- 9月
- 2024年10月
健康経営に関する取り組みの一環として、12月17日(金)に第2回衛生講話を実施しました。衛生講話とは、健康に関するさまざまなテーマについて、産業医の方から従業員向けに行なっていただく研修のことをいいます。第2回は「生活習慣病」をテーマに実施しました。
▼衛生講話の様子
今回もダイニングで先生からのオンライン衛生講話を伺いました。当日は各部署から1〜2名ほど参加してもらい、参加しなかったメンバーには録画データを見てもらいました。「生活習慣病」というと、不摂生によって起こる病気のことかなという、ぼんやりしたイメージしかありませんでした。しかし、メタボリックシンドロームによって引き起こされる「動脈硬化」や「糖尿病」による合併症が、日常生活やひいては命すらも危うくするのだとわかり、予防につながる運動と食生活はとても重要だということを改めて感じました。
(衛生講話の主な内容)
- メタボリックシンドロームとは
- なぜメタボがいけないのか
- メタボは動脈硬化を引き起こす
- メタボは糖尿病も引き起こす
- 糖尿病の合併症が怖い
- 糖尿病性網膜症
- 糖尿病性神経障害
- 糖尿病性腎症
- 血糖値はどのようにコントロールされているか
- 生活習慣病・メタボ・糖尿病にならないために
- 低GI食品を食べましょう
- メタボに対する標準的な運動処方
- どんな人が健康になりやすいのか
「遺伝性の糖尿病が存在すると聞いたことがあるが本当か」という質問が上がりました。先生からの回答はずばり「存在する」とのこと。両親のどちらかが糖尿病にかかっている場合は、自分自身も糖尿病になりやすい傾向にあるそうです。自分の両親は糖尿病じゃないはず…とちょっと安心してしまいましたが、やはり日ごろの運動と食生活で予防していかなければならないと思い直しました。
▼ある日、血糖値のコントロールがきかなくなった
新型コロナウイルスが見つかるまだまだ前のこと。いつもどおり、朝食にフルーツグラノーラを食べていたところ、突然、めまい・吐き気・腹痛に見舞われ、トイレに駆け込んだことがありました。鏡で自分の顔を見たら、汗が出ているのに真っ白です。ただ事ではないと思い、その日の午前はお休みをもらって、午後から出社しました。自分の症状をインターネットで調べてみたところ、貧血や低血糖が当てはまりそうでしたが、その頃は日常的に体調が良くありませんでしたし、翌日はトイレに駆け込むほどのことは起こらなかったので、その日は特別体調が悪かっただけかなと思っていました。
土日はスターバックスのヘーゼルナッツシロップ入りのソイラテを飲むのが楽しみで、具合の悪くなった日の週末も甘いソイラテを飲みに行きました。ひと口飲んでホッとしたのもつかの間、目の前がちょっと白くなって座っているのに床がぐらぐら傾いている感じがして、トイレに駆け込んだ日のことを思い出しました。どうやら、甘いものを食べたとき、具合が悪くなっているようでした。インターネットで調べた限りだと、機能性低血糖の症状に近い気がしていましたが、病院に行くのが怖かったので、ひとまず、甘いものを食べるのをやめることにしました。思い返せば、トイレに駆け込んだ日も、ドライフルーツのたっぷり入ったフルーツグラノーラを食べていたところ、気分が悪くなっていました。
日常的に体調が良くないころ、特に胃の調子がよくありませんでした。何か食べると気持ち悪くなるので、食べられるものを食べようと思い、甘いものや麺類ばかり食べていたと思います。朝はフルーツグラノーラや蒸しパン、昼はパスタやうどん・そば、夜も麺類かおかゆか、食べないで寝てしまう。自分でも良くない状態だとは思っていましたが、血糖値の上がりやすい食べものばかりを摂っていたようです。血糖値の上がりやすい食べものばかりを摂取していると、血糖値を下げようとインスリンが大量に分泌されて、繰り返しているうちに、穏やかに下がるはずの血糖値が急激に下がってしまう。私がトイレに駆け込んだ日も血糖値が急に下がってしまった状態だったのかなと思います。
しかし、不思議なもので、健康診断ではなんら異常がありませんでした。血圧が低いくらいで、それもいつもどおり。内心、糖尿病の疑いありという診断結果が出たらどうしようと思っていたのですが、むしろ健康体という診断結果に驚き、そして、少しホッとしました。それでも、甘いものやおにぎりなどの白米を食べると具合が悪くなる症状は続いていたので、血糖値が上がりにくいものを選んで食べるようになりました。元々たくさん食べられないので、朝は肉まん1個、昼は相変わらず麺類ですが、お腹が減っていなくてもサラダを食べました。夜はできるだけ、野菜を食べていた気がします。血糖値が急激に上がらないように、野菜や肉を先に食べてから炭水化物を摂るというのが血糖値コントロールの定番の対策のようですが、食べる量が少ない私は、このいろいろ食べるというのが苦痛でした。そこで、糖の吸収を抑えるサプリメントを飲むようになりました。これは効き目抜群で、いつもなら具合が悪くなるおにぎりもへっちゃらになります。しかし、飲み続けていると、サプリメントの漢方のようなニオイが体臭として出てきて不快だったので、食べるものを選べない飲み会などで飲むようにしていました。
一番悲しい気持ちになったのは、おやつです。私が世界で一番好きなロッテのチョコパイは絶対食べられませんでした。人生の楽しみがひとつ減ったと思いました。
それでも、おやつは食べたかったので、無塩のナッツばかり食べていました。アーモンド、クルミ、カシューナッツをローテーションで食べます。飽きたらチーズ、するめを食べていました。塩分摂りすぎかなぁ…と思ったら、またナッツを食べて…の繰り返し。食べてみるとおいしいのですが、やっぱりチョコパイが食べたい…チョコレートも食べたいし、スターバックスの甘いラテも飲みたい…これから一生、甘いものを安心して食べられないんだと思うと、さみしい気持ちになりました。
▼甘いものを食べない生活を1年くらい続けた結果
甘いものを食べても体調が悪くならなくなりました! サプリメントを飲まないで白米を食べても具合が悪くなりません。甘いものを食べない生活を1年くらい続けた結果、どうやら血糖値が急激に上がって、急激に下がるといったことが起こらなくなったみたいです。チョコパイを食べてもへっちゃらです。今の食生活はというと、朝食はBASE BREAD というパン、昼食はコンビニ弁当、夕食は鍋か野菜炒めかコンビニ弁当といったところです。一汁三菜揃った健康的な食生活とは言えませんが、我慢することなく、甘いものも楽しめています。
▼甘いもの断ちしていた当時はこんなものを食べていました
朝食
- 無糖ヨーグルト(どうしても我慢できないときはハチミツで甘さをプラス)
- 肉まん・・・血糖値が上がりにくいかといえば怪しいが、できるだけタンパク質を摂ろうと思った。
昼食
- その日食べられそうなパスタや丼もの
- お腹が減っていなくてもサラダは必須
おやつ
- 無塩ナッツ(アーモンド・クルミ・カシューナッツなど)
- チーズ、チータラ
- するめ
夕食
- コンビニ弁当の日はお腹が減っていなくてもサラダは必須
- 鍋
- 糖質ゼロ麺
- 十六穀米を混ぜて炊いた白米(最終的には無洗米の玄米にした)
- 糖質オフのカップスープ
- 納豆・・・胃が痛くならないし、タンパク質だし、おいしい。
糖尿病とまではいかないけれど、血糖値のコントロールがどうもできていないような気がするという悩みをお持ちの方がいれば、コンビニ弁当やでき合いのものでもなんとか乗り切れたぞ! 不摂生がたたって体がおかしくなってしまったけれど、甘いものも食べられるようになったから安心して! と伝えたいです。ただ、具合が悪かったら、病院に行って正しい診断を受けた方がもちろんいいです。
話は最初に戻りますが、適度に運動して、食生活を整えることが一番。これからも、無理せずできる範囲で気をつけていこうと思います。
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このブログを書いたスタッフ
経営企画
あさすけ
とてつもない悩み性であったが、この会社に入ってから「死なない! 大丈夫!」が合い言葉に。日々、色々な人に助けられながら元気に働いている。透き通った歌声の、トリニティの看板娘。
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