こんにちは。キャプテンです。前回に続き、R-Cabinetにアップロードした画像の楽天の商品ページの紐付け方法を紹介します。

前提として、CSV商品一括編集機能を申し込んでいるものとします。

ダウンロードした通常製品登録用CSVのAA列「商品画像URL」に、前回R-Cabinetにアップロードした画像のURLを入れていきますが、その条件がこちら。

• スペース（半角、全角可）区切りで最大20画像まで登録可能。
• 自店舗の楽天GOLD、R-CabinetのURLのみ指定可。
• gif/jpg/pngファイルのみ指定可。
• 利用できる文字列：0-9、a-z、-、_、:、/のみ。

文字列の条件などは、前回のブログの通りにリネームしたファイルをアップロードしたURLであれば問題ございません。

今回行なう作業は、対応する製品の画像URLをスペース区切りでAA列に入れることです。

AA列に入れるためのスペース区切りのURL文字列を作成

前回に引き続き、スプレッドシートを使って処理をします。以下の画像のA〜H列でそれぞれ行なっていることを解説します。スプレッドシート固有の配列関数を使いますので、ここからはスプレッドシートをご利用ください。

A列

関数は入っていません。

こちらにアップロードしたファイルのファイル名を入力します。ローカルファイルのファイル名を貼り付けます。Macをお使いならファイルを選択して、command + option + Cでフォルダパスをコピーできますので、貼り付けた後、不要部分を置換などで削除すると良いでしょう。

B列

B2=ARRAYFORMULA(LEFT(A2:A,13))

A列のファイル名からJANコードを抜き出しています。

C列

C2=ARRAYFORMULA(IF(A2:A=””,””,$C$1&A2:A))

C1にR-CabinetのURLの共通部分を入れております。当社の場合はhttps://image.rakuten.co.jp/trinity-premium-store/cabinet/

C2=ARRAYFORMULA(IF(A2:A=””,””,$C$1&A2:A))

B列のJANコードを元にURLを作っています。空白時にはURLを作らないようにIF関数でエラー処理をしています。

DE列

C2=SORT(QUERY(B2:C,”where B !=””),1,TRUE)

SORT関数を用いて、昇順に並び替えています。1製品分であれば問題ないのですが、複数製品がある時のエラー処理のために昇順で並び替えています。また、QUERY関数で空白行を抜く処理をしています。こちらはC列での空白時のエラー処理で生成した行を抜くため入れています。

F列

F2=UNIQUE(D2:D)

ユニーク関数を使って、重複するJANコードを1行にまとめます。後に生成するURLの検索値として利用やG列以降での処理で利用します。

G列

G2=ARRAYFORMULA(IF(F2:F=””,””,”E”&MATCH(F2:F,D:D,0)&”:E”&MATCH(F2:F,D:D)))

MATCH関数を用いて、F列のJANコードに対応する範囲を生成します。H列の処理で利用します。

H列

H2=IFERROR(TEXTJOIN(” “,TRUE,INDIRECT(G2)),“”)

G列で生成したJANコードの範囲をTEXTJOIN関数の範囲に入れてます。半角のスペースでTEXTJOIN関数を利用することで、半角スペース区切りを実現しています。

まとめ

F列〜H列でJANコードと対応する半角スペース区切りのURLの文字列が生成できました。

こちらを用いて、通常製品登録用CSVのAA列に、こちらのスプレッドシートのH列で生成したURLの文字列を入れてください。今回は1製品だけの例ですが、実際には複数の商品をまとめて登録します。JANコードを用いて複数商品をVLOOKUP関数で関連するURLを一気に登録できますので、ぜひご活用ください。

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