みなさんこんにちは！　スタバに行きすぎて虫歯が痛い、まーてぃです。寒くなりましたね。ホッと温まるブログにしたいと思います！　ほんとうでしょうか（笑）！？

大学時代、アルバイト中の話です。池袋の大手アパレルショップで深夜まで働いておりました。東京のショップで衣服を売るという憧れの設定！　若干ハタチの僕は面接に受かってものすごく嬉しかったことを覚えています。当時はECの概念がなく、お店が最先端で、ファッションをリードしていた時代。授業のかたわら、カリスマ店員を目指す最中のエピソードです^_^

いざ働いてみるとツライことも多く、特にマネージャーは相当厳しかったです。例えば朝礼でボトムを何着売るかを宣言します。売れなかったらどうなるか。「自分で買ってね。」これです。こちとら必死です！！

自分で買うの！？　給料無くなるよ！！　でもその気概が大事だということですね。マネージャーのコミュニケーション力、対応力、スピーチ力はカッコ良くてリスペクトしていました。となりにいて、とてつもなく勉強になりました。今思えば、ほぼ社員として扱ってくれたことに感謝しております。

そんなある日、1人の少年を接客しました。その時ボトム担当で2Fでジーパンを売っておりました。遠足前ということで、新しい洋服で楽しみたかったのでしょう。平日ということもあり、90分くらいお話ししながら紹介しました。たくさん試着してくれて純情な表情を見ると、ベストなものを納得して買って欲しいと思い、自分なりの最大パワーで提案しました。

ついに素敵なブラックジーンズが見つかり、喜んでくれました。一緒に鏡に映ったシルエットとお互いの嬉しい笑顔がまだ記憶に残っています。セール品だったけど、僕には素敵な時間でした。会計のため1Fへご案内、少しすると彼は2Fに戻ってきました。どうしたのでしょう…

「ありがとう」

彼はこの言葉を言うために戻ってきてくれました。会計を終えて帰るはずなのに、わざわざです。涙がでるほど嬉しかったです。ツライことが吹き飛んで行きました。思いは伝わるということが実感できたのです。咄嗟に僕は名刺を渡しました。それが僕のはじめての名刺交換です。思い出に残るスタートがきれました。

自分の成果がこういった形でもらえるととても嬉しいですよね。しっかりお礼をすることでお互いが通じ合えるし、明日につながると思います。小学生の彼から大事なことを教わりました。このご時世、お店で苦しい思いをしている方がいらっしゃると思います。ぜひありがとうを言ってみてください。コミュニケーションって相手を救うためにあると思います。僕もありがとうがもらえるようにがんばります！！

それでは良い秋をお過ごしください！　もういくつ寝るとクリスマス^_^ 読んでいただきありがとうございました！！