フェイの知らないグッドデザイン賞の世界

2018.07.12

フェイです。

GD_0001.jpg

昔からさまざまな場所や商品で見かける上記画像のようなGのマークやGOOD DESIGN AWARDの文字。これまで深く考えることもなく、「GOODなDESIGNの賞に選ばれた商品なんだなー」くらいにしか思っていなかったのですが、先日、たまたま機会があったので調べてみました。

まずは、「グッドデザイン賞ってなんぞや。街中で頻繁に見かける気がするけど、モ○ドセレクション的なやつなの?」というところから調べてみました。
グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。

Wikipediaでも調べてみました。

1957年に通商産業省が「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を創設した。当時、日本企業による外国商品のデザイン盗用が外交問題となっていたため、デザインの創造を奨励することで、盗用の防止を図ったのである。当初は、審査員が自らデザインの優れた商品を探し集めていたが、1963年には公募形式になり、受賞点数が初めて百点を越えた。また、当初は一部の工業製品のみが対象だったが、1984年にはすべての工業製品が対象になり、受賞点数が初めて千点を越えた。その後も次第に枠を広げ、建築や公共分野など幅広い領域を取り扱うようになっていった。

外交問題にまで発展するデザイン盗用って相当ですね。いきなり勉強になりました。さっそく誰かにドヤ顔で話したくなります。

応募できる対象は?

「グッドデザイン賞」は、家電や車両などの工業製品から、住宅や建築物、ソフトウェア、サービスシステム、パブリックリレーション、地域づくり、ビジネスモデルや研究開発など、有形無形を問わず、人によって生み出されるあらゆるものや活動を対象としています。こうした多様なデザインを受けとめるため、グッドデザイン賞では多くの応募カテゴリーを用意しています。

応募できる対象についても調べてみましたが、上記ページや過去の受賞例をみると、なんでも有りな感じですね。

開催概要を見てみると、4月の応募受付開始から受賞発表・祝賀会まで、約7ヶ月にもなるスケジュール。受賞後にマークを使用することまで考えると、費用もそれなりにかかるようです。なんでもかんでも応募してしまえばいいじゃん、と思いましたが、そういうわけにもいかなさそう。

とはいえ、頻繁に見かけるので、受賞率自体は高かったりするのだろうかと思い、受賞率についてもざっくり調べてみましたが、ここ数年の受賞率はおおよそ30%強くらいのようでした。3件に1件くらいが受賞できると考えるとなかなか。

グッドデザイン賞の受賞有無が、消費者にどう影響するのかも気になってきたので調べてみたところ、公益財団法人日本デザイン振興会から、こんな調査結果が公開されていました。

GD_0002.png

認知度の高さに加え、「Gマーク」がついていることで、60%以上の人が商品に魅力を感じるという結果なので、数多く商品が並ぶなかで自社の商品を手にとってもらうためには、グッドデザイン賞受賞はかなり大きな力になるのではないでしょうか。

また、グッドデザイン賞にはいくつか種類があり、

・グッドデザイン賞
・グッドデザインベスト100
・グッドデザイン金賞
・グッドデザイン大賞
・グッドフォーカス賞(ものづくり等)

同じグッドデザイン賞でも、意味合いが大きく異なるようです。

なお、NuAns NEOはグッドデザイン賞の中でもグッドデザインベスト100に選出されていて、さらにグッドデザイン特別賞[ものづくり]も受賞しています。
こちらで審査評価やプレゼンテーションなどが確認いただけます。

先日購入した草野球で使用するためのバットの前モデルが、たまたまグッドデザイン特別賞[ものづくり]を受賞していたので、グッドデザイン賞について調べてみましたが、良い勉強になりました。

ちなみにこのレボルタイガーシリーズのバット、こちらのプレゼン動画で話されている内容がすべてですが、打面が片面になっていることもあり、非常に振り抜きやすく、トップからミートまでバットが出やすくてシャープに振り抜くことができます(脇も自然と締まる)。また、Jグリップと呼ばれる特殊な形状のグリップのおかげで、スイングスピードの向上も見込めます。

赤丸部分がJグリップ。

GD3.jpg

プレゼン動画で紹介されている初代モデルは、打球が飛ばないという声があったようですが、最新モデルでは素材がモンティックアロイ(モンティック合金)という、あまり馴染みのない金属に変更されており、結構飛びます(個人の感想です)。飛距離を求める人にはカーボン素材が使用されているイオタをお勧めしますが、アベレージ型で野手の間を抜きたい私のようなノーパワータイプの方には合うと思います。

最終的にバットの紹介になってしまいました(〆)。

このブログを書いたスタッフ

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フェイ

ITメーカーや医療業界でサポートを続けながらイタリアを放浪していたところ、さまざまな商品の魅力に惹かれ、トリニティの一員に。美味しいものを与えられるとどこにでも付いていきがち。

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