- 10月
- 2024年11月
明日(7/21)は参議院議員選挙の投票日です。私は出張のため投票日にどうしても地元の投票所に行けないので、期日前投票をしてきました。我が街新座では、期日前投票はいつも利用している東武東上線志木駅に直結している「にいざほっとぷらざ」でできるため、逆に投票所よりも近くて便利です。
近年、投票率の低下が深刻になっていて、有権者の声を反映させるはずの選挙自体に意味がなくなっていってしまう可能性もあるほどです。ある調査によると、投票をしなかった人に対するアンケートの回答は下記の通りだったとのことです。
公益財団法人「明るい選挙推進協会」(東京)が、前回投票を棄権した約500人に複数回答で理由を聞くと、多い順に「選挙にあまり関心がなかったから」(27.1%)、「仕事があったから」(25%)、「政党の政策や候補者の人物像など、違いがよくわからなかったから」(24.6%)、「適当な候補者も政党もなかったから」(22.9%)と続いた。
「選挙行かない」それでいいの? SNSで聞いた理由 – 2019参議院選挙(参院選) [ニュース4U]:朝日新聞デジタル
一番多かった「選挙にあまり関心がなかったから」というのは、日本で生きていく上で、自らが参加して作り上げていこうという気がないのは、古い言い回しですが「嘆かわしい」としか言いようがありません。ひとりひとりの一票が積み重なり、政治家を選び、その政治家が法律を作ったり、日本の方向を決めていきます。1票には価値がないと思っている人も多いようですが、過去にその1票の積み重ねで政権交代したこともありますね。
2番目の「仕事があったから」は、私がやったように期日前投票をすれば良いだけの話です。それはまったく投票しない理由になりませんね。ただ、投票できる場所をもっと増やしてもらうなど工夫も必要かと思います。たとえば、公共交通機関としての駅に期日前投票所を設置していただくだけで、かなり都会の投票率は上がると思います。将来は投票用紙ではなくて、マイナンバーカードさえあれば投票できるようになると利便性も高まると思います。
3番目の「適当な候補者も政党もなかったから」は、正直理解できるところはあります。いわゆるワンイシューで、過去の郵政選挙のように、ひとつのテーマについて賛否やその理由などを主張していく選挙であれば、有権者も自分の意見に近い政党や候補者を見つけることができる場合が多いと思います。しかし、実際には郵政選挙と言われていたときも、郵政に関する意見として賛同した投票先が、それ以外の課題についてはまったく意見と異なる活動をするということがあり得ます。
個人的には、ここが一番難しいところだと思っていますが、100%信頼できて、100%意見が同じ人は、選挙という場でなくてもいないのではないかと思います。その場合、自分が一番大切にしていることが賛同できるかどうか、というところで決めていくしかないと思います。もしくは、政策を箇条書きにして、賛同が多い政党・候補者にするという方法でも良いです。いずれにせよ、自分なりの基準を持って選んでいくと良いと思います。
これらの3つの理由は単に投票から「逃げている」だけで本当の理由だと思えません。選挙が唯一、自分の権利を行使して日本という国の在り方を左右できる手段です。自分のためにも、日本のためにも、是非とも投票しましょう。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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