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- 2024年12月
先週水曜日(11月19日)から金曜日まで幕張メッセで開催された音と映像と通信のプロフェッショナル展「Inter BEE 2008」に出展をしていました。結構前からちょこちょこと準備を進めていたのですが、本番の3日間はあまりにも大忙しで、エントリーも何かしら書こうかなとも思ったのですがそれどころではなく事後報告のみとなってしまいました。
実際のところ、この展示会は3月くらいから申込みをしなければいけないので、半年以上先のことをその場で決めるため、11月にどんな製品を出しているかということはわからないので、「とりあえず」でブース出展を決めなければなりません。毎年出展しているようなところは良いのでしょうが、当社のように初出展を検討している会社にとっては、そんなに先のことを決めなければいけないのは簡単なことではなく、申込期限を過ぎてから決断をしたため、抽選に参加することができず、残った(余った)場所に出すしかなく、場所としてはあまり良いところにすることはできませんでした。
というわけで、申込み自体はかなり前に行なうのですが、本格的に準備を始めるのはだいたい9月過ぎくらいで、10月に入って焦り始めてくる、というのが通常です。昨年は間借りさせてもらっていただけなので、開催前日に機材を持ち込んであとは会期中に手伝うだけという形だったのですが、今回は自前での出展ですからすべて自社で準備から片付けでしなければなりません(当然といえば当然ですが)。
今回は初出展ということもあって、目的はただひとつ、「当社の存在を知ってもらうこと」です。展示はすべてGefen社製品のみでしたので、ブースは同社のコーポレートカラーに合わせつつ、装飾は控えて極力シンプルにし、製品も全部持って行くと大変なことになるくらいの量があるため、Inter BEEという展示会の性質にあったプロ向けの製品のみを選抜して展示しました。
大まかに書くと、DVIやHDMIなどをケーブル、LANケーブル、光ファイバーなどを利用して信号を延長、さまざまな信号を切替/分配、主にHDSDI、DVI、HDMI信号をそれぞれ変換する変換などのソリューションを展示しました。
真ん中のメインともいえるコーナーでは、Sony製の業務用カメラを使用して、カメラからのHDSDI出力をHDMIに変換できる「HD-SDI to HDMI Scalar Box」をデモンストレーションしました。この製品を使用すると、HD-SDI出力のカメラ使用時に、HD-SDI対応モニターを用意しなくてもHDMIに対応した民生用のテレビをモニターとして使用することができるため、スペースやコストの削減を図ることができます。この変換機にはスケーラー機能も内蔵されているため、さまざまな解像度に変換して出力することができるだけでなく、簡単な映像補正などもこなしてくれます。また、デュアルリンクHD-SDIにも対応しているため、将来的に広帯域の映像伝送が必要なった場合にも対応することができます(いつもiPod系などのエントリーを見ている人にはまったくわからない記述でスミマセン)。
メーカーからは社長のHagai Gefen氏(Gefen(げふぇん)というのは社長の名前なのです)とプロジェクトマネージャーのJoseph Cruz氏が来社してヘルプをしてくれたので、普段カタログやマニュアルなどに載っていない細かなところや、将来的な製品の計画なども説明することができました。この写真のJosephは東洋人っぽい顔をしているので、日本語が全然喋れないのにもかかわらず普通に質問されていました(そしてすぐに行き詰まるわけですが)。それでも、3日目には「延長」「切替」「分配」「変換」「があります。」を組み合わせて使えるようにまでなっていました(笑)。
そして、最後になりましたが今回のInter BEEのメインともいえるコンパニオンのおふたりです。前述のように今回の目的が「当社の存在を知ってもらうこと」なので、製品自体は地味新しくできたカタログやノベルティグッズを受け取ってもらうには我々では難しいということで最後の手段をとることにしたわけです。この戦略は見事にはまり、カタログもノベルティグッズもあっという間に捌けてしまい逆に困ってしまうほどでした。バーコードでスキャンをしたお客さんの数だけでいえば、以前別の会社でInter BEEに出展したときの数とそれほど変わらないくらいでした。
今回のノベルティグッズは当社で販売しているコードマネージャー「Bluelounge Cableyoyo」に当社ロゴを印刷したものです。いつもお客さんにお薦めしているわけで、自社でもプロモーションをする際に使わない手はありません。そしてちゃっかりCableyoyoの方も宣伝するという高度なテクニックです(笑)。
というわけで、少し長くなってしまいましたがご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。展示会は会期が終了した時点からが「はじまり」で、展示会場での「出会い」を今後どのようにフォローしていくかによって展示会の成否が決まっていくと思っています。引き続きがんばっていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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