- 10月
- 2024年11月
今回の新製品シリーズ全般として「抗菌」というのをひとつのテーマにしました。これはディスプレイ保護フィルムに始まり、できるものには抗菌コートを施すという方針にしました。
特にタッチデバイスは常に指で触って操作をすることや、特にiPhoneではそのまま耳に当てて通話をすることもあります(iPod touchでもSkypeで通話することもあるでしょう)。そうしたときに、抗菌コートはデバイスをいつでも清潔に綺麗に保つことができます。実は、抗菌コートはiPhoneやiPodアクセサリー以外では多くの製品に採用されているので、それほど新しい技術ではないのですが、かといって簡単でもないので、私の知る限りは一部の保護フィルム以外には採用されていないと思います。
レザーや布などの素材への抗菌コートは今回、非常に困難でコストがあまりにも高いので断念しましたが、それ以外の素材には抗菌コートを施しています。店頭パッケージなどでは抗菌マークを付けているのですぐにわかると思います。
さて、それでは抗菌コートにどれくらいの効果があるのでしょうか。素材によってコートの仕方が変わるので一概には言えませんが、一番よく触るであろうと思われるディスプレイ保護フィルムの抗菌コートの検査結果を見てみましょう。
大腸菌を例に取ると、一般的な保護フィルムでは最初の6時間で30万個だった菌が210万個に増殖します。これは大腸菌が自然に増殖するもので、24時間後には自然に死滅していって減少する結果となっていますが、それでもまだ最初から比べると増えていることには変わりがありません。抗菌コートをした当社のフィルムで同じテストをしてみると、6時間後にはもう検出限界以下とも言える数値に収まり、その後も増えることはありません。
そんなにシビアに考えなくても、と思われるかもしれませんが、普段からいろいろなものに触っていて、その後にiPhoneを触ることもあるでしょう、そしてその後に電話をするので顔に触れることもあるでしょう。たとえばトイレに行って、自分はしっかりと手を洗っていたとしても、その蛇口のレバー、ペーパータオルを引き出す場所、ドアノブなどから菌が移ってくることもあり得る訳です。そうしたときに、このようにしっかりと抗菌コートされている安心感は絶大です。いたずらに煽る訳ではありませんが、抗菌されているのとされていないのでは、されている方を選ぶのが賢明なのではないでしょうか。
もちろん、この抗菌コートは製造コストを高めるものではありますが、すべての製品は値上げをせずに据え置きとしていますので、これまでよりもお買い得感の高い製品に仕上がったといえると思います。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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