- 10月
- 2024年11月
最近、日本ワインの品質向上が非常に注目されています。先日も『マツコの知らない世界』で日本ワインが特集され、私の好きなドメーヌが紹介されていたので、あぁこれでまたさらに入手困難になってしまうなぁ・・・と少し複雑な気持ちでした。
日本の高い農業技術と醸造技術が組み合わされば、さらに美味しいワインができるはず! と、山梨のワイナリーを訪問してきました。
甲府駅から徒歩5分のところにあり、大正6年創業の歴史のあるワイナリーです。
昔はタンクや樽ではなく、タイル張りの地下部屋に直接ワインを貯蔵していたそうで、こんな貯蔵庫が地下に広がっているのには驚きでした。
ワインに含まれる有機酸の一つである酒石酸がカリウムと結合して結晶化してできる酒石というものがあります。この酒石は戦争中に軍事物資として使われたので、酒石を精製していたサドヤ周辺は戦争中に空襲の標的になったというお話には考えさせられるものがありました。
ところで、「国産ワイン」と「日本ワイン」の違いをご存じでしょうか?
日本ワイン:
国産ブドウのみを原料とし、日本国内で醸造されたワイン
国産ワイン:
海外から輸入したブドウや濃縮果汁を使用して、日本国内で製造されたワイン
というルールがあり、このワイン法が今年2018年10月から完全に施行されます。日本のワイナリーで造られているからといって必ずしも日本のブドウを原料としている訳ではないので、もし日本のワインを飲む機会がありましたら、是非日本ワインを選んでみていただきたいです。
ワイン自体が主役で主張しすぎるのではなく、食を引き立てるワイン造りというのは日本人らしさではないでしょうか。
レストランやチャペルも併設されていて、ヨーロッパのような素敵な雰囲気です。
駅のすぐ近くにある別世界、オススメです。もう一件ワイナリーを訪問したので、それは次回に。
あわせて読みたい
このブログを書いたスタッフ
ヴァイスプレジデント
ふみか
あまり表に出てくることはありませんが、あれやこれや裏でトリニティを取り締まり中。にゃんこと枝豆をこよなく愛し、モフモフに囲まれた穏やかな生活を夢見ています。。
コメントを投稿
ログイン
登録
他のサービスIDでログイン
Log in with Facebook Log in with Twitter Log in with Googleログインせずに投稿する場合には名前とメールアドレスを入力してください。
管理者の承認後、コメントが表示されます。