- 2月
- 2025年03月
こんにちは。キャプテンです。前回の投稿した記事(事業者変更で自宅に10Gbpsの回線を入れる際の注意点 )の通り、事業者変更という手続きで10G回線を導入したのですが、そのときに少し気になる事象が発生しておりましたので、まとめたいと思います。
BIGLOBE光からSo-net光の10Gに事業者変更
NTTの回線はそのままでBIGLOBE光からSo-net光の10Gに事業者変更をしました。前回の記事の通り以下の手順で進みます。
- BIGLOBEで事業者変更番号を取得する。
- So-netで上記の番号を使って新規申し込みを行なう。
- 新しいONUが送られてくる。
- 回線切り替え日にONUの入れ替えを自分で行なう。
- So-netが開通する。
- BIGLOBEはSo-netの開通で解約となる。
これにBIGLOBEのIPv6オプションの解約などが絡むことにより、So-netでのネット通信ができるようになるまでにネットが使えない期間が生じる。というのが前回の記事での注意点だったのですが、実はBIGLOBEからSo-netに切り替えるまでの間にネットが使える期間というのが存在しておりました。
この期間で起きていたことを個人的に推測してみました。
事業者変更の一連の流れ
文字での説明には限界があるので、時系列を図にしてみました。

見難いので下記に分割したものも置いておきます。


- 2/10 午前中:10G対応のONUに自分で切り替え。この後、ネットが使えなくなる。
- 2/11 お昼ころ:突然ネットが利用可能になる。
- 2/13 13:02:So-netから開通の連絡がくる。
- 2/14 15:31:BIGLOBEからサービス退会の連絡がくる。
- 2/20 15:11:BIGLOBEからIPv6オプションを解除した旨の連絡がくる。この連絡からネットが使えなくなる。
- 2/20 19:00:So-net からv6プラス利用開始の連絡がくる。この連絡が来てからネットが使えるようになる。
2/10にONUの切り替えをした後、ネットが使えなくなりました。
開通までは基本的には1時間程度と聞かされていたため、So-netに問い合わせをしたところ、「BIGLOBEでのIPv6オプションのせいで、So-netでのIPv6接続ができない。BIGLOBEでIPv6オプションを解約してもらうように」とのことでした。
BIGLOBEにも問い合わせをしたが、IPv6オプションの解約については待つしかないとのことでした。
次の日の2/11。建国記念日で祝日でした。
ネットが使えないため外出をしていたところ、家のルンバから掃除完了の通知がスマホに届きました。この通知で家のネット回線が使えるようになったことを知ります。
夜、家に帰ってから確認をしてみると確かにネットが使えている。この時のGoogleでのネット速度計測は下りで5Gbpsを超えていました。
ここから2/20までは平均的に下りで5Gbpsを超える回線速度でのネット通信ができていたため、非常に満足していた記憶があります。
2/20に突然ネットが使えなくなりました。
メールを確認してみるとBIGLOBEからIPv6オプションを解除した旨の連絡が来ていました。
そこから4時間ほどネットが使えない期間があり、夜にネットが繋がるようになりました。
So-netからv6プラスの利用開始の連絡が来ていました。なんだかネットが以前と比べて遅く感じたため、速度を測ってみたが下りで2Gbpsを超えることがありませんでした。
今日に至るまで、以前のような5Gbpsを記録することはなく、平均すると1.5Gbpsぐらいの速度になってしまいました。
念の為、BIGLOBEに「なぜオプション解約にこんなに時間がかかったのか?」を問い合わせをしましたが、明確な回答は得られませんでした。
解除は通常、即時〜1週間ということでしたが、この時点で2週間近く解除に時間がかかっていることになります。
謎のネット利用可能期間
So-net光の10GのネットについてはIPoE接続方式となっており、IPv6でのみ通信可能なサービスです。
そのため、BIGLOBE側でのIPv6の利用が解除されないと通信はできないはずです。
BIGLOBEからIPv6オプションの解除の連絡があったのは2/20 15:11。
約4時間後の19:00にSo-netからv6オプションの利用開始の連絡が来たため、So-netのサービスが開始されたのはこのタイミングのようです。
では、2/11〜2/20の間で利用可能であったこの期間は一体どこのネットに繋がってたのか?
考えられるのは、BIGLOBE光の10Gで接続をしていた。ということ。
BIGLOBEでのIPv6オプションが解約された2/20まではネットが利用できていたため、そう考えるのが自然です。
VNE事業者が同じであれば、通信できていても不思議ではないですが、BIGLOBEは自社で行なっており、So-netは株式会社JPIXと異なっています(BIGLOBEは2017年までは株式会社JPIX提供のv6プラスでしたが、新規受付停止しています。私の契約はIPv6オプションとなっており、BIGLOBE自社提供のものでした)。
まとめ
謎のネット利用可能期間は、BIGLOBE光での10Gの通信ということで結論付けました。
気になるのがSo-net開通後のネットの速度です。この謎の期間中は下りで5Gbpsを超える速度でしたが、So-netに切り替えて現在に至るまでは2Gbpsを超えることはありません。
調べてみるとNTTの回線が同じであれば、プロバイダーによるネットの速度の変化というのはあまりないようなので、影響があるとすればVNE事業者による差です。
ネットの速度については時間帯別にGoogleスプレッドシートに記録を取っていたので、BIGLOBEで10Gの通信を行なっていた謎の期間でのみ、下りで5Gbpsを超えていました。その後のSo-netに切り替わってからは遅くなったということになります。
So-netのVNE事業者が提供しているv6オプションについては色々なプロバイダーに提供しています。
つまり、v6オプションの利用者が多いということです。
それに対して、BIGLOBEは自社で行なっているため、利用者が少なく、それらがネット回線の速度に影響しているのではないか? という疑問が湧いてきました。
あまり賢い方法ではありませんが、家に2回線を引いてみて、速度の差が出るのか? などを検証してみるのも面白いかもしれません。
もし検証をした暁にはまとめたいと思います。
次回は2回線目の候補となるプロバイダーについてまとめたいと思います。
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このブログを書いたスタッフ
オペレーション
きゃぷてん
小売業界で営業、事務、EC事業を経験し、2022年3月からトリニティに入社。少し変わったことが好きな少数派。休みの日は家で過ごすことが多いインドアな性格のため、トリニティの健康経営を口実に運動をしたいと思っている。寝不足にならないように早めに寝ることを心掛けています。
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