくは下記の記事をご覧ください。
https://trinity.jp/254104/
このブログを書いたスタッフ

hossy
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。


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