- 10月
- 2024年11月
台風一過、すっかり秋になりました。
食欲の秋ということで、前回、中国・香港出張時に驚いた食前の習慣について書かせていただきましたが、今回は本題の実際の食文化に触れる部分を書こうと思います。
私の取り柄は「好き嫌いせずなんでも『うまい!』と言って食う」くらいしかないのですが、「手料理を振る舞ってもらった時」「こだわりとクセ強店主の飲食店」「ちょっと距離感があって暗めの雰囲気のご飯会」などではそのスキルが遺憾無く発揮されます。
それ以外では特に役に立ちません。
ただ、どの国であろうとも「食事を共にする」というのはとても重要な意味を持っています。
今回行った中国においても「食」はとても意義深いものだと感じました。
前回のブログにも書きましたが、日本と異なる文化を持っている中国は、食事にもその違いが現れます。
中国中国と書いていますが、私が行った「中国」とは、正確には中華人民共和国広東(カントン)省中部にある東莞(トウカン)市。
なんでも「莞草」(カンゾウ)=イグサの産地として「東莞」と名付けられたそうです。
※莞草のフリー素材がなかったのでイメージ画像。ファイル名「日光の下でキャプチャされた牧草地を覆う美しい緑の草のハイアングル垂直ショット」とのこと。
1980年代から香港とも近いこともあり、今ではすっかり深圳(シンセン)などと並んで工場地帯になっているようです。
そんな東莞、ひいては広東省には広東料理なるものがあるそうで、あっさりとした味が特徴で、日本人にとっても馴染み深いシューマイやワンタン麺は広東料理の1つだそう。飲茶の文化なども広東発祥といわれています。
そんな中国での食事は以下です。
お店の方に「何か飲むのか?」と聞かれたので、「何があるんですか?」と尋ねたところ「〇〇と〇〇と〇〇があるぞ。あ、あと〇〇とか〇〇がある!」と元気よく紹介されるも、あまりよく聞き取れず…
烏龍茶って言っときゃよかったぜ!
と思いながら、チラと聞こえたトウモロコシ的な単語を拾い、「じゃ、それで」と注文。
トウモロコシ茶って美味いもんなと思っていましたが、届いたのはこれでした。
生搾りとうもろこし。
なんだこりゃと思っていましたが、美味しい!
美味しい、が! およそ液体とは思えない質量でした。
上記を皮切りにじゃんじゃか料理が出てきます。
正直料理名は分かりませんが
指を怪我する用の美味しいエビ。
自分で殻を剥いていくのですが、なかなか手強い殻でした。味はピリ辛ながら旨味が強く、身がぎっしり詰まった美味しいエビでした。
続いて…
無理な人は無理な香辛料たっぷりのモツ煮込み。
これは好き嫌いが分かれそうでした。
乗っている緑はパクチーで、その下にあるのはいわゆるハチノスという、日本でもよく食べるモツの部位。
味付けは八角が効いた馴染みのない味付けでしたが、こちらも美味しい。
見向きもされないトマトと、美味しいお肉。
こちらはおそらく牛ではなかったと思います。羊?
見切れて写っている味噌をつけると、コクが深まってうまさ倍増でした。
見たことねえ皿、あと全部唐辛子。
中身はほぼ唐辛子でしたが、個人的にはこれが1、2を争う美味しい炒めものでした。
これは日本でも白ごはんにトントンして食べたい。
熟睡鳩のカリカリ揚げ。
あれ、なんか寝てるなと思ったら頭入りでしたね!
もうちょっとよくわかんないですが、ハトです鳩。
初めて食べました。私。鳩を。
鶏肉なのでパサついているのではと先入観あったのですが、こんなにも旨味の強いジューシーなお肉だと思わなかったです。
ニワトリもいいが以後、鳩でも構わん。と思うほどでした。
揚げ肉まん。
生地は独特の甘みがあり、具の適度な香辛料と肉は大変美味しく感じました。
551の蓬莱で育った私には、あと5倍臭くても大丈夫でしたが、外カリカリの食感を堪能しました。
なんだかんだで大量のおかず、延々と回転を続ける円卓、いずれも満遍なく生搾りとうもろこしとともに胃に収めていきました。
いやー食った食ったどれも美味しかった! と思っていましたが、最後にもう一品出てきました。
1時間前に会ってたらお前とは友達だったな。
中国の習慣で「出てきた料理を少しだけ残す」ことが「とても満足しました。」の意として、残すのがマナーと聞いたことがありました。
しかし、それもステレオタイプなのだろうなと思いつつモリモリ食べた中国での昼食でした。
今更ですがこれは昼食。
まだ写真フォルダには多くの写真があったので、まだまだ引っ張れそうです。
日本ではトリニティウォークに励んで体重を落とそうと思います。
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このブログを書いたスタッフ
セールス
はる
小売業界で営業・人材育成・EC事業を経験するも、メーカーに憧れがあったことから2024年1月からトリニティに入社。 読書や映画鑑賞、音楽活動、観葉植物の育成、野菜の栽培、ランニング、ツーリング、熱帯魚飼育などなど年々増える趣味で部屋がいっぱいに。仕事も趣味もいつも面白いことを探しています。
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