- 3月
- 2025年04月
こんにちは。キャプテンです。
前回の記事の続きです。
So-netの10G回線を自宅に引いたのですが、思ったよりも速度が出ていないため、他のプロバイダーを検討するという話でした。
今回は候補となるプロバイダーを探すために情報を整理したいと思います。
10G回線の前提知識
10Gの回線を引く際にIPv4 over IPv6という接続方法について考える必要があります。(IPv4 over IPv6についての説明は割愛します。)この接続方式にはいくつか種類があります。接続方式のうち、代表的なのは以下の2つです。
- MAP-E
- DS-Lite
それぞれの接続方式の技術的な違いなどには言及しませんが、今回のプロバイダー探しにおいてはMAP-E方式を選びたいと思います。
また接続方式を提供している事業者がいます。これをVNE事業者と呼んでいます。
VNE事業者ごとに提供している接続方式にサービス名がついております。
代表的なVNE事業者と提供サービス名、接続方式をまとめました。
各プロバイダーで選べるIPv4 over IPv6のサービスは異なります。主要なプロバイダーで選べるサービス一覧をまとめました。
この表を見ることで、各プロバイダー毎にどのような接続方式が選べるのか、またその接続方式を提供しているVNE事業者は誰なのかがわかります。
私が契約をしたSo-net光の場合、v6プラスというサービス名でMAP-E方式でIPv4 over IPv6の接続を行うことがわかります。
また、このv6プラスというサービスは株式会社JPIXが提供しています。この表からわかる通り、最も多くのプロバイダーにサービス提供をしています。
プロバイダーの選定基準
今回の私の条件をまとめると
- IPv4 over IPv6の接続方式はMAP-Eである。
- 既にSo-netで利用しているv6プラス以外。
以上の条件に当てはまるのは以下の通り。
NTTコミュニケーションズが提供している「ONCバーチャルコネクト」とビッグローブ株式会社が提供している「IPv6オプション」の2つに絞られました。
この2つのうち、OCNバーチャルコネクトは複数のプロバイダーにサービス提供をしています。
選んだプロバイダー
結果、1回線目にはビッグローブ光を選びました。理由は以下の通り。
- 提供しているプロバイダーが少ない方が、回線速度が速そう(仮説)。
- キャッシュバックなどが充実しており、ランニングコストが安かった。
- 前回の記事の謎に通信できていた期間の速度が早く、それがBIGLOBEの回線であったのかを確かめたい。
もし、ビッグローブ光の速度に満足できなければ、1回線目を「OCNバーチャルコネクト」が選べるプロバイダーに切り替える手もあるため、今回はビッグローブ光にすることにします。
2回線引いたことで事業者変更の際の不通期間もないため、気楽に乗り換えができます。
一度やめたビッグローブですが、出戻りすることになりました。
実はこの記事を執筆時点で回線の開通まで手続き済みです。次回はSo-net光のv6プラスとビッグローブ光のIPv6オプションの速度比較についてまとめたいと思います。
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このブログを書いたスタッフ
オペレーション
きゃぷてん
小売業界で営業、事務、EC事業を経験し、2022年3月からトリニティに入社。少し変わったことが好きな少数派。休みの日は家で過ごすことが多いインドアな性格のため、トリニティの健康経営を口実に運動をしたいと思っている。寝不足にならないように早めに寝ることを心掛けています。
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