- 10月
- 2024年11月
みなさんこんにちは。企画開発のkankanです。
最近私の記事ではよくTurtleの話が出てきます。というのも、私個人でとても思い入れがある製品だからです。このTurtle、私がトリニティに入社し企画デザインをしてから、初めてケース部門で販売ランキング1位を取ったケースになります。
少し前ですがBCNが公開しているスマートフォンアクセサリーランキングでも、発売してから半年たっているのにも関わらず、1位を取得しました。
いつか自分が企画し、デザインし、開発したケースで絶対ランキング1位を取ってやろうと思っていたので、やっと目標を達成することができました。これもみなさまが購入し応援していただいたからです。とても感謝しております!!
そんな現在Simplismのケースでは一番売れているTurtleですが、実はそうなるまでには長い歴史があります。初めて登場したのは、2016年のiPhone 7の時です。
この時のiPhoneケースの市場は手帳型がまだまだメインで、プラスチックのクリアケースはポリカーボネート系のハードケースが下火になっていき、TPU系の衝撃吸収ケースが売れている時でした。
そんな中、柔軟で耐衝撃性能のあるTPU素材と、ハードでしっかりとしたポリカーボネート素材を組み合わせた、お互いの素材の良いとこ取りをしたハイブリッドケースであるTurtleが登場しました。ちなみにこの時の価格が税込2,035円でした。
引き続き2018年もTurtleはラインナップされまして、この時はさらにTurtle Gripという仲間が加わり、Turtleシリーズをさらに広げていこうと考えていました。
2019年のiPhone 11時代になると、手帳型ケースの市場がだいぶ落ちていき、クリアケース市場、特にハイブリッドケース市場は大きく伸びていきます。他社も多種多様なハイブリッドケースを発売する中、Simplismでは巨大化したカメラを守るカメラリング搭載のTurtle、背面に自己治癒フィルムを一緒に成形したTurtle Recovery、ホロフィルムを成形しキラリと光るのが特徴なTurtle Hologramの3種類を発売しました。
2018年までは、まだまだ鳴かず飛ばずのTurtleでしたが、この2019年辺りから徐々に市場で認知され伸び始めました。一気に状況が変わったのが、2020年の春、iPhone SEの発売の時です。
素材を一新して登場したTurtleは、なんと背面硬度4H!! 今までは背面硬度が2Hだったのが、さらに倍の4Hに進化しました。この頃からTurtle人気に火がつきます。
そして2020年の秋、iPhone12シリーズ用のTurtleは、さらに素材を進化させて最大硬度5Hを実現しました。
こうして冒頭の話に戻りますが、こうやって歴史を積み重ね、必ず芽が出ると信じたからこそランキング1位を取ることができたんだと思います。みなさま、本当に本当にありがとうございます!!!
さて、実はここからが本題です。そんなiPhoneで非常に人気になったTurtleですが、iPhoneケースだけではありません。もちろんXperiaでも発売します!!
6月18日(金)に発売されたばかりのXperia 10 IIIに対応したTurtleも、もちろん背面はウルトラファインアクリル採用の5Hになります。
こちらの鉛筆硬度である5Hは、社内独自の基準ではなく、JISで規定されている「塗料一般試験方法-第5部:塗膜の機械的性質-第4節:引っかき硬度(鉛筆法)」に則って測定しております
※鉛筆硬度に関しては過去のブログ記事の、表面硬度の「H」ってなんだろうに詳しく記載されているので、是非とも読んでください。
Xperiaも非常に高額なスマートフォンです。このTurtleでしっかりと傷から守り、いつまでも美しく使いましょう。
ビバ!タートルライフ!
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このブログを書いたスタッフ
開発
カンカン
デザイン事務所でプロダクトデザインをしていたが、主にスタイリング中心だったため、企画の立案からデザイン、生産販売まで「モノとコト」のすべてに関わりたくトリニティに入社。企画開発チーム所属だが、自分の名刺だけ"商品企画開発デザイン"と、"デザイン"が追加されているのは内緒です。
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