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2010.12.30
前回は「ハイスペックBluetoothヘッドセットとしてのICON」として細かいスペックなどを解説していきました。その前の「最強のノイズキャンセル機能「NoiseAssasin」」と合わせて、ヘッドセットとしての基本機能の紹介をしました。これ以外にもいくつか重要な機能があって後ほどご紹介しますが、今回はその機能性に対してのデザインについてご紹介したいと思います。
【EAR WEAR(ICONを身につける)】
「EAR WEAR(イヤーウェア)」という言葉を聞いたことがありますか? たぶん、あまり聞いたことがないという方が大半なのではないでしょうか。最近、メガネでは「EYE WEAR」という言葉を使い始めていて、メガネを視力の補正ということだけでなくアクセサリーとして着こなそうという用語として使われています。「EAR WEAR」はその耳版で、ヘッドセットしての機能性だけでなく、アクセサリーのひとつとしてイヤリングやピアスのように身につけて欲しいという思いが込められています。
【シンプルかつファッションコンシャスなデザイン】
Bluetoothヘッドセットはこれまでもたくさん存在していました。しかし、その機能性ばかりをウリにするものが多く、機能としては満足するものの、毎日身につけるモノとしては敬遠したい製品ばかりが溢れていました。それなりにインダストリデザイナーがデザインしたんだろうと思わせるモノも中にはありますが、それでもどうしても機能性を前に出した、ファッション性とはかけ離れたモノでした。
【JAWBONE】骨伝導Bluetoothヘッドセット [ICON]は私がこれまで見たどのBluetoothヘッドセットよりもファッション性が高く、使っていて格好良いデザインといえます。機能性に関しても、これまで(そしてこれから)説明したとおり秀でている部分が多くある上に、デザインにもしっかりと投資をしている、そんなまったく新しいBluetoothヘッドセットがICONなのです。
美しいカラーバリエーションと本当にイヤリングのような仕上げの美しさは、世の中に存在するBluetoothヘッドセットの中でも抜きんでてると言えます。ギークな方々だけでなく、ビジネスパーソンや若者、女性までをカバーした6つのラインナップを取り揃えています。
このICONの凄いところは、カラーバリエーションといっても、単に色を変えただけでなく、ちゃんと素材や表面加工を変えた別のシリーズといっても差し支えないほど、それぞれのバリエーションに対して考えて投資して作られているのが写真からもわかると思います。
個人的には、鼈甲細工のように光の加減で黒と赤がランダムに輝くRed Smokeと、濡れたようにグロッシーでシルバーにも見えるBlack Smokeがお薦めですが、その他の色も本当に美しい仕上がりになっています。
【デザイナーYves Beharの存在】
ICONのデザインがこれまでのBluetoothヘッドセットと一線を画している大きな要素は、JawboneのチーフクリエイティブオフィサーYves Behar(イブ・ベアール)の手によるデザインというところです(チーフクリエイティブオフィサーはCCOなのでしょうか)。
このデザイナーを知る上で有名なのが上記の製品です。見たことがある方もいらっしゃると思いますが、途上国にPCをということで100ドルPCとして紹介されたことも大きな話題になりました。このイブ・ベアールは「fuseproject」というデザインスタジオを主宰しており、さまざまな有名なブランドの製品を手がけています。
ウェブサイトに掲載されているさまざまな作品を眺めていると、機能性とデザイン性を両立させているモノばかりで、これがJawbone ICONに繋がってくるというのが見てとれます。実際にICONを手に取ってみると、機能としても秀でて、デザインとして美しく、さらにシンプルで使いやすくデザインされているということが実感できます。
※日本で発売のセットは写真のウォールチャージャーではなく、カーチャージャーとなります。
イブ・ベアールのデザインは製品だけでなく、パッケージにも注がれており、店頭においても他の製品とはまったく違う存在感を漂わせています。
このように、これまでになくデザインにも気を遣って、毎日身につけるモノとして恥ずかしくない製品は、私自身ずっと夢見ていたモノでもあります。
【All about ICON】
・最強のノイズキャンセル機能「NoiseAssasin」
・ハイスペックBluetoothヘッドセットとしてのICON
・機能性とデザインをマッチ、EAR WEARとしてのヘッドセット
・ヘッドセットで音楽を聴けるということ
・2台の携帯電話を同時に待ち受けする「マルチポイント技術」
・進化し続けるためのウェブシステム「MyTALK」
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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