Simplismの開発でよく使われるハンドサイン

2014.04.26

投稿者 : ほっしぃ

SimplismDev01.jpg

ものすごく遅ればせながら、一時期流行っていたハンドサインシリーズを試してみました。分かる人にしか分からない面白さがにじみ出てくる感じです。ちょっとだけ解説が必要かもしれません。
左上から右へ順に1から数字を割り振るとして、一言コメントしていきます。

1. 「まだiPhone 6と呼ばれるかわからないよ」

これ、前から中国の工場は勝手に名前を付けてくるので、こっちも段々その名前なんじゃないかと意識してきてしまうんですよね。

2. 「仮に呼ぶならOK」

とはいえ、何と呼ぶかを決めていないと何の話をしているのか分からないので、結局のところ便宜上、通り名で呼ぶことが多いのは確かです。

3. 「中でカラカラ音がするよ」

これはパッケージだったり、ごくたまに製品のサンプルだったりするのですが、割とカラカラすることがあります。

4. 「もっと生産数上げてくれないと、出荷に間に合わないよ」
5. 「100個増えてもダメ、1000は増やしてもらわないと」

生産数が極端に少ないときがあって、もう少し増やしてもらわないと出荷日に間に合わないという話の時に、ものすごく長い会議をしてから100個くらい増えたりして。

6. 「売り込みのメールとか、毎日送らないでください」

中国の展示会などで御法度なのが安易に名刺交換することです。名刺を渡してしまったが最後、メールが毎日のように送られてきます。ずっと無視していると電話も来ることがあるので要注意です。

7. 「おい、まだ金型進めて良いと言っていないぞ!」
8. 「パッケージもまだOK出してないだろ!」

この2つは起きがちな問題です。勝手に作っちゃうときがあるんですね。ほとんどの場合、良い方向の結果に終わることがありません。

9. 「黒と指定したのに、茶色でサンプルが来てるぞ」

なぜか色の指定はあまり考慮されずにサンプルが上がってくることが多いのです。

10. 「次、間違えたらグーでパンチ」

実際にはそういうことはないですが、無駄な待ち時間と徒労感があるので、お金を取りたいくらいです。

11. 「おっと、不良品を出荷しようとしたな」
12. 「え、こっちがOKした?」

これは少し解説が必要ですね。短い単語で書かなければいけないので不良品と書きましたが、実際には微妙な「こだわり」に近いものがあります。製品の性能自身には問題がないものの、個人的にここはこだわりたいという箇所があるわけです。ただ、他に人には伝わらないので、こちらがダメと思っていたとしてもOKになる場合があるのです。

それと、たまにあるのが、別の指示をしたサンプルが実はそれ以外のところも変更されていて、それに気づかずにOKを出してしまうこと。これは結構危ない落とし穴ですのでみなさん気をつけましょう。

というわけで、流行のハンドサイン、いかがでしたでしょうか。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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