- 5月
- 2023年06月
破損してから困るiPhone
普段から使っているだけにちょっとした不用心で簡単に落下、破損してしまうiPhoneですが、もはやただの電話機ではなく、ナビやApple Payなどの機能が統合されるにつれ、破損修理などで手放すことは非常に困ったことになってしまいます。
高騰する修理代金
今までは落下によって最も破損しやすい画面の修理は、おおよそ17,800円から19,800円でした。
しかし、最新のiPhone Xでは有機ディスプレイやFace ID採用の影響か、31,800円と非常に高額になっています。さらに、iPhone 8からの背面ガラスが割れてしまい、「その他の損傷」になってしまうと、38,800円から60,800円という、ちょっとしたスマホがもう一台購入できる驚異の金額まで高騰します。
iPhoneの落下から守るには
私たちはそんなiPhoneを保護するケースやフィルムを多数リリースしています。もちろん落下に対しては十分な効果があるのですが、その中でも「Lightningストラップ」を落下破損から守るものとしてお勧めいたします。

Lightningストラップが守る
このLightningストラップは発売してからしばらくたちますが、大変なご好評をいただいています。このコネクターは単体で動作し、iPhoneのネジを外して固定したりする必要がなく、安全かつ簡単にiPhoneを落下から守ります。
この利便性というのはなかなか伝わりづらいのですが、例えばケースなどに付属しているストラップと違い、ケースを着けても着けなくても使用することができます。また、一瞬で着脱ができて、取り外した時にはiPhone側になんのパーツも残さず、iPhoneの外観を一切阻害しません。
さらに、冬服ではポケットのある上着を着ることが多いですが、夏服の時はiPhoneをポケットにしまっておくことができない服装になることも多々あります。そんな時に首から下げておけるストラップが大活躍します。
安全性について
とはいえ、このLightningコネクターの安全性はどうなのでしょうか?という疑問があるかと思いますが、以下のような安全対策を施しています。
折れても分離しない構造

先端部の厚みはわずか1.5mm、その中に金属フック機構などが入っているため、どうしても過大な荷重がかかった時には割れてしまいます。割れにくくするための特殊な強化素材や、溶着と言われる強度を増すための工夫を入れることで、実使用上問題のない荷重まで耐えることができます。
また、万が一折れたとしても、フック金具はしっかりとIPhoneにかかったままの状態を維持、落下してしまうことを防ぐセーフティー機構になっています。

ネックストラップの安全対策

常に首に密着しますので、アレルギー反応の出にくいシリコン素材を使用しています。また、シリコンの伸縮性により、iPhoneの落下衝撃を和らげています。
例えばiPhone 8の重量が150g程度あり、ストラップの長さである30cmを自由落下した時の衝撃は、伸縮性のない紐の場合は8kgf程度の荷重衝撃が首にかかります。これをシリコンにすることで高い伸縮性が落下衝撃を吸収、2kgf程度まで荷重を和らげることができるのです。

ストラップの末端をよく見てもらえるとわかるのですが、組み合わせた状態で輪の形状になっていません。これは、例えば首にかけた状態で電車のドアにiPhoneが挟まれてしまった時に、一定以上の荷重で強制的にストラップが分解され、引っ張られるのを防ぐ機構になっています。
転ばぬ先の杖
これだけシンプルな機構で便利なストラップは世界でも当社のこの製品だけです。一瞬の油断で高額な修理費用がかからないよう、事前に購入していただくことをお勧めいたします。
次回はこの製品開発のプロセスや苦労した点を開発者からの視点でよりディープにお伝えしようと思います。
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このブログを書いたスタッフ
開発
ようへい
開発、生産工程に関わる。家具メーカーのセールス時代に星川と出会い、意気投合してトリニティに転職。製品開発で中国に何度も通ううちに辛い食べ物に覚醒。隙があれば食べ物にハバネロソースをかけてしまうため、周囲から嫌がられている。
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