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- 2024年11月
今回のサンフランシスコの旅における大きな目的のひとつがMacworld Expo 2010です。周知の通り、今回からAppleが参加しないことになり、数多くのメーカー(特にiPod/iPhoneアクセサリー関係)がCESへと場を移してしまった後、開催が危ぶまれていたのですが、日付をCESと被らない2月に設定して無事に開催することになりました。
ただ、開催はするものの、やはり出展者数は激減しており、iPod/iPhoneアクセサリー関係のメーカーは当社も含めてほとんど出展しない予定になっており、私の予想では今回で最後のMacworldになるのではないか、ということで「最後のお別れ」をしにきたような形です。私はだいたい8年くらい前からMacworldには毎年来ていて、とても活況な時もあったので、今の衰退加減が非常に悲しい限りです。そして、Macworldに来るために毎年サンフランシスコに来ていたのですが、今後はサンフランシスコに来る口実がなくなってしまいます。
さてさて、暗い前置きをしてしまいましたが、Macworld 2010を見てきましたので簡単ながらもレポートをしたいと思います。まずは、全体的なところをレポートしつつ、次のエントリーで面白かった、気になったブースをレポートしたいと思います。
今回は基調講演がなかったのですが、私は参加してはいませんがいくつかカンファレンスやプレス向けのイベントがあったようで、12時からのスタートとなっており、その少し前にバッヂをもらいに行ったときにはかなり並んでいました。いつからか、バッヂを受け取るのも非常に簡単になっていて、並んでいるMacBook Proに名前を入れるだけで印刷されて、バッヂに入れて渡されるだけなので並んでいても回転が速く、数分でバッヂを受け取ることができました。
エスカレーターを下がっていって左側がNorth Hallという北側の展示会場ですが、今回はここだけが使用されています。以前は右側のSouth Hallも使っていて、そちらが大きなメーカーのブースが並んでいて、Northはこじんまりとしたブースが多かったように思います。当社も昨年に出展したときにはこのNorthホールの端っこの方でした。
中に入ってみると、オープンしたばかりということもありつつ、人、人、人、という感じでした。小さなブースばかりが並んでいるのですが、それでも人の波に押されて、なかなかしっかりとブースに近寄れずにいました。昨年から比べると、絶対数は当然減っているのですが、密度という意味では非常に高くなっていました。
ちなみに上が入るときのバナーで、下が帰るときに見えるバナーです。見てみると、2011年1月25日〜29日の日程でMacworldが開催されることが告知されています。これは昨年もあったのですが、途中で日程を変えたので、必ずこの日に開催するという意味ではないですが、それでも、主催者側としては「開催したい」という意気込みがあるようです。過去の例をひもとくと、開催をアナウンスしていてもキャンセルされたこともあったので、このサインが実現するかどうかは分かりません。このような展示会では、展示会の最終日に翌年のブースの予約をするのが慣例ですが、そこで出展社が展示会を振り返って「良かった」と思えばまた予約をしますし、あまり収穫がなかったと思えば予約をしないので、ここの予約数で次回の開催が決定するのではないかと思われます。
Macworld会場にこのような銅像が立っていました。もしかすると何か有名なモノなのかもしれませんが、私はわかりませんでした。見た感じは、iPod nanoの第2世代モデルを使っているようです。ケースがないとネックストラップは付けられないはずなのですが、どのように付けているのかは不明でした。画面側が見えて操作しやすいDockStrapがお勧めなのですが…。
以上、ブース編は後ほどエントリーを書きます。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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