Trinity

TRILOGトリログ

Apple WatchとwatchOS 5.2と日本におけるECG機能の利用について【追記あり】

2019.03.30

このトリログの中でもアクセスランキングの上位にいつも入っているのが「Apple WatchのECG機能をなんとか使う方法をいろいろ考え、検証してみた結果(追記あり)」という記事です。

Apple Watch Series 4の目玉機能のひとつであるECG機能は、日本の法制度により使用ができないようになっていますが、それをアメリカで購入したApple Watchを使うと使えるという話を書きました。やはり、日本中でこの機能を使いたいという方がいるようで、アクセスが高い原因なのだと思います。

その後、watchOSのアップデートにより地域を見るようになるという噂が流れており、正式リリースの際には人柱になって試してみるしかないと思っていました。その後、上記記事のコメントでもセットアップ時に弾かれてしまったというご報告をいただいていたので、不安が募ってきましたが、ここはもうやってみるしかないとトライしてみました。

watchOSを5.2にアップデートしてから、恐る恐るECG機能を起動してみると、あっさり起動することができ、当然そのまま測定をする事もできました。このことから、1回セットアップしたApple Watchは問題ないことが判明しました。

ちなみに、前回の記事でもご紹介した友人のVintage Computerがしっかりとした検証記事を書いてくれていたので、ここでご紹介しておきます。

VC社長日記:Apple Watch 心電図機能とiOS 12.2

1. iOS 12.2 正式版では、初期設定時に位置情報を確認し、対象国でなければセットアップできないのか。
やはり正式版にも搭載されていました。米国外でセットアップしようとしても、以下の表示がされて心電図機能は利用できません。

2. 既に、iOS 12.1.xで初期設定済みの場合、iOS 12.2にアップデートしても問題ないのか。
問題ありません。そのまま心電図機能が利用できます。

3. 既に初期設定済みの場合、iPhoneを初期化しiOS 12.2で再設定しても問題ないのか。
問題ありません。設定済みの情報が iPhone側に保存されているのであれば、位置情報が使用されそうですが、そうなりません。

4. 既に初期設定済みの場合、Apple Watchを初期化しiOS 12.2で再設定しても問題ないのか。
問題ありません。設定済みの情報が Apple Watch側に保存されているのであれば、位置情報が使用されそうですが、そうなりません。
ペアリング後ののセットアップは「バックアップから…」と「新しいApple Watchとして…」
の選択肢がありますが、どちらでも問題ありません。

5. 既に初期設定済みの場合、iOS 12.2で別のApple IDで設定しても問題ないのか。
これは、1と同じになり、心電図機能を利用できません。
これらの結果より、 初期設定済みの情報はiCloud側に保存されており、iCloud側に初期設定情報が保存されているかどうかが鍵となると推定されます。

6. ECGがすでに利用可能な場合、Watch OS 5.2 にアップデートしても問題ないか。
問題なく利用できています。

私の例は2と6に該当するということになりますので、この検証でも問題ないとされています。このように、サービスとして実施しつつも、何か状況が変わったらすぐにしっかりと検証して公開し、そして新しくサービスを継続する努力(アメリカでセットアップして発送することを検証中とのことです)をしてくれるところで購入するのが安心ですね。

追記(2019.4.7):watchOS 5.2アップデートにより「香港およびヨーロッパのいくつかの地域で、Apple Watch Series 4の“心電図” Appを利用可能」となっています。

watchOS 5 のアップデートについて – Apple サポート

watchOS – 利用できる機能 – Apple(日本)

現時点では「オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、グアム、香港、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、プエルトリコ、ルーマニア、スペイン、スウェーデン、スイス、英国、米国、アメリカ領ヴァージン諸島」で使用可能という案内になっています。

実際に、友人の人柱志願の方が香港のApple Storeで購入したApple Watchを、日本で購入したiPhoneと通常使っている日本のApple IDにおいてセットアップしたところ、心電図機能が使えたと報告してくれています。なお、購入時にはwatchOS 5.1.3だったようで、これだと香港では使えない仕様なのでwatchOS 5.2にアップデートしたところ、ヘルスケアアプリを起動したところ心電図機能のセットアップ画面になったとのことでした。現在は、アメリカ同様にセットアップ時のGPS情報を見ているようなので、香港にいる間にセットアップすれば使えるようになるようです。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「 Simplism 」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。

ほっしぃのブログ一覧

コメントを投稿

ログイン

新規登録

ログインせずに投稿する場合には名前とメールアドレスを入力してください。


管理者の承認後、コメントが表示されます。

コメント

2019.04.09 22:55 #12792 souichi60
#12792への返信

2019.04.09 22:55 #12792 souichi60

初めまして。とても有益な情報をありがとうございます。
4月7日追記部分で気になった部分があり質問させてください。
香港版Apple Watchと日本のiPhoneでのペアリングで可能だったとのことですが、watchOSは5.2でなければ香港版に対応していないのはわかりましたがiOSはどうだったのでしょうか。iOS12.1xと香港版watchOS5.2の組み合わせで、香港国内でペアリングをすると可能という解釈でよろしいでしょうか。

    2019.04.11 14:23 #12882 ほっしぃ
    #12882への返信

    2019.04.11 14:23 #12882 ほっしぃ

    souichi60さん、コメントありがとうございます。

    iOSのバージョンは12.2だったということです。元々、Apple Watch Series 4はiOS 12以降のみのサポートなので、それ以降であればペアリングができるはずだと思いますが、今回のApple WatchのwatchOS 5.2の仕様変更とどのように関わっているのかは不明です。

      2019.04.13 20:19 #13020 souichi60
      #13020への返信

      2019.04.13 20:19 #13020 souichi60

      ほっしぃさん お返事ありがとうございます!日本国内で心電図が使えるようにペアリングする方法はなかなか難しくなってきた印象ですね。

        2019.04.19 18:42 #13483 ほっしぃ
        #13483への返信

        2019.04.19 18:42 #13483 ほっしぃ

        souichi60さん、コメントありがとうございます。

        本来は、日本においては医療機器として認定されなければ使えない機能ですので、制限されるのは当然です。その意味で、抜け道を使っているのであまり文句は言えませんね。今回のwatchOS 5.2でかなり多くの国で解禁されているのですから、日本でも正式に使用できるようになってほしいものです。

続きを表示する

コメント

このページをシェアする

ブランドから探す

機種から探す

  • NEO
  • Tablets
  • Smartphones
  • Apple Watch
  • iPad
  • iPhone

iPhoneから探す

iPadから探す

iPodから探す

Apple Watchから探す

Smartphoneから探す

Walkmanから探す

Tabletsから探す

カテゴリから探す