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Apple WatchのECG機能をなんとか使う方法をいろいろ考え、検証してみた結果【追記あり】

2019.01.14

投稿者 : hossy

昨年2018年9月12日に行なわれたAppleスペシャルイベントで発表されたApple Watchシリーズ4では、これまでの心拍計に追加して、心電図を測定できる機能(ECG)が追加(日本語でアクセスするとECG機能の説明が削除されています)されました。これまで、病院に行って電極を付けて測定されるものが、日常的に装着しているApple Watchでできてしまうというのは、これからのヘルスケアを変えていく大きな一歩といえると思います。

しかし、非常に残念なことに、この機能は各国の医療機器の認定が必要だということで、当面はアメリカでのみの利用に制限されています。同じApple Watchなのにどうして使えないのだろうか。どうしたら使えるようになるのだろうかと考えてみました。

  • アメリカで購入したApple WatchはECG機能が当然ながら使える
  • ハードウェアは同じで何か制限をかけているのか
    • Apple Watchは必ずiPhoneとペアリングするので、アメリカで購入されたiPhoneとの組み合わせでのみ使用可能になるのか
    • 日本で購入されたiPhoneでも、言語を英語にすれば使用可能になるのか
    • 日本で購入されたiPhoneでも、ロケーションをアメリカに設定すれば使用可能になるのか。
    • 日本で購入されたiPhoneでも、Apple IDがアメリカ国内の住所に紐付けられていれば使用可能になるのか。
    • 日本で購入されたApple Watchでも、アメリカで購入されたiPhoneならば使用可能になるのか。

などなどを考えていて、言語やロケーションだけならば簡単に試せると変更してみましたが、日本で購入したApple WatchではECG機能を使うことができませんでした。

今回、CES 2019に行く際にサンフランシスコに寄ったので、Apple Store(厳密にはApple Park Visitor Center)で試しにApple Watchを購入してみました。もしも、アメリカで購入したiPhoneでないといけないのであれば、そのiPhoneすら購入してみようとの意気込みで行きました。前述のように、Apple IDがアメリカ国内に紐付けられているというのも回避できるようにApple IDも用意しておきました(以前に別件でしてありました)。

さて、まずは最小限の出費で収まるようにApple Watchと日本で購入したiPhoneで試してみました。結果からいえば、条件は単に「アメリカで購入したApple Watch」というところだけでした。なので、あっさりと使うことができました。上記のようにいろいろと考えたのは何だったのか…。おそらく、アメリカで販売されているApple Watchのシリアル番号かなにかが分かっていて、それに紐付けているのだと思われます。

というわけで、ECG機能をムダに何回も測定して思う存分堪能しました。そして、日本に戻ってきても、ECG機能が使えることを確認したので、ロケーションを見ているということでもないということが確実になりました。なので、繰り返しますが、ECG機能を付けるようにするには、条件は単に「アメリカで購入したApple Watch」ということになります。

日本で購入したApple Watchはどこをどう転がしてもECG機能は使えないということです。もしも、日本でもECG機能を使えるようになった暁には、おそらくシリアル番号かなにかの日本で販売された固有の機器番号から判別して付けるようにするのだろうと思います。その意味では、ハードウェアとしては同じではないかと思います。

ここまで読んで、「じゃあ輸入代行サービスで購入だ」と思われた方、とても残念なことにアメリカで購入したApple Watch(Cellularモデル)には技適マークが表示されません。つまり、ECG機能とは別に、日本では電波法によって使用が認められていないのです。特に私の購入したCellularモデルは日本で販売されているものと対応周波数が異なるため、別途技適を取得していないのだと思います。その意味では、Cellularモデルでなければ可能性があるかもしれません(※追記をご覧ください)。

というわけで、私はいわゆる「3ヶ月ルール」を利用してトライして、3ヶ月間は使えますが、その間に海外に行って戻ってくるということを繰り返す必要があります(元々2ヶ月に1度くらい海外出張があるので、無理というわけではありません)。これもちょっとグレイなところではあるように思いますが(そもそもの法律の趣旨とは異なるのではないかと思います)。

というわけで、結果としては一般にお勧めできるような内容ではなく、残念なことになってしまいましたが、私にとっては謎が解けたのでアメリカで購入した甲斐がありました。早く、正式に日本で使えるようになると良いですね。

ECGを使えても使えなくても、Apple Watchの保護などいろいろ製品がありますので、ざっとご覧ください。


追記(2019/1/15):Apple Watchシリーズ4 GPS版、モデルナンバー40mm(A1977)と44mm(A1988)については日本とまったく同じ仕様だということで、技適も電磁的に表示されるようで、アメリカの分を購入したとしても日本で問題なく使えることが確認できました。なお、アメリカで販売されているApple Watchを購入したい場合には、わざわざアメリカに行かなくても友人がビジネスをされているので、そちらをご検討いただくのも良いと思います。ご検討は下記のリンクからどうぞ。

Apple Watch S4 – Mac パーツ, SIMフリーiPhone 販売

追記(2019/3/30):watchOS 5.2のリリースにより、セットアップがECG機能提供国でない限り拒否されてしまうことが判明しました。「Apple WatchとwatchOS 5.2と日本におけるECG機能の利用について」という記事で補足していますので、そちらもご覧ください。

追記(2019/9/22):Apple Watch 5を購入して試した記事を公開しました。「Apple Wach ECG機能を追いかけるシリーズ(日本で購入したApple Watch 5) | トリニティ

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Apple WatchのECG機能をなんとか使う方法をいろいろ考え、検証してみた結果【追記あり】(本記事)

このブログを書いたスタッフ

hossy

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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